魔進戦隊キラメイジャー【感想*ネタバレあり】エピソード18「闇落ち」

以下、ネタバレありです、独自解釈による偏見もございます(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

ニチアサの順番

一時期よく訴えてもいた、恐れていた事態が訪れた今回の「ニチアサ枠」です。

かつて放送の順番は「スーパー戦隊」ときて「仮面ライダー」でした。それから「おジャ魔女→ナージャ(忘れちゃダメw)→プリキュア」とくる並びが出発点でした。

平成ライダーは刺激的です。観賞後でも興奮が収まらない内容で攻められることが多々あります。

興奮を醒ますには、アニメといった一気に変わった表現方法で、しかも女子向けという方向性が気を落ち着かせるには最適でした。特に「おジャ魔女どれみ」はバトルもなく理想的な作風ではなかったか、と個人的にはそう振り返っております。

けれどももっと大事なのは、前段階。待ち切れない時間へ至るまで、思い切りのいいスーパー戦隊が前置きとして存在している。しかも年齢層をライダーより低めに設定しているうえ、棲み分けも意識されているせいか、観賞後はたいてい爽快感があります。

気持ちよく、次へ移れます。そのままライダーを観ます。

2020年8月9日に放送されたライダーそれからスーパー戦隊という順番になったニチアサ枠。

今回はライダー枠『仮面ライダーゼロワン』を観て、電源を落としました。後続のスーパー戦隊枠『魔進戦隊キラメイジャー』は間を開けるため録画で観ることにします。

ゼロワンが、ヒューマギアとはいえヒロインが爆死というショッキングなだけではありません。主人公がヒロインを失ったショックのあまり、敵に籠絡されてしまう展開です。

そうそう何度もない(けれどよくある)高揚感に包まれています。

そこへ続くキラメイジャーのタイトルは『闇落ち』。
もし目先が違う表現法及び中身とする作品なら、気分転換になるかもしれない。けれどもジャンルは同系統であり、ライダーよりはソフティケートされているのは間違いない。

特撮好きゆえに、複雑になります。

ライダーに支配されていれば、曇った目で観てしまうかもしれない。甘いと感じてしまいそうな自分がいます。
以前なら、それでも構わなかったですが、いちおうブログにすると決めています。偏屈な感性は仕方がないとしても、偏見は多少なりとも止めるよう努力はしたい。

変なこだわりを持って、ここで書いている人は観てます(笑)

ですから「ニチアサ枠」は、ソフトからハードへ流れる作品順の希望は変わることがなさそうです。

タカミチ?

すっかり言葉として定着した感がある「闇落ち」を、ずばりタイトルへ持ってきた今回のキラメイジャーです。

落ちるならば、やっぱりモンストーンに入り込まれたせいでクリスタリア人となった「宝路=タカミチ」さん。

今回とても気になった点が、キラメイシルバーに対するメンバーの呼び方です。

これまで「タカミチさん
ところが今回いきなり「タカミチ」と呼び捨てがありました。
そう呼ぶ充瑠に強く違和感を覚えます。

現実的には、突然の呼び捨てはあるでしょう。むしろ呼ぶ当人の勝手なタイミングであることから、周囲からすればいきなりと感じるパターンのほうが多いかもしれません。

しかしながらフィクションにおいては、キャラ立ては重要です。多少内容が弱くても、キャラさえ魅力的ならば作品としては成功と考えても良い例はたくさんあります。

逆を返せば、キャラがブレた作品の大半が失敗に終わります。

キャラを形成する重要な要素は、持って生まれた容姿や雰囲気に加えて「喋り方」にあります。喋り方がブレると、別人にまでなってしまいます。

もし「呼び捨て」にするならば、それまでに至るエピソードが欲しい。呼び捨てにしたと思ったら、さん付けへ戻っている。

闇落ちしたから、差別化?それとも闇落ちした宝路を前に充瑠の中に、父王オラディンが顔を出していたとか?
理由は付けられるかもしれないが、どうもちぐはぐな感は否めない。

もし「呼び捨て」にするなら徹底して欲しい。そこへ至るエピソードがあった方が良いと考えるものの、もし無いなら無いで別に構わない。

説得力があるかどうかではなく、理由付け自体が大事です。スタッフ内だけの諒解でやってはいけない。例え伝わらなくても、今回は伝えようとする感じが全くなかったことに対して問題と捉えます。

メンバー内での呼び合い方は、しっかり統一が必定です。
呼び名に関して、もうちょっと丁寧な演出を見せて欲しかったです。

いい雰囲気なはず

元々が強かったところに邪悪な力まで手に入れて、キラメイジャーでは太刀打ちできない存在へなってしまったキラメイシルバーです。キラメイレッドがコテンパンにやられてしまいます。

意識を失って横たわるレッドこと充瑠。その頭を、マブシーナことシーナちゃんが膝枕をしているではありませんか!

仲間同士だからということで、やることじゃないです。なにせ小夜さんや瀬奈お嬢様がするとは思えません。

況してやシーナちゃん自身が、為朝時雨にするとも思えません。

なんだかちょっと頼りない雰囲気ではあるけどリーダーの充瑠と、王女さまであるシーナちゃんが良い仲に見えてなりません。

シーナちゃんが叔父であり悪逆非道のガルザに対する時は、いつも隣りに充瑠がいる感じがします。
闇落ちした兄の元へ向かうべく作戦室から飛び出ていこうとするシーナちゃんに「一緒にいこう」と声をかける充瑠です。

自分の中では既に、大事な妹を奪おうとする充瑠に怒りを向ける宝路の姿が見えています(笑)

実際に、シーナちゃんはかわいいんです。
「おにいさまのバカ」なんてセリフには、萌え要素が高すぎです。

そして戦隊のリーダーと亡国の姫というシチュエーションは、ど直球で盛り上がれます。

あと問題は、種族の違いによる見た目をどう克服するかです。

【余談】ヒロインが欠けている

バンダイさん、これはいかんです。肝心なキャラがいないです。

ヒーローグッズ定番の「ぬいぐるみ」です。観ていない女児がいたら、視聴のきっかけになるかもしれないアイテムです。
ダメでもともと、しらを切ってプレゼントすると上手くいく場合もあります。経験済みです(笑)

ただ「プリキャアのほうが良かったなぁ〜」と言われることも多々あります。そんなことは先刻から承知していること、身銭を切ってまですることに裏がないわけがないのです。それが大人です(笑)

かわいらしいヒーログッズの定番でもあるキャラのヌイグルミ。レギュラーは全員が出て然るべき。ヒロインは絶対に出さなければいけない・・・にも関わらずです。

シーナちゃんがない!

シーナちゃんこそ、必要だと考えます。性格・言動良しのお姫さまに問題があるとしたら、地球人からする美人基準から大きく外れている点にあります。
実物があれなので、ここはヌイグルミにして多少は誤魔化すべきです。酷いことを言っていますが、これも姫を少しでも持ち上げたいため。自分だったら、まずシーナちゃんのヌイグルミをプレゼントに選びます。そしてあげた女の子が、どんな反応をするか、興味津々であります。

ぜひヌイグルミのラインナップに、シーナちゃんを加えてもらいたいところであります。

次回は『相棒』男女を始めとして中身の入れ替わりはよくあるネタですが、「キラメイジャーと魔進」とは面白いパターンを思いついたものです。今度はリアルタイムで続けて観られるか、それとも録画で後からか。それもこれも仮面ライダー次第であります(笑)