魔進戦隊キラメイジャー【感想*ネタバレあり】エピソード13「地底大戦争」#いいのが来たぞ!
以下、ネタバレありの、独自解釈による偏見もありです。どうか、ご了承のほどをよろしくお願いします。製作者などの敬称も略とさせていただきます。
にぃに
いきなり個人的な話しになりますが、ブログ開始で特撮番組をリアタイで追う方向が決定づけられた。
あーあ、GAROVRが終っちゃたよぅ〜な現在は、ウルトラマンと仮面ライダーとスーパー戦隊という、日本が世界に誇るヒーローが軒並み顔を揃えた王道のラインナップとなっております。
ここに深夜帯枠の特撮番組が欲しいところではあります。
週間4本くらいなら、ブログに出来そうな気がします。
ブログを始める前に、執筆ペースを言及している「2時間で1万字」という記事を見かけました。
さすがに自分には無理だろう、とは思いつつも、頑張れば7割くらいのペースには迫れるのではないか。
安直でした。倍どころか、3倍4倍の遅さです。
推敲や修正抜きの、ただ書く時間だけで「2時間で3000字」いかない時もあります。けっこう集中して書いていたはずなのに、時計を見たら、あらまぁもう2時間経ってるよ!な状況がよくあります。
ブログを始めて知ったことです。遅筆なのかどうかは、もっと他の方のペースを知らなければ何とも言えませんが、ただ不調な時はもっと遅くなります。
メスが4箇所入った身体のせいか、古傷がうずくような時もあります。季節の変わり目や雨といった気圧の変化は、かなりしんどくなる場合があります。
だからもし特撮番組が週5ならブログにしきれないだろう、という言い訳を立たせているわけです(笑)。
もし番組が5つになって、書ききれないとしたら、どれを止めるか?仮に現在の放送状況に、夜は牙狼系統がやっていて、尚且つ新規参入で始まったとしたら?
やっぱりスーパー戦隊だろうな、と思います。
ここで誤解のないように言わせてもらえれば、キラメイジャーなどといった特定の作品を指すのではなく、あくまでスーパー戦隊というシリーズを指しています。
視聴者ならご存知の通り、低年齢層をターゲットにしております。仮面ライダーはもう少し上がった年齢層とはいうものの、実際は表目されたターゲット層より広くを狙っているように思われます。けっこう大人のファンがいるところから、視聴者対象の見立ては広げてきているように感じます。
スーパー戦隊は、ターゲット層の両親か特撮好事家でなければ大人の目が向けられないような性格をしております。
時折、大人を引き込む作風が生じたりはします。昨今だとルパパト(快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー)が該当するかもしれませんが、作品として成功はしていも、商品としては失敗の部類に入ります。
シリーズを続行していくことは、誠に難しい。
作品の出来どうこう以前に、まず児童層を夢中にさせなければならない。スーパー戦隊シリーズは、その点がより顕著です。
キラメイジャーは、前作前々作よりさらに本来のターゲット層へ向けている作風です。リュウソウジャーにルパパトといった作品が続いたため、つい忘れそうになりますが、スーパー戦隊ほど「野暮なツッコミ」なりがちです。
いかに単純に楽しむかが、大人のファンとしての務めかもしれない。
と、考えていたら「にぃに」が登場しました。これが、作品をかき回さずにはいられないような存在です。
もしかしてワンクールは「従来の」といった雰囲気作りをしてきただけかもしれない。怪人と巨獣といったパターンの変化だけでなく、ストーリーもまたこれまでないものになるか?ならなくても、そうした期待を抱かせられた時点で、満足している特撮嗜好者です(笑)。
ドリルと充瑠
特撮作品は、何であれ盛り上げていきたい。
何であれ、となるのは、やはり制作本数が限られているところからきています。内容ではありません、自分が好きなものだから多く作って欲しいという、ただそれだけの願いからです。
スモッグジョーキーは、以前から述べている通り非常に気に入っております。セブンガー(ウルトラマンZ)と並べておきたいです。魔進エクスプレスはいらない、というくらいです。
ロボット怪獣へ特別な想いを抱くようになった原点は、対ゴジラ兵器「Mobile Operation Godzilla Expert Robot Aero-type」略して「MOGERA=モゲラ」です。
ごつごつさを含んだズッシリ感。加えて、ドリルが付けばもう何も言うことはありません。
そんな「何も言うことがない」要素を、どうやらキラメイシルバーが搭乗する魔進が兼ね備えているらしい。
今回は邪面師が出ることなく、邪面獣が出張っております。
ハエジゴクシェルガという、地中から触手を伸ばします。オブラートな演出をしていますが、人間を食しています。突き詰めたら、ホラーでエグい場面が生まれそうです。
相手は、地底の奥。なれば潜ると、キラメイシルバーは超重機ドリジャンを駆ります。三つのドリルという、優れものです(笑)。
ここにスモッグジョーキーは現れるわ、キラメイジンより能力は劣るけど、見た目のカッコ良さではこちらを取りたいランドメイジが活躍ときます。
巨大特撮戦が個人的なツボを突いてきて、たまらんです。
まさしく文字起こしは不可能な興奮シーンの連続でした。
しかもキラメイシルバーは、謎を秘めているので今後の楽しみを抱かせます。
ガルザと相克へ至る経緯から、クリスタリアの滅亡時に駆けつけなかった理由がありそうです。
何より本心を隠した装いは、充瑠というキャラを引き立てそうな気がします。
今度の追加戦士は、展開上を盛り上げるだけでなく、作品上の重要度もまた高いような気がしています。
だからキラメイシルバーこと、クリスタリア宝路(たかみち)。
人間の姿は養子のせいで、博多南の身内だろうという予想はだいたい付いていたなどと偉ぶってはいけません(笑)これこそ無駄なツッコミです。
次回は『孤高のエース』誤解はあるであろうキラメイシルバーを、どこまで引っ張るか。何よりこれから充瑠が天然ぶりを発揮してくれそうで、主役の活躍にも期待大なのであります。