ウルトラマンZ【感想*ネタバレあり】第3話「生中継!怪獣輸送大作戦」

以下、ネタバレあります、独自解釈による偏見もあります(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

セブンガーの値段

セブンガーが買えない。

頻繁に店舗周りができるわけではない生活状況にあります。さほど確認しているわけではないのですが、それでも「ない!」という感覚は久しぶりです。

若き日であればいきり立ったかもしれませんが、現在は経済活動に参加する身です。売り上げ好調ぶりを間近に出来て嬉しくなったりします。

とはいえ、時間を割いて足を運んでいれば、単純には収まりません。ないと思うと、欲しくなる心理。それが激しく働きだしたりします。

でも、どうやらネットでは在庫があるみたいなんですが・・・。

個人的に「転売」に対してコメントはありません。世の情勢に添って出てきたというより、ネットで明るみになっただけの商売の基本かもしれない、と割り切っています。ただあまりにも「見えすいた価格が購入者へ露わになってしまうシステム」が問題なような気がします。結局、コメントしてます(笑)

どうしても欲しい人にはありがたい。ただ個人的に「露わな価格」には手を出しません。
本来の価格は「600円前後」といったところ。これを書いている時点(2020年7月4日)において、3倍強の値段へなっています。

購入するかどうかは、自由であります。チケットと違い、モノであることから、文句は出ても非難までは及ばないが建前で、本音は定価か安く売れよ!です(笑)

買い物に限りませんが、納得したうえで行動したいものです。

しかしアフィリを貼っておきながら、こんなこと書いてていいのだろうか?商売抜きにすると、こうなりますの典型的がここにあります(笑)

ニュージェネのオススメと思い出したこと

ウルトラマンZが、周囲で好評です。

何より嬉しいのが、ウルトラマンを観ていなかった家庭で顧みられるようになったことです。

「ぜぇーと!って、マジンガーZと関係あるのか」と真顔で訊かれたりします。こうした点も、田口監督を始めとする企画スタッフの上手さを感じます。

興味を持ってくれた知人(友人というほどではない)から、ニュージェネのウルトラシリーズのオススメは何かと訊かれます。

取り敢えず「現在放送中のウルトラマンに集中しろ、ウルトラマンZを観ろ」といった具合で答えます。繰り返しますが、友人ではなく知人です。なので、そこまで頑なになる必要もないような気がします。
そこで気を改めます。ヲタは面倒なのです。

そこに加えてツイッター紹介から、スケベ診断なるものを受けました。100%という、これ以上ない高得点です。普段は下ネタで笑いは取らないよう心がけておりますが、テストは本性をあぶり出すようです。

スケベは変えられない事実です。
ただ問題は「明るく楽しいスケベ」なら酒の場などでは重宝されることがあるかもしれませんが、「底意地悪いスケベ」では単なるサイテーです。

人並み以上に親切を胸に刻んで生きなければならない。先日の結果を厳粛に受け止めて、今後の糧にしなければロクな人間ではないとなってしまいます(笑)

そういうわけで、親切な特撮ヲタとして返答したオススメ内容を記します。自分で親切といったいる時点で性根がバレてますが、形だけでもつくろうことは大事だと思います。

今回のメイン監督は、田口清隆。この監督が前回メインを張ったのは『ウルトラマンオーブ』ここは押さえておけ!と進言します。

Zの主人公ハルキの萌芽が見える、オーブガイさん。だから敢えて観る必要はないだろう、と思っていたのですが、ヘビクラ隊長の正体が気になります。
気にさせるためにも『ウルトラマンオーブ』観ておけ、ということです。

ただし今後の登場に、朝倉リクがアナウンスされています。なれば『ウルトラマンジード』も加えたほうがいいかもしれません。ニュージェネのウルトラマンを築き上げたのは、ジードギンガSのメイン監督を務めた坂本浩一と現在に他2作のメインであった田口清隆両名に他なりません。

坂本田口。この2人がいたからこそ、ウルトラマンが復活したといっても過言ではない。

ただ個人的には、ツルちゃんアサヒといった『ウルトラマンR/B』がお気に入り。メインの武居 正能(たけすえ まさよし)はある意味やりすぎと判断されたか、次の御鉢が回ってきません。
田口監督と同世代という武居監督が、今後どうなるか楽しみではあります。

それに・・・と、話しはまだ続いたのですが、ブログではキリがないのでやめておきます。

効く相手は間違えさせてしまった例にしてしまったような気がしています。現在となって、もしかしてウルトラマンへ関心を向ける芽を摘んでしまっていないか、気になっております。まったく人間、冷静さを失ってはいけません。

キャスト表

⚪︎ナツカワハルキ/ウルトラマンZ 平野 宏周(ひらの こうしゅう)/畠中 祐(はたなか たすく)
⚪︎ヘビクラショウタ 青柳 尊哉(あおやぎ たかや)
⚪︎ナカシマヨウコ 松田 リマ
⚪︎オオタユカ 黒木 ひかり
⚪︎イナバコジロー 橋爪 淳
⚪︎クリヤマ長官 小倉 久寛(おぐら ひさひろ)
⚪︎カブラギシンヤ 野田 理人(のだ りひと)
⚪︎ウルトラマンゼロ 宮野 真守(みやの まもる)
⚪︎朝倉リク/ウルトラマンジード 濱田 龍臣(はまだ たつおみ)
⚪︎ベリアロク 小野 友樹(おの ゆうき)
青字声優さん。キャストの振り仮名は、ここで書いている人が一瞬でも読むのに悩んだ俳優さんに振らせていただきました。

生中継!怪獣輸送大作戦

冒頭は、あんぐり

「地球防衛軍日本支部」のロボット部隊、ストレイジ。今回において判明したのは、どうやらロボットを配しているのは、日本支部だけの模様です。
この後に「地球防衛軍」統括のお偉方と言える外人さんによって、日本といえば「ロボット」であることを強調されます。

個人的には、ここに「Kaiju」と「Power Rangers」を加えたいです。己れの趣味するところが海外を席巻するさまは嬉しいものがあります。ただ席巻といっても、やっぱり限られた層であることは間違いないと思われます。

ストレイジとしては、セブンガーに続く対怪獣用ロボット=特空機の2号へ着手したいが、予算が下りないということです。まるでウルトラ現場スタッフの怨嗟を代弁しているかのような出だしです。

『ウルトラマンZ』第3話「生中継! 怪獣輸送大作戦」公式配信から

さすがヒロインのヨウコの心を揺さぶるだけあって、橋爪淳演じるイナバコジローは渋くてカッコいい!には違いないのですが、指摘したいのはそこではありません。

この画面作りが、凄い。
多くの作業員を置いて演技させているだけでなく、奥の背景がです。まずセットでありえません。横たわるセブンガー(だよなw)は合成に違いないとしてでもです。さらに奥壁へ当たる部分は、どうなっているんだろう?
飾り付けか、合成か。合成としてグリーンバックであるならば、どれだけ大きい背景布を張ったのか。それともCG合成で乗り切ったか。

アナログ時代なら、スクリーンプロセスを使用するところです。あれなら、明らかに使用していることが分かります(笑)

いきなり特撮魂に火を点ける画作りです。
しかし本当の驚愕はこれからです。

怪獣出現の報に、ハルキセブンガーで出撃です。

『ウルトラマンZ』第3話「生中継! 怪獣輸送大作戦」公式配信から

今回も大活躍のセブンガー。この後における「怪獣輸送作戦」も何のことはない。眠っている怪獣を、ドローンで吊ってセブンガーの手で運ぶといった話しです。
特空機2号の予算を確保するためのデモストレーションに駆り出された感じです。

大活躍なセブンガーに、もうブログのアイコンにしたいくらい、ともかく手元に置きたい。なんだか転売が憎くなってきた(笑)

けれども本当に特筆すべきは、怪獣を倒したところでしょう。
ハルキの願いで、整備班リーダーのイナバコジローが装備してくれた「硬芯鉄拳弾」いわゆるロケットパンチで退治します。
怪獣を倒すだけでなく破壊跡の片付けまでしてくれるのですから、役立つではすみません。次回まで及ばせれば、エネルギー充電に問題あるウィンダムを開発するより、セブンガーを量産して方が良いのではないか?

つまりセブンガーの玩具を量産してくれることを願う、個人的な感情を発露しているわけです(笑)

ただし驚愕したのは、セブンガーの活躍に対してではありません。
倒した敵怪獣のことです。

出現すると共に出される紹介テロップ「冷凍怪獣ギガス」この怪獣は、どう考えても新造されています。
確認すれば、53年ぶり。初代ウルトラマン第25話以来ときます。

もう、マニアックすぎます。

なにせ、こいつ(ギガスのこと)ウルトラマンと戦っておりません。他の怪獣の引き立て役であり、最後は当時の防衛隊である「科学特捜隊」にトドメをさされる始末です。

とても根強いファンというより、酔狂なファンくらいしか憶えていないような地味な怪獣です。
見た目のいかつさからは想像も出来ない、哀れさがあります。

そして、今回もギガス。半世紀ぶりの再登場はセブンガーの引き立て役です。冒頭でちょこちょこといった程度の登場です。
セブンガーのロケットパンチを受けて目を回すシーンは、演出のこだわりの素晴らしさを感じると共に、劇中における存在としては気の毒としか言いようがない。
驚愕が治まれば、このギガス。不憫でなりません。

『ウルトラマンZ』第3話「生中継! 怪獣輸送大作戦」公式配信から

でもフィギアが出たら、欲しいかなとは思います。
ただし優先順位はセブンガーの後であり、今後も順位は下へ落ちていく可能性は大きいです(笑)

本編

セブンガーに搭乗したハルキは、ギガスを撃破。ただ、近くの観測所を木っ端微塵にしてしまいます。ヘビクラ隊長から、あれほど注意を促したにも関わらず、といった雰囲気が伝わってきます。

宙を仰ぐヘビクラ隊長と、複雑な表情の作戦班2人の女性隊員。予算確保に奔走していたクリヤマ長官が激怒するのも無理ない状態です。

そして、次に提案がなされた休眠中の「古代怪獣 ゴモラ」をセブンガーで運ぶ作戦。

汚名挽回の機会でもあり、視察に訪れた地球防衛軍の予算を握る外人さんの前でもあれば、今度こそ失敗は許されません。

もっともゴモラが目覚める可能性は、0.1%以下という安全基準の作戦です。

もちろん絶対ではありません。可能性があれば、エンタメ作品であれば起こってしまうは当然であります。

ただ僅かな可能性にしても、原因がなければなりません。

開始当初から、ハルキが花粉症で苦しんでいます。
今回の輸送対象となっている怪獣は、古代から地球に生息している種族です。

本年は、コロナ禍で鳴りを潜めていたといった感じの花粉症です。しかしながらその猛威は、健康体であればあるほど罹りやすい一面を持っています。

古代怪獣であれば、なって当然!個人的には、そう思います(笑)

それにしても、今回のキャスト陣。コミカルさにうまく乗っかっています。

ゴモラがくしゃみをしたところで、ヘビクラ隊長とユカが固まるシーン。絶妙としか言いようがない空気感を醸し出しています。

視察にきた外人さんたちも、いい感じで大騒ぎです。

このところは正義の味方だったゴモラが、久々のヒール役です。街を壊しております。

『ウルトラマンZ』第3話「生中継! 怪獣輸送大作戦」公式配信から

以上のシチュエーションに、個人的にはとても感銘を受けております。
怪獣がビルを引っこ抜く!建物の破壊はあっても、引き抜くなんてこれまであったっけ?となりました。あったかもしれませんが、ほとんどなかったパターンだと思われます。

ミニチュアワークという昔ながらの手法を基本としながらも、新しい感覚を取り入れていく。ニュージェネと銘打つに相応しいスタッフたちです。

しかも登場したウルトラマンZ
回収したい、みんなの兄さんみたいな「ウルトラマン」のメダルを、屋上にいたヨウコが所持している。ゼットさま、と呼ぶくらいにヨウコは好感を持っています。
しかしながら、Zはウルトラマン。出す声が言葉にならなければ、ボディランゲージしかない。観てるいる方は、笑うしかない。

ヨウコからメダルを獲得したZは、新たなフォーム「ベータスマッシュ」になれば、ゴモラを見事に撃破する。

こうした一連を見ていた外人さんたちは、ファンタスティック!といった好印象のもと、特空機2号の予算を約束してくれるのでした。

ウルトラマンZという、一段高い笑いを提供してくれる作品は、こうしてめでたしめでたしで終わります。

《次回》二号ロボ起動計画

ベータスマッシュへフォームチェンジしたZと、相対するゴモラ
戦いのゴングは「大丸日曜大工センター」の金槌を握った人形看板がセブンガーへ落ち打ち鳴らされて、となります。なんだか、細かーいところまで作り込んでいます。

今回の新フォームは、ウルトラマンエース、そして赤の成分として加えられたとしか思えないタロウのウルトラメダルを使用します。
必殺技をエースから持ってくるところは、田口監督が平成ゴジラ世代といったところでしょうか。

『ウルトラマンZ』第3話「生中継! 怪獣輸送大作戦」公式配信から

光線好きには、たまらない技を繰り出してきました。
エースの劇中ではナレーションが「ウルトラギロチン」と呼んでいたものの、後に別技へ名前が持っていかれたため名称が変わった、バーチカルギロチン!命名までいい加減な経緯がありますが(笑)、カッコいい。これがまたこれが観られるなんて、やはり作り続けられなければいけません。

次回は第4話『二号ロボ起動計画』監督は、辻本 貴則(つじもと たかのり)ウルトラ作品の演出を重ねていくごとに、こと画作りに変態性が増していく監督です。前作タイガの演出ぶりに、メイン監督になるかも、と思ったほどです。

辻本監督、期待しております。