ウルトラマンZ(ゼット)【ネタバレ感想】第9話「未確認物質護送指令」

以下、ネタバレありです、独自解釈による偏見もございます(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

キャスト

⚪︎ナツカワハルキ/ウルトラマンZ 平野 宏周(ひらの こうしゅう)/畠中 祐(はたなか たすく)
⚪︎ヘビクラショウタ 青柳 尊哉(あおやぎ たかや)
⚪︎ナカシマヨウコ 松田 リマ
⚪︎オオタユカ 黒木 ひかり
⚪︎イナバコジロー 橋爪 淳
⚪︎クリヤマ長官 小倉 久寛(おぐら ひさひろ)
⚪︎カブラギシンヤ 野田 理人(のだ りひと)
⚪︎ウルトラマンゼロ 宮野 真守(みやの まもる)
⚪︎朝倉リク/ウルトラマンジード 濱田 龍臣(はまだ たつおみ)
⚪︎ベリアロク 小野 友樹(おの ゆうき)
青字声優さん。キャストの振り仮名は、ここで書いている人が一瞬でも読むのに悩んだ俳優さんに振らせていただきました。

未確認物質護送指令

冒頭は、第1話でゲネガーグを倒したところから始まります。内包されていたメダルが各地へ飛び散っている。それを地球防衛軍が回収していく。
研究して役立てたい、未知のものでも利用できるもの全て利用するという姿勢が、次回以降で登場が待たれる特空機3号へ繋がる伏線の一つかと思われます。

大事な伏線となる「宇宙ロボット キングジョー」。
地球防衛軍を襲撃し、操っている謎の宇宙人から「宇宙の秘宝=メダル」を寄越せ、とくる。

今回は効果音といい音声といい、不気味雰囲気作りといい、キングジョー初登場となったウルトラセブンの作風を意識した演出が随所に見られます。

ただ、そこはウルトラマンZ。ストレイジの隊員たちが登場すれば、ぱぁっと明るくなるから、凄いキャラ力であります。

ストレイジによってメダルを安全な施設へ届けるが主筋です。

ヘビクラ隊長とユカが、車でメダルを搬送する。ハルキの乗るウィンダムが飛行して護衛に付く。

『ウルトラマンZ』第9話「未確認物質護送指令」公式配信から

移動する車内から、怪獣を見る!
これは掛け値なしに素晴らしいカットになります。もちろん個人的趣向から述べている断言です(笑)
ぜひセブンガーでも、動く車から見るシーンお願いしたいです。

この護送作戦は、視聴者を含めハルキ以外は囮りであることが分かっています。この場にいないヨウコが別働で目的地へ届けております。

目論見通り襲撃してくる、とても強いキングジョーウィンダムで頑張るハルキは必死に抑え込んだと思ったら、分離という予想もしない技にもんどり打っています。
作戦の真相を思えばハルキの奮闘ぶりに、ちょっと涙がそそられるかもしれません(笑)

もっともヨウコからメダルと受け取ったのは、セレブロに寄生されているカブラギです。愉快犯のような行動を取る宇宙寄生生物なので、メダルの在り処を伝える行動へ出てしまいます。

当然ながらやってくるキングジョー
届けたヨウコに危険も迫っていれば、ハルキゼットで駆けつける。けれども必殺技ゼスティウム光線もなんのそのといった強敵であります。

やはりキングジョーは、こうでなければいけません・・・かな(笑)

それでもさすがのゼットさんは、キングジョーが吸引しているメダルを横から手を出して掴みます。文字通りの横取りです。

しかも、ゼットさん。回収したウルトラメダル3枚の使い方を忘れているという「ウルトラ面目ない」状態でした。
ある意味凄いゼットさんは、ベータスマッシュへチェンジしたものの敵わず、ハルキへ向かって訊きます。

「だめだぁ〜、どうしようー」

地球人からではなく、ウルトラマン側から、ここまでストレートな物言いはシリーズ史上初ではないか、と思われます。

ハルキゼットさんのコミカルなやりとりが抜群な今回でありました。

しかもユカの助言を得て、ハルキの考えなしの提案と合わせて思い出したというより思いついたゼットさん。ガンマフューチャーへチェンジすれば、ガンマイリュージョンを繰り出します。ティガダイナガイアが姿を現す技には、過去が忘れられないファンにとって熱狂せずにはいられません。

『ウルトラマンZ』第9話「未確認物質護送指令」公式配信から

これなら無敵!といった揃い踏みです。
この後に、活用方法を忘れていたとする新規のウルトラメダルで「ライトニングジェネレード」という技でトドメです。

しかしながら個人的には、ティガダイナガイアが出現のガンマイリュージョンがクライマックスになってしまうところが、古いファンだと認めざるを得ません。

【次回】宇宙海賊登場!

ストレイジが回収をかける沈黙したバラバラのキングジョー。その手前に地上から突き出てきた強大な謎の手が、今回の締めとなります。

やはりキングジョー登場回は、前後編が似合います。あくまでも個人的な感傷に属する決めつけです(笑)

個人的感傷ついでに、ちょい小言めいたことを。
初代を意識したような演出が垣間見えた今回のキングジョー。圧倒的なパワーと堅固さで、ウルトラマンでさえ押していく力強さは伝わってきました。
実際に初代キングジョーは、人類の開発した武器がなければウルトラセブンでも敵わなかったほどです。

『ウルトラマンZ』第9話「未確認物質護送指令」公式配信から

各パーツが合体するロボットという向きが強いキングジョーです。怪獣というよりロボットであれば、もう少し動きを抑えても良かったのでは?と思いました。
ヒューマノイド的な大振りは控えて、無機質感を出すため動きは最小限に留め、ひたすら前進と光線を繰り出すほうが、宇宙ロボットキングジョーとしての魅力は、さらに高まったような気がします。

人型の動作に近づけてしまったのは、ちょい惜しかった!と言わずにいられない今回でした。

それにしても見るたびに思う、キングジョーのフォルムは芸術的であります。人気あるのも肯けるデザインの怪獣です。
ゼットは、過去怪獣の購買意欲を復活させてくるので、大変です。嬉しい悲鳴、と言っていい類いなものかは、今しばらく結論づけないようにしておこうかと思っています(笑)