仮面ライダーゼロワン【感想*ネタバレあり】第40話「オレとワタシの夢に向かって」

以下、ネタバレありです、回を重ねるごとに独自解釈による偏見も酷くなっております(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

女優・鶴嶋 乃愛

仮面ライダーゼロワンを開始早々からのめり込めたのは、キャストの魅力がとても大きかったです。

売れないお笑い芸人という、ひたすらハイテンションを求められ役柄です。熱演を強いられる飛電或人です。
なかなか新人では厳しそうではありますが、新人だからこその勢いで決めてくれました。

ゼロワンの好ダッシュは、終盤より演じるのは難しそうな開始早々の或人高橋 文哉が見事に演じてくれたおかげです。
不破さんが魅力を増していったのも、不動の或人がいたおかげとしたいところです(笑)

そして主人公と共に歩むヒロインが、最初から魅力を発揮したことも大きかったです。

イズというAI人型ロボットの、クールながらチャーミングな姿勢。それは後に続く同じ役柄の手本となるほどです。

新人離れした存在感で、鶴嶋 乃愛が演じます。

番組の核としてブレない主人公の或人と、それに寄り添うヒロインのイズ。時に或人が惑うことがあっても、変わらぬイズに支えられていく。

けれどもここに至りイズは、AI人型ロボという設定を崩すシーンが訪れます。

アークによって殺害されてしまう或人
息を吹き返すはずもなく横たわる傍らで、イズが泣きます
せつなくなるシーンです。撮影中断により少々駆け足気味の展開のなかでも、心揺さぶる素晴らしい演技でした。

従来ならば番組後半は、新人だったキャストが成長を見せてきます。積み重ねた経験によって、要求に応えた演技力を披露してきます。

ただイズは、感情を見せない役柄で通してきました。しかもゼロワンが女優デビュー作ときます。
一度泣いたらその後において涙が止まらず困ったようです。鶴嶋 乃愛にとって、泣かなければならない演技は初めてであり、とても労苦を要したようです。

しかしながら視聴側としては、胸が締め付けられるシーンでした。さすが、と思ったほどです。

もうすぐ番組は終了しますが、鶴嶋 乃愛の今後における女優としての活躍に期待せずにはいられません。

パートナー

雷を取り憑いたアークが、飛電製作所を襲撃します。

ゼロワンに変身できない或人だけでなく、唯阿不破さんまで殺害されるというショッキングなシーンが続きます。

しかしながら、いつの間にか殺害前の時間へ戻っていく。
イズだけが1人焦る状態が続きます。

撮影制限による苦肉の策としての、時間ループをゼロワンでも採用したのか?

実際にそうした事情から生み出された今回のストーリーかどうかは、まだ分かりません。

ただ時間ループと思われたのが、実はシミュレーションだった。なかなか意表を突く、良いアイディアだと思いました。もしかして自分が思い込んでいただけで、気づいていた人は多かったかもしれません。

ここで書いている人は見事に騙され、感心しております(笑)

イズの中にある通信衛星ゼア起動のため、或人の死亡というパターンを何度も踏んでいた。発起人が或人であれば、イズが怒って当然です。

とはいえ、ゼロツードライバーを呼び出すシーン。

「イズ、一緒に叶えよう」

或人の呼びかけに、うなずくイズ。そして2人の手が重なり、しっかり握り合う。
胸が熱くなります。もうこの時点で、アークを倒せると確信できたほどです。

或人イズ。もうここまでくれば、人間と人工知能が共に歩んでいく、というレベルを越えているとしか思えません。
とても或人が人間の恋人を作れるとは考えられません。

仮面ライダーゼロツーの誕生は、或人イズにおける絆の賜物。誰も割って入ることなど不可能としか思えません。

今日の不破さんに、さうざーを求む

撮影中断による総集編では大活躍の不破さんでしたが、再開後はしんみりとした存在へなっています。

さすがに或人殺害においては怒りを露わにしたもの、激昂する唯阿のなだめ役であったり、変身前にやられてしまう状況です。
もっともイズのシミュレーション内の話しだったわけで、不破さん自身は預かり知らぬことでした。

しかしながらゼロツーが活躍する場面に唯阿と共に駆けつけ、ヒューマギアの存在を認める言葉を感慨深げに呟く。

渋いぜ、不破さん!ではない。

俺がアークをぶっ潰す、と言っていたのに不破さん。アークが出てきてから、たぶんまだ雇い主である或人に任せっぱなしじゃありません?ただ唯阿と一緒にいるだけの存在へ落ちてない?

でも、それもある意味で、不破さんだ!と思うことにします。

少なくとも愛犬のさうざーが出てこないなら、別に出てこなくてもいいとしているよりは、出番を待ち望んでいます(笑)

《次回》ナンジ、隣人と手をとれ!

初めてゼロワンと見た時は、そのデザインは微妙だなと思っておりました。
ついにアークを倒したゼロツーは、見た当初から掛け値なしにカッコいいと思っています。どんどん強くなっていく形態ではなく、別の仮面ライダーへ。これはライダー史上、初めての試みのようです。

だからこそコロナ禍による話数短縮が残念です。

苦しい事情が伝わってくる展開に、もし通常通りに運んでいたらと惜しい気持ちでいっぱいです。

だからこそ、応援すべき作品となりました。
あと放送は、ちょうど1ヶ月を残すところとなりました。次回は、が活躍しそうです。は弟のとのエピソードはあるのか。はどうした、と気になるところは盛り沢山です。

そして何より、キュートすぎるイズをしっかり見納めておかなければなりません。

気合を入れて、次回第41話『ナンジ、隣人と手をとれ!』を待ち構えたいです。