仮面ライダーセイバー【ネタバレ感想】第22章「それでも、人を救いたい」

以下、ネタバレありの感想となります。独自解釈による偏見もございます。どうか、ご了承のほどを宜しくお願い致します。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

キャスト

◇仮面ライダーセイバー:神山 飛羽真かみやま とうま)
◇須藤 芽依すどう めい
◇仮面ライダーブレイズ:新堂 倫太郎(しんどう りんたろう
◇仮面ライダーバスター:尾上おがみ りょう
◇仮面ライダーエスパーダ:富加宮 賢人ふかみや けんと
◇仮面ライダー剣斬:緋道 あかみち れん令和の蓮場合あり
◇仮面ライダースラッシュ:大秦寺 哲雄だいしんじ てつお
◇謎の男→仮面ライダー最光:ユーリ

◆元謎の衛兵改めマスターロゴス
◆仮面ライダーサーベラ:神代玲花
◆仮面ライダーデュランダル:神代凌牙(しんだい・りょうが)

□タッセル
□仮面ライダーカリバー&先代炎の剣士上條大地

●ストリウス
レジエル
●ズオス


ソフィア
◇神代 玲花(かみしろ れいか)

○仮面ライダーカリバー:上條 大地かみじょう だいち

◆ストリウス
◆レジエル
◆ズオス
◆デザスト

◉タッセル

ファンキーな素顔

ジオラマ製作が、夢なんです。

いきなり私事を述べて申し訳ありません。
しかしながら、まず怪獣から入った特撮者なのでミニチュアワークに敏感なのです。

90年代は現実と見紛う画面作りに、ずっと憧れておりました。
恐竜ではなく、怪獣が街中を暴れて欲しい。

ところが実際に叶えられ始めれば「おもちゃ箱をひっくり返した」画作りが心へ食い込んでくるようになります。
チープだからこそ窺える作り物感が、たまらなくなる。

救いのない特撮ヲタとして、これからも歩んで行くしかないわけです(笑)

もし時間や場所に金銭が許されれば、真っ先にやってみたいジオラマ製作です。
ただ、そう夢見るここで書いている者は、まず工作が苦手です。学校の成績も、それはもう目が当てられません。課題に出された工作物を一生懸命やっているが、なぜ出来ないと痺れを切らした先生が自ら乗り出してしまうほどです。

不器用者なので、企画は出来ても相当の時間を要するでしょう。

ジオラマ製作は、やはり叶わない夢となりそうです。
鉄道博物館やジオラマ展示された施設に通うが、せいぜいといったところです。

現在は、コロナ禍でそれすら叶い辛くなっています。

だからでしょうか。
飛羽真が店主を務める「ファンタジック本屋かみやま」が映し出されるだけで、ときめきます。

棚を埋め尽くす本に、でんと中央で構えるジオラマスペース!これぞ、私=ここで書いている者が夢見た部屋模様であります。
ここに所持する玩具類を並び立てれば、完璧です。生まれてきた意義を見出せそうです(笑)

今回、このジオラマが大ピンチとなります。

組織=ソードオブロゴスを離れ、どうやら飛羽真のところでぐだっているようである哲雄
仮面ライダースラッシュになりメギドと対峙しても、人間を内包している事実に攻撃が出来ない。

哲雄がソードオブロゴスを離れた理由は、人間を傷つけられないとする本音があればこそ、と思いたい

スラッシュとしてメギドへ向かう前の「ファンタジック本屋かみやま」においてです。

哲雄、暴れておりました。

ユーリとだけになったらです。
いきすぎた職人気質としての想いが抑えきれません。
調べてみたいとなります。

伝説の剣とはいえ、見た目は成年男性です。とっ捕まえてひん剥く行為へ及ぼうとしています。

ブレーメンのライドブックを使用している時と同様なファンキー状態へ突入です。

ジオラマが危ない!
ユーリを捕まえるため、ジオラマを越えていきます。壊すくらいなら、ちょうだいと言いたいです。

実際、撮影中に破損部が生まれたんじゃないか、と思うほどです。
どうやらメイキングこぼれ話しとしても取り上げられるくらい、ヒヤヒヤものだったようです。

あれだけのジオラマ。撮影期間中は壊して欲しくないが、製作陣の意向みたいです。手間もお金もかかっている、とても良い物であることに違いありません。

部屋は荒らしても、ジオラマを壊さないよう厳重注意したい哲雄の行動には、ソードオブロゴスを離れた理由に不純なものを見ずにはいられませんでした(笑)

ワンダフル

『仮面ライダーセイバー』という作品は、年明けの放送から回を重ねるたびに、芯が通されてきたよう個人的に感じています。

今回においては、尾上のシーンがです。

子連れ剣士=ライダーとして、派手なエピソードがあったわけではありません。

ただ息子の元へ行き、尾上がどんな想いで戦っているか。
他の剣士にはない背負うものの重さを、息子との会話で伝えてきます。

だから飛羽真と剣を合わせるシーンが、物凄く活きてきます。

セイバーとして立ち向かった飛羽真の意識を不明にされるほどの、カリバーとなって振るう尾上の大剣は、まさしく剛腕そのものでした。

砂塵を巻き上げる映像も素晴らしかったです。

けれどもそこまでに至る尾上の心情が描かれたことが、何よりも大きかったように感じます。

今回は、剣士が勢揃いでもありました。

令和の蓮くんが人間と混合されているメギドでも攻撃に出られるところが、尾上とは真逆で、賢人に対する篤い信望は持てても、当人自体に持つものがない若さを見せます。

倫太郎が、悲痛な想いで変身しようとしたシーンに少ない出番ながら、らしさを見ます。ホモサピエンスの世界を見て廻っていれば、生命を絶つかもしれない行為を許容できるはずもない。
でもだからといって、ソードオブロゴスに対する恩義を簡単に捨てられるようでは、倫太郎でもないような気がします。

そんな倫太郎の苦渋の決断を押し留める行動を取るのが、飛羽真とくるのがいい。
変身しての姿ではなく、飛羽真自身が剣を振るってメギドに閉じ込められていた人たちを救う。

ライダーとなる各キャラの個性が、しっかり描かれるようになってきた気がします。

『仮面ライダーセイバー』は、これからではないか。そう思わせてくる回でした。

そして苦悩するライダー=剣士たちの脇にして、マイペースのユーリがきっちりイイところ総取りの活躍が、物語りに緩急を上手くつけているようです。

個人的に仮面ライダー最光シャドーがカッコいい!ときていますので、「エックスソードマンカラフル」その名通り派手なフォームよりも、左腕だけ装甲の「エックスソードマンパワフル」が好きです。
回お披露目の右足装甲の「エックスソードマンワンダフル」なんぞ、サイコーです!

これまでの仮面ライダー=剣士を差し置くカッコ良さを見せつける仮面ライダー最光です。存在自体が、もうずるいです(笑)

【次回】「荒れ狂う、破滅の手。」

次回は、ネット界隈というか、雑誌で既出となったからか、あの飛羽真が闇堕ちするのか!と話題になったエピソードがベールを脱ぐようです。

23章「荒れ狂う、破滅の手。」。
劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本』に繋がるような「禁書」についてであり、演出も劇場版監督の柴﨑 貴行(しばざき たかゆき)です。

さて、どうなるか。楽しみなところであります。