仮面ライダーセイバー【ネタバレ感想】第2章「水の剣士、青いライオンとともに。」

以下、ネタバレありです、独自解釈による偏見もございます(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

一段落

当ブログは、特撮作品を批評するより応援スタイルを取っているつもりです。

辛口にしても、観る価値はどこかにあるはず。成功した作品だけが、感動や学びを与えるわけではない。況してやエンタメにジャンル分けされれば、失敗したからこそ印象に残る。後になって、評価が改まることも多いです。

そう言い聞かせている現在です。

テレビ作品において、第1話だけでは判断できかねます。やはりメイン監督が演出を仕切る2話もしくは3話くらいまで、ある程度の判断は待ちたいところです。

そこでは内容というより、印象といった面を大事にしたい。印象を「期待」という文字に置き換えてもいいでしょうか。

前作における最終回からの余韻が冷めやらぬなか、いかに新しい期待を抱かせてくれるか。決して単独の評価とならないからシリーズ作品は難しい。
だから連続で長期に渡らせられるだけでも、大変なこと。「ニチアサ枠」は20年以上を経って、なお継続中など凄すぎます。

個人的にも、ずっと観てきた「ニチアサ枠」けれどもスーパー戦隊は惰性で観続けていく期間が多くあります。
けれども型のあるシリーズは、期待よりも観続けることが大事だと思います。いい意味で裏切られたなら、もうけもの!くらいで観るスーパー戦隊です。

やはり軸は、仮面ライダーになります。
ただ単純に「おもしろさに期待」という感じではありません。
どちらかというと、驚きがあるか。おいおいっ大丈夫かよ!くらいの不安定さえも期待の一つに含みます。

本当にムチャ振りすぎる。内容というより、作品自体にハラハラしてしまう。
そして、見逃せない!へなります。

以上の感慨が『仮面ライダーセイバー』には、今のところ希薄な感じです。

外か内か

仮面ライダーシリーズとしては『響鬼』の前半以来の、オープニング・エンディング仕様となりました。
担当するは「スカパラ(東京スカパラダイスオーケストラ)」ご存知の通り、演奏集団です。

ただ響鬼と違って、オープニングもエンディングもボーカルありです。エンディングにおいては、ライダー史上初となるダンスもあります。

個人的な嗜好としては、オープニングはインストの方が好みです。でもそれは響鬼でやっていることであり、牙狼シリーズでは前半の定番であります。

何がなんでもそうした方が、とまでは思いません。

当作品では別世界でなく、まさに異世界の様相を呈している状況下がバトルの舞台であり、剣をフィーチャーし、主人公は作家ときます。
キャッチコピー「文豪にして剣豪!!」通りの戦いを見せる主人公のライダーです。

世界を狙う裏切り集団があり、それを護っている組織があって事情を伝えられます。

コミカルに明るい雰囲気の中、逃げ惑う人々の姿には主人公もライダーとして戦っていく気持ちを強くしていく。

ライダーとしては、珍しいほどの明快さを以って進行していきます。

仮面ライダーの系譜において、新規の要素は多いのかもしれません。

ただ現状を見渡した場合です。
指摘が上がっているように、スーパー戦隊と棲み分けする境界線が薄くなってきている感じです。後続のスーパー戦隊を連続で視聴すると、特にそう感じます。

下手すれば、スーパー戦隊の視聴者層とそれほど変わりがないように見えてきてしまいます。

文豪に、剣、そして異世界。どこかで見聞したことがあるネタです。
世の流行をうまく取り入れるのはスーパー戦隊で、仮面ライダーは誰も注目していない点を取り上げて流行を発信するくらいの勢いではなかったか。

コロナ禍で撮影方法を革新した分、設定やストーリーで安全策へ走ったか。

どこか吊り橋効果さえ取り入れていくような平成以降のライダーにおいて、今回ほど衝撃感がなくドキドキしない作品は覚えがない。

以上、当ブログがあまり評価をしていないように書いてきています。
ところが、ここからが応援ブログの本領となります。

これまでになく印象が薄い仮面ライダーセイバーですが、前半が退屈であるほど後半が活きてくる構成となる作品は実に多い。
今現在がノレてないからこそ、むしろこれからもたらされる衝撃が大きくくるかもしれない。
もちろん、こない可能性もあります(笑)

なんか今回はどうなんだ?となっているくらいのほうが、どこかで楽しみとなる瞬間がくるかもしれない。期待値が下がったことで、むしろ楽しくなってくることもあります。歳を取るということは、変な寛容性を生むことかもしれません。そう思うことにします(笑)

【次回】父であり、剣士。

さて、ラストでまた次回へ繋がる新たな謎の青年が主人公の許へ訪れてきました。

おっ、次のライダーか!と思いましたが、予告を観ると違うようです。

豪快無比な雰囲気を持つ、がたいがいい息子連れの父ちゃんみたいです。

取り敢えず、ガンガンくるのか!ガンガン来い、という気で待っていたいと思っています。