魔進戦隊キラメイジャー【ネタバレ感想】エピソードFINAL「君たちがいて輝いた」#魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー

以下、ネタバレありです、独自解釈による偏見の酷いものとなっております(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

ありがとう、クランチュラ

ただ倒すだけでいいのか?

ヒーロー作品で扱うにしては、あまりに重いテーマを最終回に相応しく取り上げる・・・わけではありません。

明るく楽しいスーパー戦隊作品『魔進戦隊キラメイジャー』です。
テーマとして重々しく解釈なんてなことはなく、ただの展開上の成り行きで語らせていただきます。

ラスボスは、ヨドン皇帝
強大な力を有しており、ただ戦っても勝ち目はありません。

しかしながらヨドン皇帝は、元来から強大であったわけではなかったみたいです。
決して秀でたわけでもない、ヘビの怪人でありました。
現在も被る絶対的な仮面を作りだし、倒した相手の屍体を喰らうことで力を得てきたようです。

ちょっとツッコミたい部分はありますが、もう最終回です。気にしてなどいられません。そういう設定なのです(笑)

ともかく、ヨドン皇帝
生まれながらにして与えられた玉座にふんぞり返っていたわけではないようです。良く捉えれば、苦労人と言えるでしょう。

ただ成功者にありがちな、成り上がるまでで留めて置きたい気質を改められず失敗を招いたように思われます。

ヨドンナという、捨てきれない良心を切り離せる存在へ仕立ててしまったことが敗因です。

むしろヨドンナなど生み出さず、弱いとする部分を抱えていれば、トップに立つ人物として存在し続けられたかもしれません。

昔の人は言いました「実るほど頭を垂れる稲穂かな」地位や名声を獲得したならば謙虚な姿勢が大切だ、と。

ヨドン皇帝の失敗は、現代社会にこそ当てはまるエピソードとなり得そうです。
子供番組とされていますが、これこそが現代のヒーロー番組。皆が視聴するに値する教訓を含む深い内容なのだ、と大風呂敷を広げます(笑)

それにしても、このヨドン皇帝
喰らってきた相手が、どう見てもベチャットっぽいです。
なんだか使役する相手なのか、敵対する相手なのか、ヨドン軍の陣容がよく分かりません。

それとも倒した相手をペチャットとして模したか。考えれば考えるほど、スパイラルにハマっていきそうです。

ただガルザが味方と言えども平気で始末する行動に寛容だった意味が分かりました。
そりゃー、ヨドン皇帝。自分がやってきたことですから、戦力を削るような真似をされても、許すわけです。

それに較べて、クランチュラ
今後は、他の文明を襲わないと充瑠に約束しただけではありません。
ヨドン運営において、ベチャットを上手に使っているようです。

クランチュラは姿そのものは化け物でも、内面は熱情溢れるクリエイターです。戦いに参加というより、モノ作り出来るから言われるまま行動といったところでした。

おっかない上司に苦労されられてきた経験も裏打ちされているのでしょう。

一度は、抹殺さえされかねます。

本当に生きていて良かった。
もしかして、個人的には1番に生きてて欲しかった人物?かもしれません。

それにとても重要なことですが、最後の最後でクランチュラの協力がなかったらです。

キラメイジャーは、ヨドン皇帝に勝つヒントを得られませんでした。仮面を外すした際が唯一のチャンス、と知らないまま戦っていたら勝機はかなり低かったに違いない。

地球を守る重大な鍵は、クランチュラそのものであった!!!

そのクランチュラガルザは、思惑があったとはいえ、間一髪のことろで救っています。遠巻きながらであるものの、地球を救う功績があったとしたい。

クランチュラから信用を得た充瑠も大きい。充瑠抜きで、キラメイジャーに協力したかは、甚だ疑問と言わざる得ない。

けれど、結局はとどの詰まるところクランチュラのおかげです。
もし途中でクランチュラが倒され、敵の幹部の1人を減らせたなどと喜んでいたら、今頃どうなっていたか。

ヨドン皇帝の魔の手から逃れられなかったかもしれない。
ヨドンは皇帝を失ったとしても、残党化して相も変わらず平和を脅かす存在のままだったかもしれない。

こうして恒久的な平和の道が開けたのは、クランチュラのおかげです。

地球にとって失ってならない人物は、敵の中にもいたわけです。
ただ陣営で判断するではなく、その人物なりで見極める大事さを教えてくれる、最終回に相応しい素晴らしさだった・・・ということにしておきます。

クランチュラ、好きなキャラです。見た目は、あれですが。キラメイでは、こればっかりです(笑)

姫よ、永遠に!

魔進戦隊キラメイジャー』という作品は、クリスタリアの姫であるシーナちゃんマブシーナのこと)と、いかに向き合うかで過ごした1年間でもありました。

初めて見たその姿に、いつ「人間態」へ変わるんだろう。声はかわいいけれど、ずっとこれを見ているのは、キツいぜ!

シーナちゃん、しゃべりだけでなく仕草やちょっとした所作も「姫」してます。気品を称えながらの、まだ幼さを秘めた魅力的キャラであります。

しかし、しかしである。
クランチュラといい、ヤバい外観している方が、内面は素敵ときます。

見た目で判断することは間違っている、とする示唆に共鳴はするものの、やはりそこはキャラクター商品となる代物です。

もし「シーナちゃん等身大フィギア」を押し付けられたらです。

部屋に置きたくない!!!

暗い部屋でいきなり出くわしたり、停電時に間違って懐中電灯を当ててしまったら・・・分かっていても絶叫しそうです。

かといって、粗大ゴミで出すのも、近所の目が怖い。処理場へ持ち込むのも勇気を必要とします。

シーナちゃんの扱いに関しては、次々と考えが浮かんできて止まりません。
これも変質的とはいえ、推しキャラであったゆえなのです。

だからキラメイ最後の戦いにおいて、メンバーを振り返る役目はシーナちゃんこそです。

クリスタリアの再興において、女王になれば感慨深いです。
戦いを終えてから、3ヶ月の間に宝路と協力してカナエマストーンで復興を果たし、後の治世を担う。

シーナちゃん、立派です・・・で済ませるわけにいかない(笑)

おいおい、父ちゃんオラディン王のこと)は、何をしとるんだ!なんで鳥のまま子供たちに任せっぱなしなんだよ。母ちゃんマバユイネのこと)まで、髪飾りのままでいい、とくる。

王族とはいえ、施政者でもあるわけです。
なんだか典型的な世間知らずのダメ王朝ぶりではありませんか。

ガルザヨドン皇帝の洗脳を受けずとも、いつかクリスタリアは我が手へ、となりそうな気がしなりません。
もっともこの場合は真面目さゆえに、このままではクリスタリアはダメになってしまうと判断しての行動です。否定できるものではありません。

何にしろ、若き身とはいえしっかり者のシーナちゃんが王座に就きましたから・・・もしかして幼い感じがしたけれども、クリスタリア人の寿命はどれくらいなんでしょう?

ついつい「姫」の名に惑わされていて、実はとんでもない年齢へ達しているかもしれなかった!
宝路の年齢の取り方を考えれば、可能性はあります。

すっかり失念しておりました。
実は、すげーいい年齢にいっているにも関わらず、少女の態を崩していなかったとしたら・・・。
シーナちゃん、とんでもない魔性の女であったかもしれない。

そうだったとしたら、いやそうじゃなくても、ヒロインは瑞希柿原さんのこと)としたい。

ぺシャット化から解き放たれて、青空を見上げながら瑞希が呼ぶ「熱田」まだ名前じゃなく苗字なところが、恋人未満していて心がくすぐられます。

瑞希役だった西葉 瑞希(さいば みずき)を、円谷でもいい、どうかどこかで「レギュラーヒロイン」へぶち込んで欲しいもんだ、と思いつつ、さらばの念を深くしていたらです。

最後の最後、キラメイジャーのラストシーンは充瑠を追いかける瑞希ときます。
もし最終章だけ見たという人がいたら、瑞希は戦隊メンバーとは別にいる、ヒロインであることを疑わないでしょう。

イレギュラーで楽しませてくれた、シーナちゃん瑞希でありました。

【終わりじゃないぜ】魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー

キラメイジャーにおいて、予想のしていなかった好演になしこもといヨドンナがあります。
最終回においては、我が身が消えていくことでヨドン皇帝のためになる、と喜んで受け入れる姿が健気です。とても良いシーンに仕上がったのは、偏に熱演の賜物です。

憎むきれないどころか素敵なダークヒロインだったヨドンナでした。

しかし、もういなくなってしまった。
復活があるとしたら、来年の『機界戦隊ゼンカイジャーVS魔進戦隊キラメイジャー』で、敵方の一時的復活かな?といった、えらく気の早い予想を立てそうでした(笑)

それより前に、です。
スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』の公開により、例年あった『VSシリーズ』の消滅を覚悟しておりました。

実際『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』は構成の妙により、1本の映画としてもよく出来ていたように感じました。
その感想は以下にしたためております。

だから番組終了後に『魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー』の報は、ちょっと驚きつつ凄く嬉しかったです。

急いで調べたら、なんとこの作品でヨドンナの登場が確約されているではありませんか。

そして映画の特別編 『メモリー・オブ・ソウルメイツ』で、すっかり熱がぶり返している騎士竜戦隊リュウソウジャーです。

ほとんど能力を失われたままで、リュウソウジャーを取り込むほど強敵な相手へ向かっていくナダに、感動が止まりません。
特別編の見事なシンクロ・スローリーに、不屈なる兄弟子の姿を見返す日々です。

ただ15分の掌編で、リュウソウジャーの変身シーンもなければ、オトちゃんもいない。長老も出て欲しいが、それは強い希望ではない(笑)

今度のVSでは、派手に決めてくれそうです。
監督も、作品を(リュウソウは特に)よく知る坂本浩一が起用さています。テレビ収録中では控えていた出演者に対するアクションも、気兼ねなくいくでしょう*あくまで予想です

出演者は生傷が絶えないかもしれませんが、個人的に楽しみな点となっています。

正直に申せば、例年のまま「VSシリーズ」展開だったら、うまく時間があったら行くかな、程度だったと思います。

今回は『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』で文句が言えない不消化ぶりの挙句に、監督が坂本浩一ときます。
観ないわけにはいきません。あとは、ただ行ける範囲で上映館があるか、怯えるのみです(笑)

キラメイジャー、1年間ありがとう。
ただ終わった気は、全然していません。少なくとも、あと2回はスクリーンで会えるでしょう。
さようなら、とするのは、まだまだ早いです。