魔進戦隊キラメイジャー【ネタバレ感想】エピソード22「覚悟はいいかそこの魔女」

以下、ネタバレありです、回を重ねるごとに独自解釈による偏見も酷くなっております(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

兄妹愛に捨てがたいヒロインの座

ヒロインの座は、もう瑞希でいきましょう!と息巻いていたものの、そうは簡単に我らの姫はすませません。

「お兄さまのバカ!」
「ワタクシのヒーローではなく、皆さまのヒーローでいてください」
そう言って涙を流してくるのです。

マブシーナは、やはりシーナちゃんと呼ぶしかありません。シーナの呼び捨ては、宝路兄貴だけのために取っておきます。

いや〜、ホントにかわいいです、シーナちゃん宝路が義理とはいえ妹のために命がけで行動する気持ちが痛いほど理解できます。

以上は前回の回想シーンなわけですが、いきなり見せられると感慨が強く湧き出てきます。

魔進戦隊キラメイジャー』のヒロインは、シーナちゃん!でも瑞希だって負けてません!といった感じで、今後の推移を見守っていきたいです。

しかし番組開始時は、小夜さんか瀬奈お嬢さまだったはずが意外な展開を見せてきています。あくまで個人的にです(笑)

そう番組開始当初は、王道路線に回帰したスーパー戦隊に感想など必要かと悩んだことを、ここで告白させていただきます。特撮ヒーローとして楽しむうえで、子供番組として配慮された事柄へのツッコミほど野暮なものはないと考えておりました。

真面目に考えていた頃が懐かしい(笑)
マスク系のキャラは表情が出ないから、重要位置へなるべく据えないほうがいいんだけどなぁ〜、なんて思っていた時期もありました。せめて普段は人間の姿にさせたほうがいいんじゃないか、などと考えていたものです。

けれど基地(CARAT)には、小夜さんと瀬奈お嬢さまといった美女が2人もおります。
その2人に挟まれる形であるシーナちゃんなれば、かわいい女性へ変身できても埋没しそうです。
地球人には理解しがたい容姿だからこそ、もっと端的に言えば「石人間」だからこそ強烈な印象を放っていると言えそうです。

「皆さまのヒーローは、ワタクシのヒーローなんです」

傷ついて横たわるベッドの上から身を起こした宝路へ抱きついた後に、シーナちゃんはこんな嬉しいセリフを言うのです。
お兄ちゃんが妹にメロメロになる気持ちが良く分かります。

まだヒロインを誰とする問題は揺れているものの、妹萌えとしては充分であります。
それにしても、惜しい!もしシーナちゃんの容姿が、あれでなければ間違いなくなのですが・・・種族の違いにおいて人間関係は心一つで解決しますが、恋愛感情に限れば大きな壁になることを否めません。

特撮番組から学ぶことは、実に多いです(笑)

ところでタイトル?

さらりとやっておりましたが、シーナちゃんの母君(マバユイネ)が呪いで亡くなるシーン。石人間が砂になっていくなんて、怖すぎます。ニチアサ枠の明るい画面で誤魔化されますが、もし暗い画面で効果を狙って撮られたら・・・立派なホラーへなるように思われます。

けれども個人的にもっと怖かったのが、シーナちゃんの右目に呪いの文様が浮かんだところです。
これはまったくの個人的理由なのですが、目にメスを突き立てた・・・もとい手術した体験から、ちょっとゾッとしてしまうのです。
当たり前に視力があると思うな、大事にしよう我がまなこです。

だから右目にはっきり見える異変が、辛い体験を呼び覚まさせたシーンでありました。

以上が、また前回のお話しです。
その前回で見た次回タイトル、つまり今回のタイトル『覚悟はいいかそこの魔女』カッコいいです、もう熱い感情がタイトルから迸ってきています。

妹のために熱血な宝路の姿が観られそうだぞ、と期待していました。
現に妹の想いを受け止めて、敢えて呪いをかけたヌマージョの許に向かわずギガントドリラーで独り奮闘するかのような活躍には熱くなれます。

呪いを解くほうは、充瑠以下キラメイの若いほう3人組に任せたぞ、といった仲間同士の篤い信頼関係です。

ヌマージョから充瑠の機転により、呪いの解除ができる「アクアキラメイストーン」復活に必要な毒液を持って帰ります。

ここからは、もうキラメイジャーの独断場!アクアキラメイストーンは魔進ザビューンになれば、魔進エクスプレスと合体してキングエクスプレスザビューンという新たな形態へなります。

個人的にお気に入りな魔進ジョーキーの立場を失わせる新しい合体です(笑)。でもキングエクスプレスも立場がないにも甚だしい限りでした。魔進ジョーキーからすれば別のヤツと合体してくれたほうが、まだマシかもしれません。

キングエクスプレスザビューンは新たな形態ですから、敵を圧倒です。

ぼろぼろになるほどの奮闘した宝路は報われ、妹のシーナちゃんは呪いを解かれた無事な姿を見せてきます。

結末としては、良かった良かったです。
しかしながら『覚悟はいいかそこの魔女』としたタイトルの回収は、どうなったのでしょう?誰も彼も魔女=ヌマージョへ立ち向かっていくような場面がございません。
充瑠たちがヌマージョに対して行ったのは、いかに呪いを解く鍵となる体液の持ち帰ることです。ヌマージョのグラスを盗んでこようといった、奸計に近い行為です。

そこに熱血の要素は、あまり見出せないような気がしてなりません。

覚悟はいいか!と決め台詞を組み込んだタイトルに、なんか騙された感が観賞後になって押し寄せてきております。特段に騒ぐほどではないのですが、なんかどうも釈然としません。まったくキラメイジャーは手強いです(笑)

【次回】マブシーナの母

次回のタイトルは『マブシーナの母』ですか。
これまでも『闇落ち』『相棒』など、余計な装飾なくストレートな表現できていたサブタイトル群です。

だから今回の『覚悟はいいかそこの魔女』では、わざとハズしにかかったのかもしれない、と思うことにします。

けれども演出に坂本浩一を呼んだだけあって、アクションや特撮シーンに見応えありでした。
スーパー戦隊において巨大特撮は、特撮研究所が担当していますが、坂本浩一はウルトラシリーズの方で巨大特撮も撮影しています。
坂本浩一が担当する際、東映特撮陣としては特に気合を入れざる得ないように推測しています。なにせ『ウルトラマンZ』で担当した3話それぞれが特色を出した素晴らしい特撮演出でした。
東映特撮陣が観賞していないわけがなく、頑張るしかない力入れ具合を今回から見取っております。

こういうイジワルな見方もまた、特撮作品観賞の醍醐味であります(笑)