魔進戦隊キラメイジャー【ネタバレ感想】エピソード25「可愛いあの巫女」#まさかの準レギュ
以下、ネタバレありです、独自解釈による偏見の酷いものとなっております(笑)どうか、ご了承ください。製作者などの敬称も略とさせていただきます。
なしこ
いいアニキです。
4つ集めたいカナエマストーン。その名の通り、集めれば何でも願いが叶うという奇跡のアイテムです。
妹を助けたい、その一念で収集を始めた義兄の宝路。クリスタリア王のトラブルに巻き込まれて、養子にならざる得なかったと解釈もできる経緯ながら、ちゃんと家族しています。
ただし養子に入ったことで、初恋の女性とは想いを交わす前に断ち切れたわけです。
それでも長い年月を経て再会した2人は、大切な出会いとして人生の糧としていました。宝路はもちろん、相手の秋保も素晴らしい女性です。
宝路の初恋は実らずとも、確かなものがありました。
だからでしょうか、為朝ダメだなぁ〜と思わせる今回です。
もう少し配慮した言い方をすれば、まだまだ若い。もしくは為朝には似合わなそうな言葉「初心」もう一度言わせてもらえば「うぶ」だったとしておきます。
一目した時に、ズキュン!など、まだ女性と交際したことはないのか。どう考えても為朝はモテそうなのに・・・。
ダメだなんて言って、為朝には申し訳ない気になってきました。
eスポーツ界のスーパープレーヤーで、カッコいい兄さんです。多くの女性に言い寄られてもおかしくない立場でした。
多くの誘惑をモノともせず、プレーに専念している為朝。特撮出演者のゴシップがあっただけに、ストイックな姿勢を評価すべきでした。
真面目すぎたために、といったところでしょうか。
一目惚れした巫女は、クールな趣き。かわいい顔立ちながら、近寄り難い感じです。
そうでした、為朝はスター生活です。周囲に人が群がってくる生活です。
だから自分に関心を寄せない、神秘的な美女という雰囲気にやられたのかもしれません。
為朝の一目惚れは、単純に容姿から入ったわけではないかもしれない。
でもやっぱり、見た目から入った可能性だって捨てきれない。
なにせ、巫女の格好がイイ!そこは個人的に共感してもいいです(笑)。
そして大事なところは、演じている女優が「桃月なしこ」であることです。
今年度における大きな思い出。
コロナ禍による自粛期間真っ只中にあった春期に放送された『GARO –VERSUS ROAD-』そこでも、クールな謎めいた役を印象的に演じておりました。
出演者いずれもが好演を果たした作品です。
出演者のほとんどが、まだ無名に近い状態です。
出演者の誰が、次にどんな作品へ出演を果たすか。特撮絡みで「ニチアサ枠」の作品に出演できたら、知名度もぐんと上がりそうだ。
仮面ライダーゼロワンにさっそく出演はあったものの、今さらキャリアなど求めないベテラン俳優でした。
駆け出し組みからは、誰が出てくるか。
まさかの桃月なしこで、しかもスーパー戦隊という理想通りの展開です。
良くぞ、ゲスト出演を勝ち取った!
と、思ったら、まさかまさかの敵幹部です。こらまた準レギュラーときます。ヨドン皇帝秘書官「ヨドンナ」といった役名まで与えられています。
一回こっきりで退場ではなく、これからしばらく観られることとなりました。
敵方に身を置くクールビューティなら桃月なしこ!と認知されれば、嬉しい限りです。
ただ今回のヨドンナ。百年の恋も冷めそうな「変顔」を見せてきます。桃月なしこ、熱演であります。
ズキュンときた女性の変顔を認めつつ、敵であってしまったことに、為朝は抱いた恋心をどうするのか?クライマックスにおいて、盛り上がる要素となるのか。
それとも敵だし、変顔だし、あっさり恋心は冷めたか?
為朝の気持ちがどうなったかも、次回のお楽しみであります。
【次回】アローな武器にしてくれ
エンディングが毎回に渡って変わっていく『キラメイ音楽祭』開催中です。
今回は、充瑠が歌う『ひらめキーング!かがやキーング!』です。
しかしながら出番は、主ではありません。
それでも、為朝へ宝路と共に絡むだけ、まだマシであった今回です。
ちょい地味系だけれども、だからこそ主役のレッドとして面白い感じになるだろう。
性格と立場が相反することで目立つ存在へ押し上げる・・・と思ったら、地味なままな感じになってしまった(笑)。
それこそ充瑠なんですが、何だか久々に推したいレッド!圭一郎もレッドだったけれど、もう1人のレッドがいましたから、単独のレッドでは久しぶりに、ということにしておいてください。
どうしてもスーパー戦隊だと脇役へ目がいってしまうタイプなため、なかなかレッド中心となりません。
キラメイジャーでさえ、開始前は時雨か為朝かといった具合です。
特に時雨役の水石 亜飛夢は、かつて牙狼に出演していたので推したい気になります。
それでも『エピソードゼロ』で、絵を描くことばかりで冴えない主人公が何となく気になります。
なんだか主人公っぽくないところが良い感じです。だから気に入ったのかもしれない、と今ここで書いていて気づかされました(笑)。
だからエンディングとはいえ、充瑠の主役感にほのぼのします。
たった1話きりの出演だった瑞希とのシーンが、意外に多くが差し込まれているな、などとも思います。
そして他に目立ったシーンはあまりないな、と危機感を抱きます。
充瑠はレッドです、主役感などではなく主役でした。
次回は強化形態を得るということで、派手にレッドが持ち上げられることを祈っております。
でも、いつも通りかな?とも思ってはおります(笑)。
そして今回と次回は、脚本が荒川稔久で、監督が山口恭平といったメインのコンビ。大きなうねりだけでなく、これから後半に向けての大事な局面が展開されるかもしれない。
気を入れて楽しみに待ちたいです。