ウルトラマンZ(ゼット)【ネタバレ感想】特別編2「つなぐ師弟」

以下、ネタバレありです、回を重ねるごとに独自解釈による偏見も酷くなっております(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

キャスト

⚪︎ナツカワハルキ/ウルトラマンZ 平野 宏周(ひらの こうしゅう)/畠中 祐(はたなか たすく)
⚪︎ヘビクラショウタ 青柳 尊哉(あおやぎ たかや)
⚪︎ナカシマヨウコ 松田 リマ
⚪︎オオタユカ 黒木 ひかり
⚪︎イナバコジロー*バコさん 橋爪 淳
⚪︎クリヤマ長官 小倉 久寛(おぐら ひさひろ)
⚪︎カブラギシンヤ 野田 理人(のだ りひと)
⚪︎ウルトラマンゼロ 宮野 真守(みやの まもる)
⚪︎朝倉リク/ウルトラマンジード 濱田 龍臣(はまだ たつおみ)
⚪︎ベリアロク 小野 友樹(おの ゆうき)
青字声優さん。キャストの振り仮名は、ここで書いている人が一瞬でも読むのに悩んだ俳優さんに振らせていただきました。

つなぐ師弟

すこやかにクライマックスへ向けて

もし例年通りならば、全25話となります。
残すところ、あと6回です。日程へ当てはめていけば、12月の第3週に最終回を迎えます。
スケージュリングとして、間違いなさそうです。いろいろあった中で、予定通りの放送回数をこなせて良かったです。

ここで書いている人が、ネガティブモードへ入った際はです。

今年のコロナ禍によってもたらされた混乱。撮影現場もさることながら、製作側からの事情によって変更が求められるかもしれない。

テレビシリーズだから、予算の都合によって製作話数の変更があるか。海外ではよくあることです。日本でもあり得ることです。

ウルトラマンネクサスが過ったりします。
*当初の1年から3クールへ減らされています。

放送開始前に雑誌で読んだ田口メイン監督のインタビューは、コロナ禍に悪い影響しかない、といったニュアンス満載でした。

ウルトラマンZは、前作の反省を活かしてシリーズ構成を練り込んできています。製作前にしっかり築き上げられていただけに、変更があったらきつい。しかもシリーズ構成の1人である吹原幸太を、放送前に亡くしております。

考えれば考えるほど、本当にウルトラヤバい状況であった!ネガティブ思考は、そこまで行きついておりました。

現在となっては、もう流してしまいたい過去であります。
これまでの作品中においても、特に好評をもって迎えられています。
しかも実は売り上げが悪くない。ウルトラマンはブランドとして海外展開が好調な波を描いていれば、停滞など無縁な状況でありました。

それどころか『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』といった配信用の完全新作が控えています。

予告を観れば、昨年よりパワーアップといった感じさえしてきます。

結局はオリンピック開催を見込んで前倒しされた2週分の放送日程は、特別篇で埋めるという最も至極なパターンで収まりました。

ゼットさんの言葉を借りるならば「健やかに」きてます。いやむしろ特別編とはいえ2話分を得した気分にすらなってきます。

「健やかに成長してきたんじゃないかと思う今日この頃です」

とてもウルトラマンとは思えない発言内容に、とてもじゃないが1/3人前から半人前程度にしか成長していないようなゼットさんの素敵さが、2話分も増えた感じです。

単なる総集編なのに、ゼットさんのキャラが立ちまくりです。

クライマックス前の振り返り

今回の総集編における使用作品は、
・『ウルトラマンZ』第14話〜第19話
・『ウルトラファイトビクトリー』
・『劇場版ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』
・『ウルトラマンジード』第3話・第8話
以上からなります。

「どうだ、カッコいいだろ」

回想の開始は、デルタライズクロー誕生の瞬間を、自画自賛してくるゼットさんです。
個人的に、こういうノリはツボへ来るタイプです。

つくづくゼットさんのキャラ付けは革新性があった、と自信なさげに思います(笑)

振り返りといっても、ウルトラマンZからは直近の6話からです。担当した監督といえば、3人だけ。

しかしながら、とんでもなく濃い3監督でありました。

メイン監督の田口清隆は、最終形態デルタライズクローへ至る過程に、ウルトラマンXの最強敵グリーザ(第二形態) を、そう第二形態という満を辞したかのようにぶつけてきます。
あらゆる試みをする田口監督は、めくるめくようなバトルシーンへ挑戦しつつ、相変わらずなこだわりぶりを発揮してきました。

次の監督は、越知靖。実質のデビュー作なれば、やりたかったことを遺憾無くぶち込んできた凄さがありました。けれども、やりきった感はまだまだに違いありません、あくまで想像ですが(笑)
これからを期待してしまう演出家です。

そして最後の辻本貴則については、当ブログをお読みになっている方ならば、個人的にいかに気に入っているかご存知かと思われます。もう特撮に対する変態度が増せば増すほど、好みに合致していくから嬉しい限りです。
どうせこれからも活躍していくだろう、と思っている演出家です(笑)

ゼットさんの言葉を借りるならば、御三方の監督の演出力には、

「感謝感激、雨あられでした」

ジードのことも思い出し、ゼロが助太刀に加わって、ゼットさんの3人で光線技を決めたシーンの回想。

『ウルトラマンZ』特別編2「つなぐ師弟」公式配信から

「まさかセンターを譲っていただけるなんて」

光線を撃つ際の並びが、真ん中だったことに感激を見せるゼットさん。番組的なことは置いておけば、戦闘中の流れでのポジショニングであって、配慮ではないように思われます。
それに師匠を持ち上げたい気持ちが働くのは分かりますが、ゼロが戦闘中に配置をこだわるような性格とは考えられません。

一人前には、まだだいぶ遠そうなゼットさんであります。

そうしたゼットさんから受け継ぐ形で、ナビゲーターはゼロさんへ。

仲間との絆を語る場面として取り上げたのは、劇場版ウルトラマンオーブで最も熱いシーンです。水木一郎が加わるとどうしてこうも熱くなるのか、といった主題歌『オーブの祈り』が流れてくれば、また観たくなります。
録画溜めで待っている作品へ手が伸ばすことはなく、前へ進む機会をまたこうして失っていきます(笑)

次に紹介してきたのが『ウルトラファイトビクトリー』という、新作の配信を控えた状況を考慮したんだね、と勘ぐるチョイスです(笑)

そしてゼロさんが最後に思いを馳せるのは、伊賀栗レイトとくるのは納得です。
冴えないサラリーマンといった風態でしたが、実際はとてもハンサムなレイトゼロさん成分が強い時は、カッコいい顔つきへ変貌するから俳優さんは、さすがだと思います。

ちょっとだけディスれば、その前のDAIGOが今一つに感じていたせいか、ここでイイ感じに演じてくれた小澤 雄太は有り難かったです。その後もちょくちょく出てきてくれますから、本当に良い配役を得ました。

最後はまたゼットさんへ帰れば、先週のエピソードです。特別編を準備するほうも大変です。

ハルキとの日々は、絆の大切さを俺に教えてくれました」

ゼットさんの話しが、クライマックスを意識しているような気がしています。
きっと熱さと泣きが入り混じるドラマが待っているんじゃないか、と期待するような、寂しいような気分へなってきます。

けれど、ゼットさんには、常に明るさが横たわっているように思えます。

まだウルトラ兄弟に入っていないであろうにも関わらず、「エース兄さん」と呼ぶ図々しさがあるゼットさん(笑)ウルトラ兄弟は血縁でなく、地球を守護してきた証しとも言える特別な称号であるはず。教示された相手ならば、師匠なんなりするべきで、兄弟の呼び名は控えるべきではないか。
けれどもゼットさんはその辺り無自覚っぽそう(笑)
結局、どんな場面でもユーモアを漂わせてきそうなゼットさんです。

個人的告知と【次回】想い、その先に

次回第20話「想い、その先に」監督は、武居正能。人間を描く、というか情感溢れる演出ならば、この監督だと思います。ウェットに富んだ話しを得意と見れば、どうやらイナバ家の父と娘のエピソード担当は、適材適所が行われているような気がします。

ここで個人的なお話しをさせていただければ、ニュージェネのウルトラシリーズが本格化してからは、年の後半は空ける方向で生きてきました(笑)
特にブログを初めてからは、ウルトラマンを観るを理由に週末は開けないようにしてきました。
でも遂に限界が訪れたようです。ブログを書いていることは、誰にも内緒であります。

次回は、ウルトラマンZとニチアサ枠における感想をお休み・・・はしません。ただ週明けの平日になります。
なにを言いやがる、放送当日もあやふやなアップがよくあるんじゃん、と指摘されればその通りです。
もったいぶって言いたかっただけでもありますし、リアタイ観た感想は必ず上げる!とする自分自身へ向かって言っていたりする、今回の締めであります。