仮面ライダーセイバー【ネタバレ感想】第14章「この思い、剣に宿して。」

以下、ネタバレありの感想となります。独自解釈による偏見もございます。どうか、ご了承のほどを宜しくお願い致します。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

キャスト

◇仮面ライダーセイバー:神山 飛羽真かみやま とうま)
◇須藤 芽依すどう めい
◇仮面ライダーブレイズ:新堂 倫太郎(しんどう りんたろう
◇仮面ライダーバスター:尾上おがみ りょう
◇仮面ライダーエスパーダ:富加宮 賢人ふかみや けんと
◇仮面ライダー剣斬:緋道 あかみち れん令和の蓮場合あり
◇仮面ライダースラッシュ:大秦寺 哲雄だいしんじ てつお
◇謎の男→仮面ライダー最光:ユーリ

◆元謎の衛兵改めマスターロゴス
◆仮面ライダーサーベラ:神代玲花
◆仮面ライダーデュランダル:神代凌牙(しんだい・りょうが)

□タッセル
□仮面ライダーカリバー&先代炎の剣士上條大地

●ストリウス
レジエル
●ズオス

映画直前の回

2020年12月18日から仮面ライダー冬映画が豪華2本立て(笑)で公開されます。
年の瀬に公開されるだけに、どう劇場へ行く時間を作るかが、毎年のテーマになっております。仮面ライダーが児童層相手という認識なのか、はたまた片田舎な地域性ゆえなのかは分かりませんが、深夜帯に上映されない。
休日だから暇とは限らない。

以上をもって、劇場へいくタイミングがムズイなぁ〜、という個人的愚痴でありました。

けれど本年は特殊な状況であれば、例年とは違います。

上記は『仮面ライダーゼロワン&セイバー、キャスト集結!『劇場版仮面ライダー』完成報告会 【トークノーカット】』の配信動画になります。

【トークノーカット】素敵な響きであります。時間にして、43分弱。それを両作品それぞれ分かれてのトークショーです。

けっこうあるな43分、と思いましたが、実際に観てみたら少ない!倫太郎なんて、一度しゃべったくらいで終わりなんて、納得いかないぞ(笑)

ちなみに不破さん倫太郎ほどではない、といった程度です。

主に話すは主人公と、ゲスト出演した大ボスをフィーチャーは、コロナ禍のご時世では仕方がないことかもしれません。

なにはともあれ、元気な顔が見られただけで、良しです。
ここに来て各方面において訃報が続けば、顔が揃うが当たり前と取れません。ありがたいことです。

この完成報告会は出演者の素顔が見られます。
もし芽依が今ひとつどころではなく、このキャラがイヤで観なくなっている人がいたら見せたい。当ブログを覗く方々ならば『仮面ライダーセイバー』の放送を観ているでしょう。けれども周囲に上述の理由で、止めた人がいるかもしれない。

個人的な体験から申せば、主婦層に嫌われてしまっております。子供は観ても、お母さんが観るのをヤメているわけです。あの女がギャーギャー不快だから、ときます。
ただでさえ厳しいご時世に、財布を握る者の紐まで締めさせてはなりません。

芽依役の川津 明日香(かわづ あすか)は、頑張っております。実にこれからの女優として奮闘中であります。ちょっとハードルが高い役柄だけに悪戦してはいます。
スタッフ側のキャラ設定も「ギャグ」だけに捉われてしまったような作りが甘かったか、という部分もあります。

ハードな世界観のなかに、明るさをもたらすヒロインとして煮詰めていけば魅力的になっていくように感じます。

しかも気の毒なのは、前作に登場した「ヒロインたち」がシリーズ屈指と言っていいほど素敵であったことでしょう。
イズ唯阿だけならまだしも、シェスタまで外せない女性キャラまでに昇華します。アイちゃんだって、声だけでしたが忘れられません。でもあれを女性と認識するのは、どうなんだろ?・・・まぁ、いいや(笑)

初めに、あまり良い印象を持たれないと、なかなか覆すのは難しい。
現在配信中の『仮面ライダー剣』も、当初の俳優たちの拙さに散々悪評が上がっていました。今では、その下手さが売りとなっている?くらいです。ネタになって楽しい、とも言い換えられます(笑)
けれども、きちんと着地すれば愛好家を多く獲得しています。

『仮面ライダーセイバー』倫太郎が鍵となるとしましたが、もう既にキャラとしてイイ感じであり、後はどういった出番を与えるかまで来ているような気がしています。

むしろ鍵は、芽依なのかもしれません。
セイバーがよりハードさを増していくなかで、大袈裟なまでに明るい性格を形作ったものを見せられたら魅力的なヒロインへなれるような気がします。

前作ゼロワンのヒロインたちが強烈すぎて、不幸な限りです。しかもセイバーは仮面ライダーが続々と登場するため、ヒロインの数は抑える向きできてます。1人で対抗といった図式です。

芽依に対して自分も当初は、う〜んでしたが、今回の倫太郎の後ろで見せた姿に明るさを感じます。自分の中で、かなり良い方向へ舵が切られております。頑張って欲しい限りです。

けれども、やっぱり公開を待つ映画で楽しみとしているのはゼロワンの方です(笑)

東映所属のうち、最もこれからを期待している杉原 輝昭 (すぎはら てるあき)がメガホンです。どんどん映画を撮らせて欲しいくらいに思っており、ゼロワンでなくても観にいきたい監督です。

この杉原監督が、飛ぶかもしれなかった作品だと答えておりました。
ファンなればこそ、ついつい出来について文句を垂れてしまいます。完成されたものに批評とまで行かなくても感想くらいは出てしまいます。ただファンという名のヲタならば、事情を鑑みる発言も加えたいものです。好悪は別にしてです。

後日談が完成して公開される、今回はそれだけで感動してもいいかもしれません。

ただ完成報告会の声を拾うとです。

劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』は、うるっとくるそうです。感動作なのか、といった感じです。

期待せずにはいられません。

例年と違って、映画館へ足を運べるだけでも幸せなこと。世間では映画などと言っていられない方々が多くいること。贅沢など言ってはいけない!

と、殊勝にまとめたかったのですが、結局はどうやって一刻も早く映画が観られるようにするか。趣味には態度が変わりようがない己れの姿を見ています(笑)

カッコいいぞ

賢人は、どのタイミングで戻ってくるだろう?
どこか影のある佇まいが、主人公飛羽真を押しのけてセイバーの中で1番のイケメンぶりを発揮しているように見えます。

しかも闇に呑まれて消滅ならば、もしかして仮面ライダーカリバーの後釜として登場するのではないか?妄想は膨んでいきます。

けれども本音を言えば、誠に賢人には申し訳ない。

番組開始早々で復活もしくは倒されていなかったかは、どちらでもいい。
仮面ライダーカリバーが、上條が帰ってきてました。それを何より喜んでおります。

ただ嬉しいと思いつつも、今回は上條としての素顔はありません。変身!のシーンもありません。

ひとすら変身後の姿ばかりであります。個人的要望としては、そこが残念であります。

けれどカリバーの状態ながら、けっこう上條の内面が吐露されておりました。
かつて献身的な剣士だったのでしょう。けれど真面目さと学究的な性質から、世を儚むようになり、なにか信じるべきものを欲した結果が、現在の道へ繋がったか、と考えさせられます。

信じたいは、何かに縋りたいと同義になることがあります。
上條は、基本的に弱い者なのかもしれません。だからこそ物語りの深味を与える役柄になりそうです。なぜか推してる、ここで書いている者は期待を寄せるわけであります(笑)

それにしても、急にキャストの顔つきが変わってきたような気がします。凄みが入ってきたような、イイ表情を皆が見せてきます。

しかも人間の姿をし怪人へ変身もする悪役3人組も全面に出てくれば、事態の切迫感が伝わってきます。

どんどん盛り上がっていきますよ!といった状態です。
ただ唯一倫太郎だけがです。
新たなワンダーライドブック開発中にも関わらず、鍛治の哲雄(大秦寺のこと)に捨て置かれたり、完成時の反応といい、そこまで笑うところではないのに笑わせられます。

それでも真打ちは最後にお出ましとばかりの倫太郎の「変身!」は、贔屓目を多分に含んで、カッコいい!
けれど「砲撃の剣士」となった新たなフォーム「ブレイズキングライオン大戦記」は、贔屓なしでカッコいい!

上條があっさり復活し、倫太郎に良い場面があれば、なんの文句も付けようがない今回でありました。

【次回】覚悟を超えた、その先に。

コロナ禍で撮影法の見直しから始まった、CGが凄い仮面ライダーセイバーでありました。

けれども今回において目へついたのは、その照明です。
逆光を上手く使う画面作りが、たまりません。どうも個人的趣向として、逆光を使用する演出を好みます。

CGという演出の幅を広げる技術に感服しつつも、アナログ技術の範疇である照明による画面作り。これぞ失くして我が胸に突き刺さる場面は生まれない!としてください(笑)

そして逆光を含め照明の使い方が好みだから、石田秀範が東映で最も好きな監督とする理由の1つであります。
今回は逆光の使用だけでなく、マジックアワーと呼ばれる日没直前を狙っての撮影もしたということです。

こういったお話しは、大好物であります。特撮はこうでなくてはいけません。

番組当初は、これからの時代は合成多用しかない、としていたことを忘れていただけると有難いです。自ら墓穴を掘っています(笑)

そして、この石田監督。
現在配信中の『仮面ライダークウガ』という平成以降のライダーで、唯一の孤高ライダーを描ききりましたが、実は乱戦を撮らせた方が凄さは光る演出家と捉えています。

今回は、石田監督の真骨頂が発揮された回となりました。改めて、凄い監督だと思わせてくれました。大満足であります。

ただ次回の、第15章「覚悟を超えた、その先に。」。
監督が、坂本浩一がきます。セイバーは、好みとする監督が積極的に起用されるので、気を置く暇がありません。楽しみな限りです。

あと問題にすべきは、次回の放送を観る時点で、映画鑑賞後なのか、まだ観られていないか。それによって感想が左右されそうで、怖いところであります(笑)