ウルトラマンZ(ゼット)【感想*ネタバレあり】第7話「陛下のメダル」

以下、ネタバレありです、独自解釈による偏見もございます(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

ついの劇場版の前夜祭

コロナ禍に、まだいろいろ不安要素が多いですが、公開となるとただただ嬉しい我が性癖であります。

2020年8月7日(金)より『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』がロードショーです。
ブログ始めたきっかけが「人生ヤケになっていた」なので、考えなしで観に行くわけです。動員が良いことを祈っていたりもします。

ただ人が少なそうな時を狙うは、慎重というより小心ゆえです。決して立派な心構えから避けているわけではありません。

本音を言えば、すぐにでも劇場へ行きたい。しかし以前に勝る忙しさが、それを許さない。

公開前日(8月6日)に『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス 前夜祭生』を、19:00~21:00(終了時間は予定)に配信されると聞いても、間に合うとは思えない。

あくまで予定とはいえ、ニュージェネ出演者が一同に揃う。強引な言い回しをすれば、ニュージェネのウルトラ兄弟が並んでコメントしてくれる。
良い時代です、良い企画です、感無量です。

木曜の19時なんて、たぶんじゃなくて絶対に無理!途中からだなんて、中途半端になるなら却って観ないほうがいいか。などと考えていたら、翌日8月7日(金)朝10:00からリアルタイム視聴出来ない人に向けて配信してくれるとのこと。

これで確実に前夜祭が観られます。つまり劇場へ行くことが決定したようです。

ごめんなさい、前夜祭がなくても行く気満々でした。
悪のウルトラマン「トレギア」が、どういった顛末を辿るか、気になってしょうがないからです。

今回に取り上げられたウルトラマンベリアル同様、悪のウルトラマンの存在が、ウルトラマンの新しい世代を実感させる大きな要因です。
一刻も早くトレギアについて確認したい。
実はウルトラマンたちよりも、興味はそちらへ向いていたりします。これが、ここで書いている人の性(さが)でございます。

キャスト

⚪︎ナツカワハルキ/ウルトラマンZ 平野 宏周(ひらの こうしゅう)/畠中 祐(はたなか たすく)
⚪︎ヘビクラショウタ 青柳 尊哉(あおやぎ たかや)
⚪︎ナカシマヨウコ 松田 リマ
⚪︎オオタユカ 黒木 ひかり
⚪︎イナバコジロー 橋爪 淳
⚪︎クリヤマ長官 小倉 久寛(おぐら ひさひろ)
⚪︎カブラギシンヤ 野田 理人(のだ りひと)
⚪︎ウルトラマンゼロ 宮野 真守(みやの まもる)
⚪︎朝倉リク/ウルトラマンジード 濱田 龍臣(はまだ たつおみ)
⚪︎ベリアロク 小野 友樹(おの ゆうき)
青字声優さん。キャストの振り仮名は、ここで書いている人が一瞬でも読むのに悩んだ俳優さんに振らせていただきました。

陛下のメダル

冒頭

第1話開始早々に、凶暴宇宙鮫 ゲネガーグの吐き出した四次元怪獣 ブルトンに呑み込まれてしまったウルトラマンゼロ。今回はいきなり大ピンチの登場です。

大ピンチならば繰り出す「シャイニング・スタードライブ」時間戻しの大技です。これが繰り出されるたびに、ゼロはウルトラ最強の戦士、もはや伝説のウルトラマンキングを越えたか、と思っています。
しょっちゅう繰り出せない大技でありますが、これさえあればどんなことでも何とかなります。

今回の監督は、坂本浩一ゼロの生みの親です。とんでもないウルトラ戦士を生み出したものです(笑)

リクくん

地球防衛軍日本支部「対怪獣特殊空挺機甲隊=ストレイジ」作戦室で、食事をさせてもらうリクくん
ヘビクラは隊長であり、秘密の正体はジャグラーであることから、リクくんと旧知の仲でもあります。

「育ち盛りなんだから、ガンガン食え」

年長者らしい声に態度のヘビクラ隊長です。ジャグラーの時からは想像もつかない姿です。
ただ食事がカップラーメンの一択。これはあまりよろしくないように思われます。宇宙人だから問題ないかもしれませんが、地球育ちのリクくんゆえ、もう少しバリエーションを持たせてあげたいところです。

作戦室へ突然に上がり込む形となったリクくんへ、女性隊員たちは素性を尋ねます。
なんとか誤魔化すなかで、リクくんが口にした「風来坊」これにヘビクラ隊長となっているジャグラーが複雑な表情を見せます。

ウルトラマンゼットに、ウルトラマンオーブもしくはクレナイガイが出てくれないかな、と思った瞬間でした。

ゼットはいつになく過去作品を意識した作りになっています。知らなくても面白いものの、未見であったならば見るべきな作りが素敵です(笑)

ところでカップラーメンを食べるリクくんに触発されて、ハルキはカップやきそばをがっつきます。なんだか観てるこちらも食べたくなる、いい食いっぷりではあります。
が、防衛機構としての作戦室のわりには、緩い空気が流れているような気がしてなりません。ユカの冷蔵庫には怪獣の破片と一緒にプリンが冷えていたりするわけです。
問題はないかもしれませんが、妙に肝が据わっているメンバーであります。単に鈍いだけかもしれません(笑)

けれども、その胆力があるからストレイジの隊員に化けたサイボーグの襲撃へ対応できました。見破ったヘビクラ隊長の「カン」の一言で済まされる鈍さのおかげで早く行動へ移れました。

しかしながら「リクくんの拉致」とする敵の目的を果たされてしまうところが、誠にこのメンバーらしいところであります。

『ウルトラマンZ』第7話「陛下のメダル」公式配信より

先輩

リクくんが拐われた理由は、父であるベリアルの因子を採取することです。
ウルトラメダル、この場合は怪獣メダルに近いかもしれませんが、セレブロに取り付かれたカブラギシンヤの策謀です。

ゼットにとっての先輩は、ハルキにとっても先輩。

「リクくん先輩・・・」

思いつめた声でも「くん」は付けずには済まさないハルキです。

襲撃してきたサイボーグの一体を確保していたことから、ユカが場所を突き止めます。

隊長の号令の下、円陣を組みます。とても良いチーム感が出ています。ただ隊長が、何を考えているか分からない宇宙人ではありますが。

「守るぜ、希望。朝倉リク・・・(長いので、以下略)」

『ウルトラマンZ』第7話「陛下のメダル」公式配信より

救出に向かうは、ハルキヨウコ。そしてトイレに行くと言って出てきたヘビクラ隊長ことジャグラーさんときます。

正義に目覚めた、と素直に受け止めづらいもののジャグラーさんが、リクくんを救出です。どちらかというと、ジャグラーさんは、リクくんを可愛がっているような気がしてなりません。沖縄で出会って以来、特に気をかけている気がしています。
これこそジャグラーが好きだ、とする個人的な贔屓目なのかもしれません(笑)

一方、ハルキの方はヨウコの目を盗んでゼットへなります。
今回は、人間の大きさ。いつものハルキからゼットへではなく、ゼットハルキへ、といったパターンです。

これもあるツイートのおかげで「ウルトラマンに変身という表現はどうなんだろう?」という点について考えるようになりました。

変身といえば、それこそ仮面ライダー。本人そのものが変わります。
ウルトラマンの場合は、リクくんを見ての通りウルトラマンジード自身の人間体です。
しかしながら、ハルキゼットは相互補助のために同体したにすぎない。人間とウルトラマンは、別個体であります。このパターンで「変身」と一括りにしていいものか?

どうでもいいことかもしれませんが、個人的にはこだわりたい。こういうことをあれこれ考えていくのは、楽しいことです。まだ上手い具合に思い付きませんが、人間とウルトラマンが別の場合は、どう表現していくか?悩むことを楽しんでいます。

人間大ゼットの活動時間は、50秒。憧れられているとは露知らずのゼットさま〜は、ジュワッとの掛け声と共にヨウコを抱えて敵を蹴散らします。
もっとも当人、というか当ウルトラマンの方は「ウルトラきつい」状態だったようです。ハルキの言葉を借りるならば「おつかれさまでした」です。

『ウルトラマンZ』第7話「陛下のメダル」公式配信より

ところで当ブログの宣伝になりますが、廣瀬ゆいワンラビを読んでからです。

これは、どんな性癖になるのだろうと考えてしまいます。
年上か枯れ専かで始まったヨウコの男性趣向。しかしながらここにきてウルトラマンときます。いちおう5000歳ということで年上条件は当てはまっているものの、ゼットを見ればご覧の通り、若々しく枯れたイメージなどありません。

異星人趣味とか?ともかくユカに負けず劣らずに、ヨウコも癖が強すぎです。しかも読むこと叶わぬ趣向です。

これからは女性キャラの個性が強いことが、作品の面白さにおける必須条件なのかもしれません、というところで今回は止めておきたいと思います(笑)

さすがの特撮

今回の監督は、坂本浩一ゼロ及びジードを生んだ演出家に、今エピソードを任せる。これだけでもゼットが製作上においても細かい配慮をしていることがわかります。

今回は生み出されたベリアルメダルによって「ベリアル融合獣」を冠す怪獣のオンパレード。スカルゴモラサンダーキラー、そしてペダニウムゼットンの三変化ときます。

強敵の三変化には、3人のウルトラマンで対抗です。
帰ってきたウルトラマンゼロです。

『ウルトラマンZ』第7話「陛下のメダル」公式配信より

今回の特撮シーンは、徹底的に夕陽をバックにこだわった3体のウルトラマンそろい踏み。カッコ良くないはずがない。
しかもゼットが真ん中で仕切れば、ゼロがツッコむというコミカルさも忘れない。

けれども、何と言っても痺れずにいられなかったのは「仰向けカット」の長回し。アオりではなく、まさに足元から見上げるカット割りでアクションを展開していく。

『ウルトラマンZ』第7話「陛下のメダル」公式配信より

特撮における常套のカット割りながら、長回しで戦いのシーンを観せてくるなんて!これまで怪獣特撮であっただろうか。

ゼロという未だに人気があるキャラに、シリーズとして未だ続くニュージェネは、坂本浩一が走りとなって築き上げられたものです。
御大とすべき監督ではありますが、後進の田口監督から学ばせてもらったことも多いと言える人柄もあります。

まだ進化を見せてくるから、凄い。
感銘を視聴者に絶やさない監督とは、どういったものか。手本のような坂本浩一という演出家だと、今回まざまざと見せつけられたバトルシーンの一部でした。

【次回】神秘の力

無事に敵怪獣を倒したウルトラマンたち。
ゼロのまんまハルキと話す場面に、ゼロがかつて一体化した伊賀栗 レイトもしくはランあたりなんかが出演したら、たまらんなぁ〜と思わずにいられません。

リクくんも宇宙警備隊としての務めを果たすため、帰っていきます。しかしながら地球には名残り惜しそうな態度を見せていたので再登場はある、と信じています。

そしてヘビクラ隊長が知った、カブラギシンヤの存在。しかしながら隊長はジャグラーなので、どうするかが分かりません。
監督も3回連続で、坂本浩一。見逃す手はないと思われます(笑)

個人的なワガママとしては、セブンガーで出なくて寂しかった。
本日登場した怪獣のサンダーキラーは、カラータイマーを付ける数少ない怪獣だ、とヲタとして叫ばずにはいられないことで締めとさせていただきます。