祝!五十嵐隼士が本格始動だから【春に観よう ウルトラセレクション】『ウルトラマンメビウス』 第41話「思い出の先生」#京子先生・ノンちゃんの写真集が出ます、マジか(笑)

以下、ネタバレありです、独自解釈による偏見の酷いものとなっております(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

最終回を見終える

『ウルトラマン80』が、円谷公式YouYubeチャンネルで配信されております(令和3年3月時点)。

久しぶりに全話を見返した感想は、初めて観た当時とあまり変わりませんでした。

強烈な印象は、教師編。これが全てとする『ウルトラマン80』の評価が変わることがありませんでした。
ただし教師編の終了当初は、まだ面白く観れています。けれども段々力が抜けていくといいますか、再見においても後半に至れば惰性感の視聴が避けられません。
楽しみにしていた最終章の「ユリアン編」も、むしろ初めて観た時のほうが良い印象を持ったほどです。

それでも、最終回は心にきます。
怪獣は、当時の防衛組織「UGM」の力だけで倒す。
それはウルトラマン80が地球で戦い続けたことで傷ついた身を案じ、またユリアンがやってきた目的を知ることで、事情を鑑みた隊長が決意した結果です。

ウルトラシリーズの確かさには、隊長のキャスティングがあります。各作品ごとに個性が違えど、必ずといっていいほど支柱たる役割りを果たせるだけの実力俳優が担います。

ウルトラマン80の隊長は、オオヤマ一樹。劇中では「キャップ」と呼ばれるその役を演じるは、中山 仁(なかやま じん)。低い声で話す言葉には説得力があり、まさに頭の切れる硬派な隊長像そのものでした。
内面の優しさを表へ出すことは苦手そうで、普段は厳しさが目立つ姿勢は現代では受け入れ難いとしても、個人的にはカッコいい。むしろ現代こそオオヤマキャップみたいな人物が必要じゃないか、なんて考えたりします。

鈍感なイイ人は悪人以上の行動を、どんなきっかけで仕出かすかわかりません。

芯がある隊長がいてこそ、異星からやってきた孤独な身でも折れることなく死闘へ投じ続けられる。
そんな感想を抱かせる『ウルトラマン80』ネット配信による最終回でした。なんだかんだ1年間も観続けると感慨深いです。

ウルトラマンなしで繰り広げられる、怪獣と防衛軍メカだけによる攻防も描いた特撮も見応えがありました。

しかしそんな最終回。内容も、映像においても硬質であったにも関わらずです。
サブタイトルが「あっ! キリンも象も氷になった!!」。
さすがに、これはないだろう、と言いたい。まったく誰が提案で、誰が許可を下したのか。
円谷英二在命中から参加したスタッフがまだいる現場が、良しなんてするとは考え難い。

志しを失った者が、いかに混じっていたか。証明する一つの事例と捉えたくなります。

それでも『ウルトラマン80』として完遂してくれたには感謝したい。全くなかったかのように終了した教師編ですが、後のウルトラマンメビウス「思い出の先生」の大感動に繋がったわけで・・・やはり素直に感謝は無理です(笑)

しかし現在の円谷が『ウルトラマン80』最終回の次に、ウルトラマンメビウス「思い出の先生」を配信に持ってくるとは憎い限りではあります。

しかも配信が開始された当日に、見逃せないツイートが上がっておりました。

令和3年3月17日

騎士竜戦隊リュウソウジャー』の生真面目さがお茶目に繋がるお兄ちゃんリュウソウブラックを演じていた岸田 タツヤきしだ タツヤ)が、『遠山の金さん』の舞台に立つそうです。

岸田タツヤは俳優しています、頑張っております。『魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー』楽しみに待ってます!

その『遠山の金さん』主演は、女にだらしがないゲス俳優として一時期売り出していた仁科 克基(にしな まさき)ウルトラマンメビウス』では「アイハラ・リュウ」という、重要な役をやっておりました。

やっておりましたが、個人的にはそれほどの適役でもなかったなといった印象です。それは後のスキャンダルと関係なく、『ウルトラマンメビウス』リアルタイムで観ていた当時から抱いていた印象です。

ウルトラマンメビウス』のキャストで存在感がピカイチだったのは、なんといっても「サコミズ隊長」です。
のほほんとした親しみやすさで相手の懐に飛び込んでは、深い含蓄を含んだアドバイスを送る、これこそ時代を選ばない理想の上司像でありました。

個人的において、これだけ魅力ある隊長が揃う中でも「歴代一」としたいサコミズ隊長です。

だから演じていた俳優さんの訃報には、ショックでした。現在でも惜しいと思う名優でした。

「思い出の先生」は隊員たちが、正体はメビウスと知ったうえでヒビノ・ミライを防衛組織「GUYS」の一員として受け入れている時期です。

かつて『ウルトラマン80』教師編の舞台であった桜ヶ岡中学校が統廃合で閉校になります。
ウルトラマン80矢的 猛(やまと たけし)として教えていた、すっかり大人になった生徒たちが、最後だからと同窓会を開く打ち合わせている場へ、ミライは運悪く(笑)出くわしてしまいます。

ミライとして地球で過ごすメビウスは、地球にやってきた歴代のウルトラマンと較べて未熟感が強いです。けれどもそれはピンチを招くものであっても、むしろ尊重したい純粋さを備えさせます。

矢的 猛のかつての教え子たちの中で教師の道へ進んだ塚本によって広がってゆく「先生がウルトラマン80」説。だからというわけなのか、ミライは同窓会に出席するよう頼むが、逆に80から出席できないことを謝って欲しいと託されてしまう始末です。

ミライにはちっとも問題はないにも関わらず、我が事のように悩みます。

ミライというメビウスは、歴代のウルトラマンとはまた違った好感度を上げていきます。

同時に80が地球防衛のためとはいえ、突然と生徒たちの前から消えたことに深い負い目を抱いている感じがしてなりません。
『ウルトラマン80』という作品が視聴者に行ったことに重ねるような演出です。

すっかり落ち込んでいるミライに、サコミズ隊長がいつもの気さくさな笑顔で相談に乗ってあげています。
そこで送るアドバイスが素晴らしすぎて、後の大感動に大きな一役を買います。

「人間って、面倒くさい生き物なんだ」「でもね、時がくればそれが思い出というものに変わる」「その思い出が何もないことが、一番人間にとって悲しいことかな」

改めて思うことは、これだけ素晴らしいことを提供させていても、自分も含めて視聴者側が受け止めきれているのか。アクセサリーとまでは行かなくても、本質を見極めらないまま己れのステイタス程度にしか作品を捉えていないのではないか。

体調不良の際は、そんな悲観的な考え方が巡っております(笑)

80は「マイナスエネルギー専門研究員」たる側面も持っています。

思い出深い、そしてかつての教え子たちが同窓会を開いている学校へ、マイナスエネルギーによって生み出された怪獣が登場した時、

80の心持ちはどうだっただろう?

テレビ番組の尺などという小賢しい解釈を捨てである。
登場の早さからして、同窓会を気にかけていたに違いない。

「マイナスエネルギーよって出現した怪獣ならば私が倒す」とメビウスに説明する80は、どう考えても照れ隠しではないか。つい先に地球へやってきた時、追ってきた怪獣「ロベルガー二世」は新種の円盤生物でマイナスエネルギーとは何も関係ない。

もしかして桜ヶ岡中学校の閉校は既に聞き及んでいており、地球が、かつての教え子たちが気になって仕方がない状態にあったのかもしれない。

「先生!」と呼ばれて、思わずといった感じで顔を向けてしまった80。最後に矢的 猛として現れては、

「感謝しているのは私のほうだ」「彼らと共にすごした時間は、私にとってもかけがえのない思い出だからな」「私は自分の言葉で謝ってみるよ」

矢的先生は、いつまでも僕らの先生だった。再会において、なおいっそう胸打つ行動を取る先生に『ウルトラマン80』という作品へ出会え、本当に良かったと思わせてくれます。

正規の放送枠だけでは微妙であったものの、メビウスによって時を経た最終回が製作されたことで、特別な作品となりました。

特撮好きと公言しながらも、実は感動で泣かされるようになったのは2010年代に入ってから・・・ではなく、2007年において号泣させられていたのでした。

そんな「80回」でしたが、感動を醒まさないメビウスのレギュラー出演者です。

「思い出って、本当に大切なものなんですね」

真っ直ぐに語られるエピソードを締めるセリフは、ミライだからこそ胸にきます。

そのミライを演じていた五十嵐 隼士(いがらし しゅんじ)が、2013年の芸能界引退の報には少なからず驚き、残念に思ったものです。

ところがリュウソウブラック絡みでチェックしていた岸田タツヤ関連から、五十嵐 隼士が引っかかってきます。

五十嵐 隼士自身のツイートではっきり『遠山の金さん』の舞台で俳優業へ復帰が上げられました。
それがウルトラマンメビウス「思い出の先生」配信開始の同日だったことは、五十嵐 隼士が狙ってやったとしても、素晴らしい偶然として片付けたいです(笑)

いろいろと復活?

ゲスなヤツとして一時期はバラエティ番組に出まくりだったみたいな仁科 克基(にしな まさき)には、ヒーロー番組に出ていたんだから変なことであまり賑わせないでくれよ、と思う日々もありました。

もっとも現在となれば、芸能界で生き残るために何でもやってやる!といった、がむしゃらな面があったかもしれません。父親である松方弘樹に良い感情は持っていなかったようですが、その父親の代表的な役柄であった『遠山の金さん』を引き継いでいます。

そしてその舞台で『ウルトラマンメビウス』で縁を持った五十嵐 隼士を、俳優復帰の舞台を用意する。

もう私生活などどうでもいい、よくやったぞ、仁科 克基です。

先だってまで配信されていた『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』に登場したメビウスはセリフは声優が当てておりましたが、かけ声などはオリジナル音声が使用されています。五十嵐 隼士の声であります。

ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』は、続編の製作が決定しています。
その続編でメビウスの登場は、あるか?
五十嵐 隼士は引退前において、メビウス役は渡したくないとインタビューで答えています。実際に、放送終了後も続くスピンオフに客演といった全てに出演していました。

ウルトラマンメビウスが、オリジナルによる再登場となるか。まさしく完全復活となるか。

ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』のシーズン2(で、いいのかな?)を心待ちにしているところへ、また大きな気がかりが生まれてました。これが楽しみに変わることを祈っています。
頼んだぞ、円谷!といった感じです(笑)

そしてこのまま一気にウルトラマンメビウスで締めたいところでしたが・・・。

発見してしまった!!!

『ウルトラマン80 相原京子 / ノンちゃん写真集』

1980年製作の、しかもワンクールに満たない教師編のヒロインを特集した写真集が、2021年に出版されます。
昭和から平成を飛び越えて、令和です。

すごいです、誰が企画したんでしょうか。けれども気持ちは分かります。

個人的には、京子先生でしたが、それもノンちゃんがいてこそという一面は確かにあります。

後に女優として成功する石田えり演じるエミ隊員や、ユリアンである星涼子は、申し訳ございませんが眼中なしです。

京子先生なんて、その後どうなってしまったのか。演じていた浅野 真弓(あさの まゆみ)を調べたら、柳ジョージの奥さんになっていたことを知った時は驚いたものです。

思い立って調べた当時、柳ジョージを聴き出していたタイミングと合致したため、運命を感じたものです(笑)

そして今回の出版に際して、在命中の2人でありますから、許可なしではあり得ません。
京子先生の方は、もう旦那は亡くなってしまいましたが、まだまだお元気でいることが確認できました。

ノンちゃんの方も、志垣太郎の奥さんをずっとしています。

2人とも旦那が芸能人なので、苦労もあったでしょう。
ただ夫婦関係において、世間を賑わすことはなかったことは良かったです。
というより、アイハラ・リョウ役の仁科が、特別すぎる。今後は五十嵐 隼士の俳優へ復活ロードに力を尽くせ!であります(笑)