機界戦隊ゼンカイジャー 第7カイ【ネタバレ感想】魔界の王子は気がみじかい!

以下、ネタバレありの感想となります。独自解釈による偏見もございます。どうか、ご了承のほどを宜しくお願い致します。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

王子は美少年

綺麗な男の子。
形容としてそれしか浮かばないほどの美少年は、前回にちらりと出たステイシーです。

軍隊長の息子でありながら、なぜ王子?と思いましたが、よくよく考えてみれば、これほど王子の冠が相応しい男子もそうそういない。

中性がかった気品あるルックスに、ちょいワガママそうで意地っ張り。これこそ「王子さま」です。

特撮界隈で中性がかったルックスで思い出されるのは、仮面ライダージオウで「タイムジャッカーという映画出演が叶わなかった敵キャラ」のうちの1人であるウールを思い出します。

ウールも中性的な美少年でした。
ステイシーはそんなウールを彷彿される・・・まではなりません。

と、いうか、ステイシーには同じ道を辿らないことを祈ります。

だって、ウールって悲惨なんだもん!という理由からです。
同じタイムジャッカーのリーダー格であるスウォルツには散々利用された挙句に、結局は命を狙われます。共に逃げていた仲間のオーラに裏切られて絶命です。

ステイシーと較べて気品も何もあったもんじゃない、ただ犬コロのように打ち捨てられるだけの美少年が気の毒でした。

しかもせっかく書き換えられた世界線では穏やかな男子高校生と思いきや、オーラにまた顎で使われているような始末です。

どこの世界でもウールウールです。愛すべきキャラであります。

ただ身近な者には、ウールな人生はあまり送ってもらいたくない(笑)

ステイシーウールと違って、変身できる点が少し安心材料か。

しかしながら、人間とキカイノイドのハーフというニュアンスを漂わせております。

お母さまはさぞかし美人だったと思いたいところです。
しかし両親ではなく祖父母といった隔世遺伝の場合もありますし、どういった母方の家系か?変なところが気になってきております。

父親は、トジテンドの幹部で軍隊長。似ても似つかないキカイノイド。その名はバラシタラですが、本当の父ちゃんなのか、疑いたいところです。

しかもステイシーへ暗黒ギアを手渡しのは、ハーフの特性から実験対象として都合がいい、とする開発者のイジルデの発言を受けて、大いに賛同といったバラシタラであります。

非情な父親なのか、それとも実は親子でなかったとか。

ただ人間とキカイノイドにおける男女関係は、駄菓子カフェ「カラフル」に訪れていたカップルに、通常の出来事として起こり得ているようです。

カラフルに訪れていたカップルは女性が人間で、男性がキカイノイドでありました。

注目したいのは、この逆。つまり人間の男性は、どんなキカイノイドの女性を連れ立っているのか、見てみたい。

異性を目で見て楽しみ傾向が強いとされる男に属する自分であれば、とても気になって仕方がありません(笑)

少し怖いくらい

イジルデゼンカイジャーを参考にして生み出したとされる暗黒ギア。使用するステイシーが次々と手先として繰り出してくるのが、歴代のスーパー戦隊ときます。

初めにゴレンジャーが召喚された時は、まだ余裕があります。

次々にボウケンジャーときて、マジレンジャーまで参戦となれば乱戦です。レジェンド相手にゼンカイジャーの面々が優位に立てるはずもなく、ガオーンの人間好きから生まれたためらいのせいで、大ピンチです。

けれどもそこはゼンカイジャーも歴代レジェンドのお力をお借りできます。というより、ゼンカイギアの方が元でありました。 
カクレンジャーのお力で、なんとかその場から撤退します。

敵も味方も使用する、スーパー戦隊の力。
あっという間に、全て出尽くしそうな勢いです。

手先とはいえ、次々にスーパー戦隊を襲うスーパー戦隊の図は見ているうちに、ちょっと恐ろしくなってきます。

正義と信じた力が翻っていく。
強大な力を所持する危うさを示唆されているようだ、と深刻に考えたがるヲタがここにいます。
ブログを書くようになってから、どうも劇中の解釈を大きくしたがる傾向へ陥っています。

この頃は、少し自重したほうがいいかもしれません。

単純に悪用されただけでいいような気がしてならない、少し冷静になった今現在です(笑)

それにしても暗黒ギアの生み出す力が凄まじいです。
巨大ロボまで、次々に生み出します。

観てる側としては、戦隊メンバーが搭乗していない戦隊ロボなど蹴散らせるはずだ、と思えたのも最初のニセロボ4体の時だけ。
その後に、ずらりと並んだ歴代の戦隊ロボを召喚すれば、テレビとは思えない豪華さに、ゼンカイジャーのピンチも気にならない始末です。

なんだかやたら美術なり特撮なり、豪奢な作りな感じがする今回のスーパー戦隊作品であります。

ところで巨大化したジュランたちゼンカイジャーのキカイノイドメンバーがさらに巨大化を目論んだら、スーパー戦隊名物の巨大バズーカーを召喚となってしまったくだり。
こういった部分に、スーパー戦隊ならではの楽しさを感じ入っております。

【次回】ドアtoドアで別世界?!

今回、ガオーンの人間に対する偏愛は、単なる趣向に止まらない、優しい心ゆえとするところまで踏み込んでおりました。
そこから発したミスから、キカイノイドである他のメンバーとの間柄が一歩前進に至るまでを、さらりと描かれております。

そんなガオーンと共に、敵が人間ならばどうするか?と一緒に悩んだ主人公の介人。やりたいこと、やらねばならないことを自覚して心を決める流れに、当作品の質の高さを感じせます。

ぎゅっと詰めた内容の展開が上手と評したい。ぼんやりしていると、理解足らずが生まれてしまうのではないか、と怯えてしまうほどです(笑)

実に多くのテーマをこなしている根本は脚本にあるはずで、香村 純子(こうむら じゅんこ)は、すげぇーな!となっております。

次回は、第8カイ「ドアtoドアで別世界?!」。
新たな人間キャラとしてステイシーが登場したと思ったら、また新たな人間キャラが予告で登場しております。
追加戦士?でもまだ「第8回」なんですが。突っ走ってきてます、ゼンカイジャー!これからもドタバタコメディの合間に見せてくるシリアスを、どう展開してくるでしょう。

次回も刮目しての待ちであります。