仮面ライダーセイバー【ネタバレ感想】第31章「信じる強さ、信じられる強さ。」#何回も見返した

以下、ネタバレありです、独自解釈による偏見の酷いものとなっております(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

キャスト

◇仮面ライダーセイバー:神山 飛羽真かみやま とうま)
◇須藤 芽依すどう めい
◇仮面ライダーブレイズ:新堂 倫太郎(しんどう りんたろう
◇仮面ライダーバスター:尾上おがみ りょう
◇仮面ライダーエスパーダ:富加宮 賢人ふかみや けんと
◇仮面ライダー剣斬:緋道 あかみち れん令和の蓮場合あり
◇仮面ライダースラッシュ:大秦寺 哲雄だいしんじ てつお
◇謎の男→仮面ライダー最光:ユーリ

◆元謎の衛兵改めマスターロゴス
◆仮面ライダーサーベラ:神代玲花
◆仮面ライダーデュランダル:神代凌牙(しんだい・りょうが)

□タッセル
□仮面ライダーカリバー&先代炎の剣士上條大地

●ストリウス
レジエル
●ズオス

凄いバトルシーンでした

神、という言い方があまり好きではありません。

「今回は神」とか、「神対応」といった表現をあまり好みません。人間としての素晴らしさを、安易に別次元の存在になぞるのはどうか、と思うからです。

そんなふうに考えるここで書いている者ですが、「いやぁ〜、今回は神回だ」と酒が入れば言うでしょう(笑)
当ブログへ訪れてしまった方は、以上のいい加減さのご承知を、何卒のほどよろしくお願い致します。

そんな軟弱極まる当ブログでありますが、一貫して主張してることは「作品は作り続けられこと」こと特撮作品においては、そう強く思っております。

どれほどテクノロジーが進んでも、感情を揺さぶることを目的としたエンタメ作品は、作る人間自身の技術もなければなりません。特に「特撮」を要するジャンルは、より製作スタッフに求められる「人間としての技術」を必要とすることが多いように思えます。

途絶えてしまえば、終わらないにしても停滞をする分野です。近年のウルトラシリーズが現在の撮影体制へ至るまで、どれほどの時間を要しているか。5年は続かなければ、といったインタビュー記事を目にしました。

もし東映の特撮を扱う現場が止めるまでいかなくても、大幅な縮小を強いられたら・・・現在、自分たちが当たり前のように見ている凄い特撮アクションをこなすスタッフの散開は、後に取り戻すまで時間がかかりそうです。

製作陣から現場の撮影班、合成班といった映像に残される部分だけでなく、それらを支える体制も整っていればこそです。

「変身!」のかけ声は、脚本には何度かあったそうですが、クライマックスのみとしたようです。
さすがの石田監督です。

この石田監督。役者に厳しいは、有名なお話しです。
けれども石田監督の厳しさのおかげとする役者は実に多い。綾野 剛の逸話などが、代表格でしょうか。

相手に嫌われたくなくて優しいではなく、相手を思うから厳しくなる。これは言うは優しいが、実践となると難しい。相手を思って厳しくとしたつもりが、実は単なる自己満に過ぎない場合もあります。

厳しさが、本当に相手のためになっているか。本当に相手のことを思ってなのか。

セイバーは撮影当初において、一部の役者における問題な態度がスッパ抜かれました。
個人的推量になりますが、これが石田監督の起用と無縁ではないように感じています。

けれども世に出る人というのは、常人では理解し難いトラウマか、道を踏み外れたかのような失敗を犯してしまうという面を少なからず持っているような気がします。
それを早い段階で克服するための経験をした方が、後々に良いように思われます。

成功だけで来た者が、大した躓きでもないのに傲慢さから自ら問題を大きくしていく例が山ほどあります。ゴシップ的なニュースなるもののほとんどが、それといっても過言ではないです。

今回は、主人公と第二ライダー、そしてヒロインのお話しです。

ズオスと真向かう、飛羽真倫太郎
2人が声を合わせて変身して、立ち向かっていく姿は、まさしく伝説級の「ダブルライダー」長回しに変幻に移動するカメラワークに、絶妙の合成。

セイバー&ブレイズズオスにおけるバトル開始からの一連シーンは、凄いとしか言いようがない。

これは撮影機材の進化もありますが、それを扱い見事までに仕上げられる演出プランを持っているスタッフがいてこそです。
技術を使いこなせる技術を持った人間がいるから生まれる感動です。

高揚しっ放しのシーンがいきなり出てくるから、特撮はやめられない、となるわけです。

番組当初のゴシップに、一体どうなるのやらと思っていたキャストたちでしたが、熱演が画面からほとばしってくるようです。
良い演技を、飛羽真倫太郎、そして芽依もしております。

1人でも多くの良い役者を輩出していく、という観点からも特撮番組は続けられていって欲しい。そう思っています。

ピンバッジ

芽依に関して、ずっと言っておりますが不幸なキャラです。けれども今回でようやく報われたかもしれません。

芽依にギャグを背負わせるならば、徹底してカリカチュアで表現するくらいの気概が必要だった気がします。
それがヒロインという立場もあるせいか、観ている側からすると、テンションばかりが先走りスベってばかりな気がしてなりません。

笑いを取りたいではなく、緊張感の中にふと笑みをもたらすような明るいキャラくらいで、止めていられたら。変に気負わさせているみたいで、気の毒に感じておりました。

メギドに取り憑かれた芽依は、シリアス続きです。可哀想なほど弱った顔が、演じる女優が演技を身に付けていることが分かります。

もうダメか、と思わせる迫真性ある芽依の表情だからこそ、飛羽真倫太郎の呼びかけるシーンが、ぐっときます。

ついにメギドから分離に成功した後に見せた芽依の、いつものコミカルさが可笑しいです。
ギャグはギャグだけでは、成立しないのです。

けれども今回の1番に笑えたシーンといえば、芽依が最後にノーザンベースに居合わせる者たちへ、ピンバッジを配るところでした。

当人たちをイラスト化したピンバッジ。

なんだか哲雄の描かれ方が酷い、それを見ている当人の声も出ない表情がまた笑える。
サウザンベースに監禁されても表情一切変えなかったソフィアが、微妙な顔つきをしてます。

芽依って、オソロシイ!と、いうことで、ヒロインの存在が確かなものとなりつつあることを素直に喜びたいです。

それにしてもピンバッジ。商品化へ至るのでしょうか。
はっきり申して、個人的にはいらないものばかりですが(笑)哲雄だけは何がなんでも手に入れたい気にさせてきます。

恐るべし、仮面ライダーセイバーという作品です。

【次回】僕の想い、結晶となりて。

今回は、倫太郎の裸が見られました。もちろん下は履いております。

今回、ズオスのアフレコに挑むに当たり、演じている才川 コージは裸になっておりました。やはり名シーンは隠れた裏側の努力があります。素敵な撮影ウラ話です。

頑張ってくれて嬉しい、と思いながら、半裸のコージには吹き出してしまいました。

敵味方関係なく、素晴らしいキャスト陣です。

飛羽真倫太郎の生身のアクションも盛りだくさんでした。
それになんと言っても、ライダータブルキック!ここぞ、というタイミングでした。我が心を燃やしてくれます。

けれども芽依が落とした鍵を、ストリウスが拾います。レジエルは助けてあげませんでしたが、ピンチのズオスは連れて逃げてあげます。

そのストリウスマスターロゴスは繋がっている様子。

消えたタッセルの肩に止まっていた小鳥から何か聞いたようなユーリエックスソードマンへ変身。

そして飛羽真倫太郎、そして芽依が心通わせている姿に「また知らない未来」と呟く賢人

次回はどうなるんだい?といった要素が満載です。

次回、第32章「僕の想い、結晶となりて。」。
ここに来て初参加となった脚本家「内田 裕基うちだ ひろき)」注目してます。
なぜならまだ20代という、脚本家としては若手だけでなく、ウルトラマン好きが高じて、この道に踏み込んだ強者です。
GARO -VERSUS ROAD-』も担当していれば、個人的にもますます応援です。

しかもこれを監督するのが、杉原輝昭ときては期待です。

もしかして近しい将来、東映を担う脚本・監督コンビになるかもしれない、ならないかもしれない(笑)
だからこそ注目せずにはいられない次回であります。