仮面ライダーセイバー【ネタバレ感想】第25章「煙をまといし、真紅の刺客。」#友情はいい#賢人、復活?

以下、ネタバレありです、独自解釈による偏見の酷いものとなっております(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

キャスト

◇仮面ライダーセイバー:神山 飛羽真かみやま とうま)
◇須藤 芽依すどう めい
◇仮面ライダーブレイズ:新堂 倫太郎(しんどう りんたろう
◇仮面ライダーバスター:尾上おがみ りょう
◇仮面ライダーエスパーダ:富加宮 賢人ふかみや けんと
◇仮面ライダー剣斬:緋道 あかみち れん令和の蓮場合あり
◇仮面ライダースラッシュ:大秦寺 哲雄だいしんじ てつお
◇謎の男→仮面ライダー最光:ユーリ

◆元謎の衛兵改めマスターロゴス
◆仮面ライダーサーベラ:神代玲花
◆仮面ライダーデュランダル:神代凌牙(しんだい・りょうが)

□タッセル
□仮面ライダーカリバー&先代炎の剣士上條大地

●ストリウス
●レジエル
●ズオス

倫太郎が出てくると違う

ヒーローものは、人数が増える分だけ扱いが大変になりそうです。

デザインし、スーツアクターを選定して、造形する、といった手間暇です。何人もの手が加わってようやく出来上がるヒーロー!そこには商品として売る、とする製作し続けるために必須な命題も抱えています。

ずらりヒーローが揃うことを前提にした「スーパー戦隊」は、こうした条件を簡単にクリアできる秀逸なフォーマットです。
当時、そこまで考えていたか分かりませんが(考えていたかもしれません)、多数のヒーローを出せる前提は構成上において助かる一面があります。

30分のテレビ放送枠。実際には23分くらいの時間枠に、見せ場を含めたストーリーを押し込めなければなりません。

仮面ライダーは、単独のヒーローが集ってくる形です。
全員が揃うには、それなりの過程を必要とします。そこが魅力でもありますが、どうしても人数が増えた分、ワリを喰う感じになる事態は発生します。

せっかく登場させたけれど、活躍させてあげられない。
悩ましいところです。

第二ライダーである仮面ライダーブレイズである倫太郎
ホモサピエンスのフレーズを引っ提げて、生真面目ゆえのお惚けぶりが好評なわりには、出番が少ない感じは否めません。

もっとも次々に登場してくるライダーたちもまた、それぞれに魅力を発揮してくれば、致しかないことなのかもしれません。

仮面ライダーセイバーという作品は、主人公以外は登場場面の稀少性を楽しむ作風なのだ、と解釈します。

と、言いながら今回を見たら、やっぱり倫太郎を出せ!となりました(笑)

ついにマスターロゴスへ疑問を口にするまでになった倫太郎です。

少し先走ったネタバレしますが、謎の衛兵がマスターロゴスだろうとする予想を立てる方は多かったはずです。付きやすい予想はハズした時に恥ずかしいから述べられないものだ、とブログのおかげで知ったここで書いている者です。

組織に対する恩義もあるが、飛羽真だって信じている倫太郎

悩める倫太郎ですが、奪ったワンダーライドブックを返しに来る芽依ならば話しを聞かないわけにはいきません。
この頃は芽依、まじキャラとなってます。

後を追っかけてきてこっそり盗み聞きしていた飛羽真ですが、結局は倫太郎の前へ出ることに。

お互い主張は譲らない。
飛羽真の勘頼りな無茶苦茶さに対し、倫太郎はややすると融通が利かないとされる真っ当な言い分。
けれど対極に位置するからこそ、お互いが認め合う。相手を怒っているはずが、いつの間にか褒めてしまっている。

感情をぶつけられる同士の飛羽真倫太郎が見せた今回のやりとりは、とても良かった。
これこそ観なければもったいない、2人の見事な会話劇です。

第二ライダーに位置しながら、従来のシリーズ作品に比べれば出番は少ない倫太郎です。

しかしながら登場は少なめでも、倫太郎というキャラにブレがないだけではなく、魅力まで増していくようです。

暴走したら倒して止めてくれ、とする飛羽真から倫太郎へ送るシチュエーションには熱くならざる得ません。

しかも実際にそうなったら、攻撃なんて出来ない。
飛羽真を倒すではなく自分が倒される方を選択するところが、倫太郎らしい。

おかげで、倫太郎の変身はなし、となりました(笑)

せっかく新女性ライダーも登場し、最光もやってきたにも関わらず、仮面ライダーブレイズの勇姿がなかなか見られません。

キャラが多いと、憂き目は避けられないです。

もっとも今回でワリを喰ったのは、ストリウスズオスレジエルといった悪の3幹部でしょう。全く出番なし、ときては、仕方がなくても気の毒くらいには感じてやりたいものです。

新ライダーはフィギアが冴えそう

仮面ライダーセイバーにおけるスタートダッシュのまごつきは、スベり気味の笑いも大きな原因の一つです。

笑いは、難しい。
しかも前作『仮面ライダーゼロワン』が、その難題をシリーズ屈指と言えるほど、こなして見せました。

シリーズで視聴している者の笑いに対する見る目は上がっています。

狙っての笑いを取る役目をヒロインに任せたのは、少々見立て違いであったような気がします。
明るくてキュートぐらいの感覚であったら、叩かれる芽依の悲劇はなかったかもしれません。

特撮ヒーロー番組においての笑いは、ふと訪れる感じを基本とした方が良さそうな気はします。

尾上の息子、まだ未就学児のくりくり坊主のそら飛羽真たちに父親の危急の伝え方が、です。

目を釣り上げての「粛清します、ての女の人が」そらのリアクションがおもしろすぎて!もしかしてセイバーで1番に笑えたかも。

まさか、尾上の息子に「粛清しますお姉さん」として、笑いのネタにされているとは、本人は露とも思っていないでしょう。

今回の目玉である、新たな仮面ライダーであり、初めての女性の変身です。

マスターロゴスから信頼を寄せる言葉をもらい、初めてその笑顔を見せた玲花。これまでの黒い衣装から一転して、赤が映える姿でノーザンベースにやってきて、煙の剣にて仮面ライダーへ変身!

仮面ライダーサーベラ!これまでのライダーとは共通しているようで、一味違う趣きを湛えています。フィギア化においては、ぜひ精密なものを出していただきたい。

と、造形は良いのです。
その力もまた、バスタースラッシュを寄せ付けず、最光まで簡単とはいかない。
だからプリミティブドラゴンにあっさりやられることで、セイバーの暴走がどれほど強力か伝わってきます。

悪意ある解釈すれば、結局は引き立て役でしかなかったのか?ではありますが、強さは充分に伝わってくるものであり、華麗さで惹きつけてくるライダーとして期待したいです。

ただ不憫なのが、今日のスラッシュはファンキー・バージョンでした。勝っていても、負けてても、ノリノリです。
個人的に大好きな笑っちゃう戦いぶりを見せてくれます。

例え仮面ライダーサーベラの華麗なる初登場でも、例外はありません。

しかも、そらの「粛清します」真似が強烈に残ってしまいました。

今後、玲花はクールビューティで押し切れるのか?
近年のライダーシリーズにおいて、かつて悪い側にいてカッコつけているキャラほど、転落ぶりが激しい。クールだったのに、おもろいキャラへなっていく。

ただまだ女性キャラでは、そうした例はありません。
玲花がギャグキャラへ落ちていく展開はあるのか。こうした懸念?が先立つサーベラの初登場回でありました。

【次回】深き闇、剣と共に。

ソフィアは囚われていることが、はっきり判明しました。
ただ捕えているのが、玲花個人なのか、それともマスターロゴスの指示によるものなのか。

ただソフィアは敵が欲しがるほどのワンダーライドブックを創作し、隠し持っている模様です。

ソフィアは事態を動かす力を有していそうです。

けれども注目は、賢人が復活!としたい。

前回は芽依を救い、今回は暴走した飛羽真を止めます。
信頼を置きたい行動を取っていますが、雰囲気はなんか暗い影をまとっている感じ。元通りとは、ならなそうです。

何より、エスパーダではなくカリバーに変身です。

上條じゃないのか、とありもしない可能性にすがってはいけません(笑)

自分を倒したカリバーへ変身してまで、これからやろうとする賢人には、視聴者としては楽しみだ、なのであります。

次回、第26章「深き闇、剣と共に。」。

コロナ禍による非常事態宣言を受けて、セット内におけるバトルシーンとなったそうです。
撮影スタッフは、検討検討!で大変だったに違いありません。

ただ特撮ファンからするとです。
低予算なため密閉空間を選んだ世界観が、面白かった例は実に多い。
今回は社会情勢に左右されてですが、おおっいいじゃん!と思ったアクションシーンの数々です。

窮屈さが、たまらないというか。もちろんこれは個人的偏愛嗜好であります(笑)

製作陣には頭が下がる想いで毎週待っておりますので、どうか頑張って欲しいです。そのくせ文句を言ったりもしますが(笑)