ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀【ネタバレ感想】#マニアすぎるオールスター戦#シーズン1でした

以下、ネタバレありです、独自解釈による偏見の酷いものとなっております(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

海外展開してます

2020年11月22日から2021年1月31日まで、毎週日曜10時から定期配信されていた『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』英題は『ULTRA GALAXY FIGHT THE ABUSOLUTE CONSPIRACY』と掲載せねばいられないほど、コメント欄はEnglish(笑)で埋め尽くされています。

どうやらウルトラシリーズの海外展開は、まだ成功と言い切るには時期尚早ですが、大きな足掛かりは行えているようです。

嬉しい限りです。

なぜなら平成突入と共に開始された『ゴジラVSシリーズ』において監督の大森一樹(おおもり かずき)並び特撮監督の川北紘一(かわきた こういち)が口を揃えて、特撮作品の海外展開を訴えておりました。

製作費のかかるジャンルなれば、長期的戦略で立たなければ国内では限界が訪れると言う指摘が印象に残っています。

もっともゴジラの『VSシリーズ』は興収として当たっており、国内で回せるシステムが構築できてしまったことが、今に思えば仇となったかもしれません。

戦隊シリーズの存続にアメリカで90年代から放送開始された『パワーレンジャー(Power Rangers)』の存在は大きかったと、東映スタッフの証言があります。

何よりも坂本浩一(さかもと こういち)田崎竜太(たざき りゅうた)など派遣されたスタッフが、ゼロ年代以降における特撮界へ影響を与えるほどの活躍をしてきます。

ただ海外展開といっても、ネーミングライツに等しい現地製作丸投げのみしていたら、当のコンテンツが成長しないことはゴジラの東宝から窺えます。

すっかり東宝は自社製作を放り出した態です。『シン・ゴジラ』も、国内製作集団へ投げたようなものであります。

けれども海外製作への踏み切りならば、円谷プロが先鞭です。
まずオーストラリアへ、と聞いて「えっ、アメリカじゃないんだ」と思ったここで書いている人です。
それからアメリカへ、となりますが「ハリウッドといっても、映画とテレビでは違うんだな」と思った、当時です。

海外展開という響きに多大な期待を寄せすぎておりました。

現在となれば、製作されて良かったです。
なにぜ『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』で登場すれば、見返さずにはいられません。
見返してみれば、初めて当時とは違った感慨が湧きます。楽しめます。

やはり成功だろうが失敗だろうが、嫌いになりそうな作風(笑)であったとしても、製作は途絶えることなく続いてもらいたいです。

ただやはり国内製作を捨ててならない、と考えます。

国内製作した作品が海外で受け入れられるが、ベストです。
言語や習慣・文化の違いから、海外で受け入れられるということは困難なことに違いありません。

しかしながら特撮に属するコンテンツは、アニメ同様に「ウケ」を得られやすそうです。

これからのウルトラマンの命運を握る大きな要素となりそうな、配信用の作品です。

もっとも眉を寄せての鑑賞に対極するストーリーです。気楽に観てみてよ、といった内容です。

そのくせ登場してくるウルトラ戦士がマニアックすぎます。
世の中に、こういう驚かし方もあるんだな、といった見本みたいな作品となりました(笑)

ギャラファイ 大いなる陰謀

時間が、体感で3倍!

ウルトラギャラクシーファイト』としてシリーズ化を見せてきた配信作品。

前年に配信となった前作である『ニュージェネレーションズ』は、エピソードの放送尺がだいたい「5分」とされています。

配信なので、だいたいの時間です。
加えて、オープンニングにエンディングありです。

カップ麺にお湯を注いで、ちょうど出来上がった頃に番組は終わる流れです。ここで書いている人は、実際やってます(笑)

今回の『大いなる野望』は、だいたい「10分」とされています。
なんか前回と違って、観ている感がぜんぜん違います。

5分とされているが正味は3分な感じがした前作は、チェックみたいなもんでありました。
今回は確実に倍以上の時間があれば、姿勢を正して観られます。少なくともカップ麺の出来上がり目安とはしませんでした(笑)

視聴する者が自ら求めて観にくるネット作品においては、物足りないよりはダラダラぐらいでも良いくらいではないか、と考える次第です。

ですから個人的には、ギャラファイがシリーズを重ねるごとに放送尺が、どんどん伸びていくほうへ期待しています。
もう今回以上には伸びなさそう、と承知しつつ敢えて言わせていただきました(笑)。でも話数は増えるかもです。

Chapter.1:動き出す陰謀 -The Beginning-

ありがとう、坂本浩一
なぜ、いつものセリフをいきなり言い出したか、と申せばです。

混迷した作品だからこそ思い入れが深くなってしまった『ウルトラマン80』登場するだけではなく、その声もまた当時のまま長谷川 初範(はせがわ はつのり)が当てております。

坂本監督が信用できるから出演を果たした、ということです。

企画・演出能力だけでなく、人脈を築ける人柄も、これからの、特にフリーでやっていく演出家に必要とされているようです。

80オリジナルの声で登場は、あるゆる方面に対応する能力に長けた坂本監督のおかげであります。しかも、すげーマニアックであり、また見る目が変わってきております。

海外版のグレートパワードも登場しましたが、よく特徴を捉えたアクションをさせています。日本のウルトラマンとは違った個性を持っていたことを、改めて認識されてくれました。

加えて、海外で生まれたリブットも登場ときます。
マレーシア産のフルCGアニメときます。
円谷は公認しても制作関与まではしていないそうです。

ギャラファイ前作で、初の実写化です。

思い入れなどあるわけがなく、初めて見るウルトラマンみたいなもんでした。

このChapter.1では、メインを張る大活躍。なんと、幼馴染みの女の子(ソラという)まで現れるほどです。海外ウルトラマンの先輩2人に特訓を付けてもらうシーンありです。

Chapter.1は、海外で生まれたウルトラマンのためにあるようなもの・・・とならないのが、今回の恐ろしいところ(笑)

マックス、それにゼノンは許容できます。ちょうど同時期の配信で『ウルトラマンマックス』がやってますから。

80が登場すれば、ユリアンも出てくるでしょう。
タロウゾフィーの登場は当然であり、ヒカリキングもわかります。

ネオスばかりかセブン21に至っては、これ出すか!となります。

コスモスジャスティスで、レジェンドへなりますか!まさかの映画のみで終了とせず、ここに来ての再登場です。

ここだけでお腹いっぱいであります。

しかも、せっかく登場させても「Chapter.1」のみとされては、潔しすぎにもほどがあります。

Chapter.2:交錯する物語 -The Divergence-

作品創りにおいて、ヒーローより何よりも敵もしくはヒール役こそが、出来を左右されるのではないか、と思う気持ちがより強まっております。

ベリアルトレギアが素顔のまま、堕ちていく。なんて魅力的な題材でしょう。

だから正直に申せば、もうちょっとここは丁寧に扱って欲しかったな、といった気になりました。

両者とも劣等感が引き金とは、ウルトラマンも人の子であるという面は強調されたものの、もう一捻り欲しかったな、と考えてしまいました。

期待が過ぎたかもしれない。

加えて、ケン!!!
ウルトラの父の本名として、この響きはなんとなくではあるものの、ズッコケずにはいられない。

やはりウルトラの「父」であり、マリーよりも「母」で呼びたい。

なんかペットに通じそうな名前は、威厳の象徴であるウルトラの父母に失礼ながら相応しくないような気がしないでもありません。

けれど、こうした考えは良くないですね。

名前でどうこうなど、偏見ではありませんか。
第一、親からもらった大事な名前です。ケンであろうがマリーであろうが、付けられた当人たちのせいではありません。

でも息子は、タロウでした。

光の国版「セブンガー」が必殺光線技を7つ装備しているにも関わらず一切使用しないばかりか、活動時間が1分に対して50時間の充電期間を置かなければならない。
怪獣を倒すという目的を完全に見失ったような造りです。しかも役に立つと信じて、変身能力を失ったセブンに渡そうという考えを持てるほどです。

光の国=M78星雲において、その感性は地球人からでは測りきれないものがあると見ていいような気がします(笑)

Chapter.3:明かされし野望 -Appearance-

トライスクワッドが活躍すると嬉しい。
確かにテレビシリーズに限れば、残念と思わずにいられない部分はあります。

けれどもメンバーの3人であるタイガ・タイタス・フーマのいずれも、まだ活躍が見たいとさせるだけの魅力がありました。

そんな3人がそれぞれ来るべき決戦に備えて、一旦散りじりになります。

タイタスの向かう先にいるのは、もちろんジョーニアス
アニメ『ザ☆ウルトラマン』は、実写作品にはない感覚で作られていた意欲作です。あそこで展開されていた世界が、現代になって、配信用作品において再現されるようになった、と言えるかもしれません。

一方で、フーマの許へ訪れる「ウルトラウーマングリージョ」であります。
フーマが、同じ出自(惑星O-50)のウルトラマンの中では「我らのアイドル」といった感じで、出会えたことに感激しています。

またここで偏見が発生させますが(笑)、確かにグリージョは可愛さがあります。

対して、マリーもといウルトラの母は、なんとなく美人なんだろうなぁ〜感はあるものの、ユリアンソラは見た感じ・・・地域や国、それに星によって好みはそれぞれです。時代によっても基準が変わります。

とりあえず個人的にアサヒツルちゃん推しであれば、グリージョで良かったな、と思った次第であります(笑)

シーズン2へ

敵の大ボスである「アブソリュートタルタロス」まるっきり謎のままでした。

謎のままで構いません。
なぜなら次回作が製作となったからです。

トライスクワッドの活躍が見られかもしれないことが有り難い。
まさかのアンドロメロスも加わっております
じゃぁ、実写が先のグリッドマンも「ウルトラリーグ」に入れてしまえ!ぐらいの気持ちになってます。

ゼットさんがテレビ本放送へ繋がるはお約束なので驚きはありませんが、次作では地球を離れた後の姿を描くのか。その時には共にあるハルキの扱いは、どうなるか?

下手すれば、本放送中の時系列に組み込まれて、出番自体がないかもしれない(笑)

お祭り作品は、こう作る!の手本みたいな、楽しく見られる仕上がりでした。

ソフト化においては、ディレクターズカット版となるそう。望むところであります。

シーズン2も楽しみで待ってます。でも、まだまだ先だろうな。