仮面ライダーセイバー【ネタバレ感想】第28章「記す過去、描く未来。」#タッセルなし#テコ入れ?
以下、ネタバレありです、独自解釈による偏見の酷いものとなっております(笑)どうか、ご了承ください。製作者などの敬称も略とさせていただきます。
キャスト
◇仮面ライダーセイバー:神山 飛羽真(かみやま とうま)
◇須藤 芽依(すどう めい)
◇仮面ライダーブレイズ:新堂 倫太郎(しんどう りんたろう)
◇仮面ライダーバスター:尾上 亮(おがみ りょう)
◇仮面ライダーエスパーダ:富加宮 賢人(ふかみや けんと)
◇仮面ライダー剣斬:緋道 蓮(あかみち れん)*令和の蓮場合あり
◇仮面ライダースラッシュ:大秦寺 哲雄(だいしんじ てつお)
◇謎の男→仮面ライダー最光:ユーリ
◆元謎の衛兵改めマスターロゴス
◆仮面ライダーサーベラ:神代玲花
◆仮面ライダーデュランダル:神代凌牙(しんだい・りょうが)
□タッセル
□仮面ライダーカリバー&先代炎の剣士上條大地
●ストリウス
●レジエル
●ズオス
いないです
レギュラー陣において最初の脱落となったレジエル。
爆死していくなか、かつての心を取り戻したかのような笑顔が爽やかです。昔はいいヤツだったんだようなぁ〜、という感じでしょうか。現実でも、よくあるパターンです(笑)。
なんだか、少し可哀想にもなってきました。
レギュラー脱落といえば、個人的に真っ先に浮かぶは「先代 炎の剣士」上條大地。先代のカリバーではなく、ここは敢えて炎の剣士とするは、発売されるBDコレクションのボーナスディスクだけ欲しいという想いを込めてます。
良くないファンの呟きとなっております(笑)。
もっとも上條の脱落は既定路線でしょう。仕方がないし、こうしてスピンオフが後に製作されます。出番あり、と言えます。
レジエルは、もしかして最後の方で奇跡の復活なんてあるか?けれど、跡を濁さず退場である可能性が高い。
当初から決まっていた消え方であったのかさえ、怪しむ気になっています。
坂本浩一が演出する回です。後半に突入すれば、素顔の戦士が身体を張るシーンが増えることを楽しみに待つ昨今です。
さぁ、ガシガシいくか!と思いきや、なんだか前半のノーザンベースで過去を振り返るような剣士たちの談義です。
BDコレクションの販促で、ボーナスディスクをフィーチャーしたいんだな、と考えます。
賢人の父さんを演じた唐橋充も、喧伝されたわりには大した登場しなかった気がします(あくまで個人的主観です)。
しかしながら剣士たち同士のお話しが、昔話しより世界設定へ踏み込んだ内容へ変わっていきます。
錯綜する争いの根源は「全知全能の書」を復元し手にいれたいとすること。ワンダーライドブックは「全知全能の書」の一部ゆえに、復元に欠かせない代物として収集しているみたいです。
この頃は、ワンダーワールドを認知した人間からワンダーライドブックの代わりとなるアルターライドブック作成に利用できることが判明です。
どうやら芽依にもワンダーワールドが見えてしまった今回です。
どの辺りで襲撃を受けるか?
芽依のピンチには、飛羽真らではなく、倫太郎が向かっていって欲しい。実際これから、そうしたエピソードがくるのではないか。次回予告に、期待を寄せています。
芽依よ、一刻でも早く襲撃されろ!というわけです(笑)。
それにしても出だしが、飛羽真のおさらいみたいな部分もあり、コロナ禍によって撮影が滞った?なんて思ったりします。
それともいろいろな事情で、はっきり申せば作品の不振でテコ入れがあったか?と考えたりします。
タッセルは作品と常に共にあるストーリーテラーとはならなかった、となった今回です。
何かしら手を打たなければならない状況へ陥っているのかもしれません。
もっとも不振に開き直って製作されたほうが、作品としては面白くなったりします。実は完成度が不安定なほうが、印象に残ったり思い入れが深くなったりするから、人の心とは難しい限りです。
全体を通して良かったが、ラストがイマイチ!と、観続けるのがしんどかったが、最後は感動した!というパターンだったら、どちらがいいか。
人それぞれである、と投げっ放しの結論で締めさせていただきます。
二刀流だった
衛兵として身分を偽って登場したマスターロゴス。
謎めいていたのは束の間、はっきり悪の首領といった趣きとなりました。
飛羽真の役目は終わった、消せ!(劇中はもっと品があるセリフです)てなもんです。
圧倒的なラスボス感で終わるか、それとも小物ぶりをさらす悪党面を見せてくるか。どちらにしろ、演技力を必要とします。悪役をタイトに演じられる俳優さんこそ、大人になると好感を持つようになります。
シンケンゴールドで知った相馬圭佑が、十数年を経て見せる悪役の貫禄を楽しみにしています。
そしてサウザンベースにも何人かいるはずだ!と思っていた剣士=ライダーが登場です。
その設定が「粛清しますお姉さん」玲花の兄様です。
兄妹で仮面ライダー。期待したいところです。
まさに美しき仮面の戦士「仮面ライダーサーベラ」出番がございません。新規で登場したにも関わらず、推してくれていない展開です。
しかも、そこに兄が登場して活躍しだすと……扱いが不憫になるかもしれない、と今から心配しています(笑)。
もっとも玲花より扱いの悪い先輩ライダーが存在しています。
仮面ライダー剣斬などは、筆頭に挙げられるかもしれません。
ただでさえ出番が少ないところへ、ようやく賢人と合流イベントが発生したと思ったら、ぎったんぎったんにやられてしまう不幸さです。
風の力を利用して、なおかつ二刀流!
個人的には好みに合致する設定ではありますが、活躍が、出番が少ない。
令和の蓮くんは、ちょっと可哀想なくらい。
しかしながら今回の蓮くん。
ぼろぼろになって悲痛な姿は、まさに熱演でした。演じる富樫 慧士(とがし えいじ)には、今後の俳優人生に期待したくなります。
純真なヒーロー役から、時を経て悪役だって見事に演じきってしまう。いつかそんな日が来るまで、ここで書いている者が生きているか分かりませんが(笑)、新人だらけの特撮番組を観る楽しみの1つであります。
令和の蓮くんと呼んでいたことが懐かしくなるほどの活躍・・・の前に、仮面ライダー剣斬が勇躍するシーンを心待ちにしています。
【次回】その時、剣士が動いた。
セイバーにおけるラスボスは、いったい誰になるのか?
この点も、今後の楽しみとしているところです。
久々にデザストも姿を現しました。
物陰からこっそりライダー同士の戦いを見守るだけではありましたが。
そんなデザストは扱い難いからいらねー、とするストリウスは新たな混合種であり極上と言わしめるほどの「カリュブディス」なるメギドが登場です。
ずいぶん無邪気な様相に、これが最終的な強敵になるかも?と予想して楽しんでおります。
次回は、第29章「その時、剣士が動いた。」。
遂に、倫太郎の物語りが動き出す!!!
たった今、蓮くんの活躍を祈るようなこと言った舌の根も乾かぬうちにです。
やっぱり、倫太郎だよね。倫太郎の活躍するエピソードこそ待っていたんだよ!です。
次回は見逃せない、というか見逃したことはないけれど、いつもより楽しみしているみたいです。