仮面ライダーセイバー【ネタバレ感想】第6章「疾風の如く、見参。」

以下、ネタバレありです、独自解釈による偏見もございます(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

温故知新

ジャンルは問わず、ヲタもしくはそれに類する生活様式を送っている方に訊きたくなる時があります。

どうやったら、それだけのことをこなせるのか?

アニメ全作品に、たまに特撮(笑)ライブにイベントに、映画もありときます。そしてYouTubeのチェックまでしているなんて、いったいどうやったらそこまで出来るのか。時間の配分法や活用法を教えて欲しいです。

ただ夢中で事に当たれ!と、一喝されそうな気がしないでもない。
ファンになるというのは、パワフルでなければいけないような気がします。どうやったら趣味趣向をこなせるか、などと考えている時点でダメなのかもしれません。

お財布とは相談しても、時間に対しては考慮せずくらいの気概でいくべきなのでしょう。

ここで書いている人は、若干弱い。もう少し無邪気に趣味へ向かっていくよう、自身へ言い聞かせたいこの頃であります。

まだ「若干」を付けて「弱い」とするところに変なプライドが見えて、まだまだな気がしないでもありません(笑)
興味にはブレーキをかけずにいきたいところです。

そんなヤツではありますが「東映特撮YouTube Official」で配信される番組は観るようにしています。

所持している円盤を見返すとなると、どうしても好きな回ばかり、下手すれば好きなシーンばかりになってしまいます。
これはこれで新たな発見や解釈も生まれたりしますが、如何せんドラマ全体を冷静に眺めることがない。
熱いよなぁ〜、これこそヒーローの醍醐味だ!と陶酔するばかりです。

録画も出来て、いつでも観られるという利便性が本人のためになっているか難しいところです。便利が必ずしも幸福へ結びつかない、とする喩えになぞらえたりします。
ブログなど書く人間は、大袈裟な表現が好きなようです。

けれどブログを書くためにも、多少の判断がつく見方はしたいものです。全ては無理でも、せめて特撮モノくらいは初めから見通すことで、見識が改まっていく部分を自覚していきたいです。

再放送の役割りを果たす定期的な配信は、実に有り難い限りです。

仮面ライダーセイバーの「もう、第6回かぁ〜」が放送されている現在において、平成ライダーは「クウガ」「ブレイド」「ウィザード」が流されています。

ここに関東のローカルテレビ局を加えれば「ジオウ」がラインナップされます。

平成ライダー漬けの毎日が送れる環境下です。
便利な良い時代になったものです、あっさり前言を翻しております(笑)

『仮面ライダー剣(ブレイド)』は中盤へかかっています。
ここら辺りから、個人的なギャレン最強説を唱える根拠が出てきます。

番組の立ち位置は第二ライダーですが、設定上において仮面ライダー第1号のギャレン。変身者は、さん。非常に能力的には高い方かとお見受けしております。
同レベルのフォームなら、他のライダーに負けないはずなのです。現に、最強ライダーのレンゲルだけでなく、カリスやら他の幹部クラス怪人まで圧倒しております。

ただ、心が弱い。軟弱というか、思い込みが激しいと言いましょうか。さんが倒せる相手に叩きのめされるブレイドには、なぜか勝てない。
ブレイドの強さを認めることが、自己評価の低下を招き、本来なら実力が上回っていたとしもおかしくないのに結果へ結び付けられない。

現実社会に過ごす者として、なかなか深い示唆に富んだ仮面ライダー剣のキャスト関係図です(たぶんw)

そんな視聴者へ深い読み解きを与えてくれる番組は20話まできても、なお思うことがあります。

俳優、ヘタだな。主役クラスが、ちょびっとしか上手くならんな。

番組全体の雰囲気に俳優が呑み込まれているのか、と考えた時期がありました。
が、ゲストがやってくるたびに、差を感じずにはいられない。ブレイドという作品の特徴として、ゲストが的確すぎるほど役柄をこなす点が挙げられます。

なぜ主役クラスは、こんなのばかり選んだ!と思わせるくらい、ゲスト俳優さんいずれも良いを通り越して、素晴らしかった。作品を好評価できる重要な要因となっています。

比べて、もう撮影に入って3ヶ月以上は経つというのに・・・。
シリアスなシーンはさほど問題を感じないものの、笑いを取りたい場面における演技となると、寒くて寒くてしょうがない。

特にレンゲルとなる睦月が出始めに、ブレイドの剣崎とコミカルを狙った一連のやり取りは、未だ観ても厳しすぎる。
演技を始めたばかりの俳優にコメディなどハードルが高すぎる好例は、既に配信は終了しております(笑)

ゼロワンのように、イズが見せた笑みと真逆の態度をコミカルへ繋げられれば上手い具合にハマるかもしれない。

ウケねば、とする演技は、まだ新人には過酷かもしれまい。

ブレイドの感想は、セイバーにも重なってしまいます。

まだ無理に笑いを取っていく違和感が、目に付きます。特にヒロインの須藤 芽依(すどう めい)役がワリを喰ってしまっている感じがします。

倫太郎の生真面目さが笑いを誘えるシーンに出くわせば、テンション高いヒロインという難しさを見せつけられるようです。演技プランが間違っている部分もあるかもしれませんが、セイバーの欠点とされる指摘の象徴みたいになってしまって、少し気の毒な感じがします。

『仮面ライダー剣』と比べて観ればです。
まだ6話のセイバーの方が、全然マシであります。そして伸びしろがあるキャスト陣であれば、きっとこれからどんなシーンにも自然と馴染んでいく時がくるだろう、と信じております。

それに『仮面ライダー剣』ツッコミどころを最後まで抱えながら、感動で終えました。個人的に、とても好きな作品となりました。なぜだ、と自分へ問うほど気に入っております。

個人的趣向は完成度と一致しないものだ、とつくづく思います。

今回から登場の仮面ライダー剣斬こと緋道 蓮(あかみち れん)
令和の蓮くんです。

因みに、平成の蓮くんといえば、仮面ライダーナイト。『仮面ライダー龍騎』における主役の1人とも言える秋山 蓮(あきやま れんと、同じ読みの漢字ときます。

もう被っていいくらい時間は流れたようです。平成もだんだん遠くなっていきます。

令和の蓮くん。演技はまだ、とても上手とは言い難い感じです。けれども勢いの良さがハマっております。
役柄とは技術よりも、掴んでいるかが重要であることを見せてきます。

しかも幹部怪人として、しばらく出番があると思われたデザストを撃破します。華々しいデビュー戦であります。

デザストがこれで本当にこれっきりになるならば、令和の蓮くんは誠に凄いとなりそうです。

ところで他に配信されている平成ライダーとして『仮面ライダークウガ』があります。
平成というより、現在のライダーにおける第1作です。誰もが持ち上げる伝説的な作品へなっております。

初代ゴジラの高評価を思わせる昇華具合です。

けれども番組が放送されていた当時は、決して好意的な意見ばかりではありませんでした。むしろ否定的な意見が目についたものです。もっとも今となれば、強い口調の批評が悪目立ちすることを学んでおります。

続編まで生む作品が、当時においても多くが好意的に受け止めていないはずはなかったのです。

当時、あれほど粘着的に罵詈雑言を浴びせていた批評家の体裁を取っていた方々が、今では持ち上げるべき作品としている。大人になるということを、まざまざと見せてくれました(苦笑)

クウガはドラマ性が高く、緻密な設定からきっちり構築された世界観は、今後において生まれ得ないように思われます。
たった1人の仮面ライダーが戦い続けていく、という設定は余程でなければスポンサーサイドを納得させることは難しいように考えます。

ストーリー性高いクウガですが、一方で特撮シーンはとても少ない。予算配分の失敗を早々に仕出かしたことが大きな原因でありますが、まだまだCGを始めとする合成が、現在とは比べものにならないほど未熟。ビデオカメラによる撮影の開始ということもあり、技術的に覚束ない点が散見できます。

なによりアクションシーンが少ない。そして現在の目からすれば、地味に写らざるを得ない。

クウガを観れば、セイバーは真逆とも言える方向性で突き進んでいるのが見取れます。

CG合成ありきの撮影で、毎回のように新しい仮面ライダーが登場してくる。
時代性もさることながら、社会を覆う厄災にも対応しなければならなくなってしまった結果です。

正確には、真逆の方向性で突き詰めなければならなくなったと言えるかもしれません。

ただ確実に言えることは『仮面ライダークウガ』の、これまでにはない「挑戦」する意識は、現在放送中の『仮面ライダーセイバー』にも未だ受け継がれています。

【次回】王の剣、アヴァロンにあり。

今回の倫太郎は笑いを取ることなく、シリアスに一方的な敗北を喫しておりました。
真面目にやっているからこそ可笑しい倫太郎ではありますが、さすがに今回は笑いが生まれませんでした。

師匠を殺した敵が誰か判明したことで、修練の場が次回の内容になるようです。

しばらく復讐に燃える剣士として、コミカルは封印か!と思いましたが、次回のスタッフを見ればです。

脚本が長谷川圭一で、監督がなんと!巨匠の石田秀範が早くも登板します。
この監督が来たら、カリカチュアなギャグをぶっ込んでくる可能性は一気に高まります。次回はなくても、次々回ぐらいにはやってくるのでは、という予想を立てています。予想は、期待という単語にも置き換えられます。

刀鍛冶のお兄さんも、ほどよく謎めいていてイイ感じです。名前が大秦寺 哲雄(だいしんじ てつお)、テツオ!の響きがとても心地よいです。これから、テツオ!(表記は、哲雄)と呼びたくてしょうがなくなっています。
今後の活躍に期待したい哲雄であれば、次回も楽しみです。