魔進戦隊キラメイジャー【ネタバレ感想】エピソード20「あぶないペア」

以下、ネタバレありです、独自解釈による偏見もございます(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

レッドの活躍

充瑠は好きなキャラクターです。

主人公だからお気に入りとならないのが、現代社会の複雑なところ。特にヒーロー番組においては、顕著です。むしろ中心のメンバーより、脇へ目がいく。
だんだん特撮番組を観ていくと養われる、いやらしい感性です(笑)

ファンには申し訳ないですが、前作リュウソウジャーにおいてはレッド以外が魅力的に映った自分です。

前々作ならルパンレンジャーなど、どうでもいい。パトレンジャーこそ!でしたし、キュウレンジャーならツルギバランスナーガのコンビがお気に入りであります。

今、これでブログのネタになることに気づきました。これ以上は面倒なのことも加えて、ここまでで止めさせていただきます。

絵を描き出せば夢中!特別なことは、それだけとも言える今度のレッドくんです。もちろん充瑠なりに、ヘタレな部分を徐々に解消していくといった成長もあります。
けれどもやっぱりの魅力は、大袈裟でない性格とでも言いましょうか。近くにいた時は気づかなかったけれど、いなくなったら存在の大きさを知らされるタイプのように思えるのです。

アクの弱さを売りとしているレッドが、また充瑠がよくハマっています。久々に第一でお気に入りのレッドなのですが・・・あれ圭一郎(パトレン)はレッドだったから、まだ2年しか・・・まぁ、そういうことです(笑)

圭一郎はいるだけで存在感がありましたが、充瑠はその真逆であります。他のメンバー4人がスーパーな人物に加え、追加戦士は強烈な印象を放ってきます。

充瑠の良さにもっと焦点を当てて欲しい。
基本は冴えない高校生なのだから、何気ない日常から滲み出てくる形がいい。キラメイジャーでなければ気づけないエピソードを与えて欲しい。と、いうか出番がこれまで、贔屓目で眺めれば少ない気がしてならない(笑)

もっと充瑠の活躍が見たい、レッドなんだぞ!でも地味なレッドだから気に入っているのかもしれない面は否めない。

それを今回で一気に解消させてくるから、東映という老舗製作会社は侮れません。

レギュラーにして!

戦隊の中心であるレッドが、補習を受けています。
エピソードゼロまんまの教室の風景に、コロナ禍以前を思い出せます。コロナ禍以後でも、変わらない風景にはちょっとホッとします。

充瑠は相変わらず、としたいところですが、よくよく考えてみればです。もうただの高校生ではない、繰り返しになりますがキラメイジャーのリーダーです。実際に、邪面師が出現すれば補習を吹っ飛ばして駆けつけます。

どうなんだろ、教育的に(笑)

しかしながら社会的規範を守るばかりが成長を促すわけではありません。SNSでは叩かれるかもしれませんが、非難覚悟で決断することもなければ視野は狭くなっていきます。

そこまで大げさな話しではない充瑠でありますが、少し心配にはなります。出撃によって出席日数が足りないための補習なのか、絵に夢中だが授業になれば、ちゃんと聞いているのか。
充瑠が、どんな感じで高校生活を送っているか、気になります。
これから文化祭や修学旅行といった学校行事などのエピソードも加えたら面白いだろうな、と思ってしまいます。

特に、今回を観たら、もう絶対にやって欲しい!とする希望が強くなりました。

エピソードゼロで似顔絵を描かせた柿原瑞希。演じる役者さんの名前も西葉瑞希。役名と合致の「瑞希」という名が、キラメイジャーが放送されている限り忘れられそうもありません。

両手を繋ぐというシチュエーションから、キュンキュンする展開になるだろうと予想はしていました。させなかれば、ウソだ!くらいに思っておりました。

今回さすがだったのが、スーパー戦隊ならばといったシチュエーションが満載だったことです。

手を繋げたままキラメイレッド瑞希が、名乗りのポーズを取る。もうやりすぎと言えそうなノリですが、やるならば徹底してやらなければいけません。中途半端にやるとシラけますが、ノリの良いためけっこう恥ずかしいポーズが笑いを誘います。がんばれ、という気持ちで観られます。

そして手を繋げていたセッチャクザイが溶けても、素知らぬふりで握り続ける瑞希です。もちろんキラメイレッド充瑠が気づくわけがない。

ふたりで、魔進ファイヤに乗り込んで戦う。これこそスーパー戦隊でなければ出来ないシチュエーションです。気持ちが傾いていく過程の一つに戦闘ロボにおける共同作業なんて、少女コミックではありえないだろう(たぶん)。

この瑞希エピソードゼロでは、心底から夢中になれない自分に苛立ちを感じていそうでした。今回は、裏表の顔を上手に使い分けることで世をうまく渡っていくことに、己れの意義を見出している感じです。
自分に自信が持てないために、うまく立ち回っていくことを選んだような、少し大人びた女子高校生かと思います。
けれどもやはりまだ世間の顔を窺って生きるには早すぎます。これから他人の顔を窺った生活を送る時期がくるにしても、諦めたままでは辛くなるばかりです。

やはり充瑠はいいです。
女子だからと変に気遣うことなく、思いの丈で表現する。ズル賢くてパワフルな本音を知っても、たいていの男子なら近づかないか誤魔化すか。取り繕うところを、有りのままに認めてしまいます。普通なら欠点としか思えないことでも、その為人を知っていることで、それが魅力と言い切れる。

だから瑞希が「自分も変わりたい」と考えられたのだと思います。

真心とは、何か。凄い立場にある他のメンバーよりも、見た感じ頼りなくても芯がある充瑠だからこそ届きやすかった。普段は冴えない高校生である充瑠が秘めた魅力は、瑞希の存在こそがわかりやすく伝えてくるような気がします。

レギュラーとまで行かなくても、準レギュラーくらいに採用してくれたら充瑠がもっと活きてくるような気がします。
が、そうなると少し気にかかる点が出てきます。

石人間と【次回】釣れ、ときどき達人

キラメイレッドと手が繋がってしまったため瑞希は、地球防衛組織CARATへ訪れた初めての一般人となりました。

そこですっかり本性がバレてしまった瑞希さん。我らが姫、亡国の王女マブシーナことシーナちゃんに対してです。

石人間!呼ばわりです。

シーナちゃんに向かって、なんて言うことを・・・とはならず、正直に申せばです。これまでのキラメイジャーの中で、いやいや仮面ライダーを含めたニチアサ枠で、現行作品だけに限らず過去の作品を含めてです。

1番に笑ってしまったかも!!!独り部屋でここまで爆笑していたことなんて、本当に何年ぶりだろう?記憶が遡れません。

そしてシーナちゃんには謝るしかないけれど、もう自分の中ではヒロインが瑞希になってしまいました。
くるくる回るような豊かな表情に、ツンデレもあれば、素直なかわいらしさも、これでもかっというくらいに見せてくる。
これぞヒロインではないか!

やはりどうしてもシーナちゃんには異星人として越えられない見た目がある。性格や立ち振る舞いに問題はないが、どうしても容姿の壁を打ち破れない己れの限界も悟った今回であります(笑)

ちょっと真面目な話し。瑞希というキャラは、小夜さんはまだしも瀬奈お嬢様を喰いかねないと思います。バランス的に頻繁な登場は難しいか、と大人な事情で考える自分にちょい嫌な気分してます。

難しいことを抜きにして、瑞希が今後における登場だけでは済まない活躍を願います。

次回は『釣れ、ときどき達人』今回がとても面白かっただけでなく、カップリング放送の仮面ライダーゼロワンは最終回。なかなか特別な状況に曝されている回となれば、むしろ印象に残りそうな気がしないでもありません。

でも連続では観ないでしょう、やっぱり(笑)仮面ライダーゼロワンに気持ちが揺さぶられることは間違いなので、一段落してからの扱いになることは紛れもないようです(笑)