機界戦隊ゼンカイジャー第5カイ【ネタバレ感想】握り握られスシ大会!#バカバカしさと、ほんのりとした真面目さ

以下、ネタバレありです、独自解釈による偏見の酷いものとなっております(笑)どうか、ご了承ください。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

夫婦についての、もし?

前回の引きが、郁恵ちゃんもといヤツデの子供であり、介人の両親である五色田夫妻が、敵地のいずれかにいるかもしれない!といった感じでした。

新たにゼンカイジャーのメンバーとなったブルーンからもたらされた情報は、衝撃的なものです。

ここまで悩みと無縁な感じだった介人が寝つけない。眠れないまま、階下へいけば祖母のヤツデも同様だった。

実は、五色田夫妻は視聴者にとって謎を抱えた人物です。
ゴレンジャーの主題歌を歌っていたアニソン界のレジェンド2名から、まんまいただいた名前「美都子介人の思い出の中では、優しくていい両親です。

ただ「美都子」は、夫婦揃っての研究者。ゼンカイジャーへ変身できる装置を開発し、秘密基地まで用意している。

トジテンドの襲撃を予期して準備していたか?
敵味方共通のアイテムが、意味することは?
開発は、いかようにして行われたか?
それはトジテンドの協力があった、もしくはさせられた?

為人は良心的であっても、マッドサイエンティストの気質を強く持っているかもしれない。

ヤツデの血を分けた子供は、息子のとするには「たぶん」からまだ出ない。
どちらが実の子など大した問題ではないかもしれないが、ヤツデの旦那、介人のお祖父さんに当たる方は、どんな人物だったのか?

五色田夫妻の平行社会の研究は、誰かの影響があるかもしれません。

介人が両親の行方を求めて、敵の幹部バラシタラに組みついてドジテンドへ向かおうとします。
しかしながら突入口で、あっさり介人だけ弾き飛ばされてしまう。

それはバラシタラの能力なのか、それとも人間では行けない場所だとしたら、五色田夫妻はどうやっていったのか?

五色田夫妻の研究成果は、いかほどだったのか?
もしかしてトジデントに世界を閉じる力をもたらしたのではないか?

行方不明の両親を想う主人公のシリアスさに呑まれて、???と、いろいろ考察というより想像してしまった今回です。

これぞ、スーパー戦隊

今回の怪人は、スシワルド
握りと巻きの腕を、人間にも及ぼします。けれども寿司に対するこだわりは持っているらしく、上質な酢飯には誘き寄せられてくるほどです。

いちおう寿司職人たる本質は持っている怪人でした。
もしかして庶民層のキカイノイドとして人間界へやってきていたら、評判の寿司職人として店に立っていたかもしれません。

運命とは、かくて数奇なものであります。

庶民といえば、主人公たちの店舗兼住居の駄菓子カフェ「カラフル」秘密基地もまた兼ねています。

ゼンカイジャーのメンバーに加わったキカイノイドたちの同居は分かっていたことです。

ただここで書いている者が勝手、秘密基地のほうにキカイノイドに寝起きしているもの、と思い込んでおりました。

介人の部屋に、ジュランガオーンブルーンまで雑魚寝している状況に意表を突かれます。
ちなみに今回で描写はありませんでしたが、どうやらマジーヌヤツデと一緒の部屋である模様です。

最後には、全員で揃ってのお食事シーン。
今作品は着ぐるみが占めるメンバー構成ゆえに、家庭的シーンは抑えても多くはならない、と大人目線で考えておりました。

けっこう驚かされています。

姿形が違う人種が、寄り添うようにして共に生活を送っていく。簡単なようで実に難しい、でもだからこそ不変の暖かさを感じさせます。

「1人でやらず、ちゃんと(俺たちを)巻き込めよ」

両親の行方に気を取られて注意散漫な自分を諫める介人に、ジュランが送る言葉に説得力を感じるのは、日常生活がしっかり描かれているからでしょう。
ここで交わされていた介人ジュランの会話は、なかなか粋でした。一歩間違えれば、なにカッコつけてんだ!みたいなセリフが、すんなりです。

そしてキカイノイドの庶民とは、両親の顔など知らないが当たり前の、スラムに近い状況なのかな、とも考えます。

コメディ風味のハードな世界観にある作品なのかもしれません。そうなると、個人的には大好物となります。応援せざる得ません(笑)

コメディといえば、介人ジュランが海苔にみたいなものに巻かれたまま転がっていって、運良く軽トラの荷台に載って、風船に引っかかって、他のメンバーが苦戦する場所へ辿り着く、とする一連のシーンがありました。

ターゲット層が児童であったとしても、他のヒーロー作品ではなかなか勇気がいる、ベタなバカバカしさです。
スーパー戦隊だからこそ可能とするシチュエーションな気がします。

明らかな変革を見せながらも、スーパー戦隊シリーズだからこそ可能とする雰囲気は守り続けられているような気がします。

ついバカにしがちだった第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』の野球仮面が、いかに偉大であったか!バカバカしさを許容できるシリーズへ昇華させた功績を、ここに来て改めて感じます。

感じさせる『機界戦隊ゼンカイジャー』も素晴らしい、というオチです(笑)

【次回】不快不可解ゴミあつかい!

今回、力を拝借した先輩は、シシレッドリュソウレッド。戦隊というより、個人の力をお借りしました、といった感じです。窮地を脱す機会を得、敵撃滅への重要な一撃を与えました。

毎回、過去の戦隊を取り込まなければならないのは大変でしょう。

ここまで全話の脚本を担当している「香村純子」すげぇ〜となっています。でもまぁ凄いのは、以前から知ってはおりましたが(笑)

次回、第6カイ「不快不可解ゴミあつかい!」。
予告を観る限り、ヒーローらしからぬトリッキーな格好が目に付きます。
ゴミ掃討大作戦みたいな感じでしょうか。このシリーズだからこそ出来る明るさに、大人視聴者に想像を喚起させてくる部分も期待して待ってます。