【特撮の踏み絵 その2】思い出の『ゴジラVSキングギドラ』その1

以下、ネタバレありの、独自解釈による偏見もありです。どうか、ご了承のほどをよろしくお願いします。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

コロナにやられた当サイトシリーズ

コロナにやられたと実感する今日この頃です。
今日この頃なのか、と言われたら返す言葉もございません。
リアルタイムで観ている番組が総集編ばかりになってからです。はっきり言って、仮面ライダーとスーパー戦隊の「ニチアサ枠」のみだけで、コロナを憎めるようになりました(笑)

いえいえ、そこまで己れを貶めてはいけません。StayHomeが性に合っていたとぶち上げてしまったために、ちょっと照れ隠しな部分があります。

いちおう(笑)、数多くの上映延期は痛かったです。

まず真っ先に挙げるは『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』これは当サイトの特徴から窺い知れるところであります。

ニュージェネクライマックス!!!と、来たからには気構えておりました。歴代が揃う、新世代のみ(タロウが出るけど)で送る華やかりし共演です。ここまできたか、としみじみ感慨へ耽ります。

しかしまさかの新番組の放送開始にすら間に合わない!世の中、何が起こるか本当に分かりません。

ただ、です。
アサヒツルちゃんの出演がないので、けっこう早い段階で諦めがつきました。キャストの出番に左右される緩さは、ここで書いている人には確実にあります(笑)

次にというより、もしかして最も残念に思っていたかもしれない『劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅲ.spring song』無念さは、当サイトのホットエントリーに入った以下の記事から、どれだけこのシリーズが好きか分かっていただけるかと思います。

Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 』における『LAST STARDUST』が流れるシーンは、本当に好きなんです。
そしてずっと待ち望んでいた『Heaven’s Feel(間桐桜ルート)』のアニメ化に、ヤッホー!となった最終作が延期・・・この世に神が存在するなら、刃を向けるしかない状態です(笑)

そしてこれは期待半分不安半分の映画『魔女見習いをさがして』じんわり感動できれば良いが、どうかな?狙いすぎて失敗しないか、先に発売された小説『おジャ魔女どれみ20’s』を読んだせいで、恐ろしくなってます(笑)。無理に出してはいけないお話しだったような気がしてならない。

個人的には『おジャ魔女どれみ20’s』を知らずに映画へ臨むことをオススメします。

仮面ライダークウガの開始により、未来戦隊タイムレンジャーとついでとばかりに観たら拾いもんだった『おジャ魔女どれみ♯』です。思い出をくすぐる作品が、どういう形で現れるか。不安は大きいものの、やはり観ずにはいられなさそうです。

ゴジラの話しは、どうした!という状態へ入っております。いつもの癖が出ております。

本題です。

ゴジラVSコング』当初に聞いていた公開日は「2020年3月」でした。それが『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の興収を鑑みて検討した結果「2020年11月」となりました。

公開日を伸ばされたことに落胆したことを憶えております。
しかしながら見舞われたコロナ禍によって、公開日を2020年度末へ持っていって良かったではないか、これはこれで何が幸いするか分からない・・・いや幸いなどしなかった。

「2021年5月」再延期となりました。
仕方がないことです。巨費を投じた大作ゆえに、より興収が見込める時期へずらすことは当然と言えます・・・アメリカじゃ〜、そうなるようなぁー。コロナまだまだっぽいし、国内製作だったら公開できたんだろうけどぉ〜。
残念無念、といった現在の心境です。やはり巨大スクリーンに映し出されるゴジラに相手となる巨大怪獣を待つ!それが自分に刷り込まれた原体験なのです。

そして【特撮の踏み絵】と表して開始したのも、本年度11月公開を目指してでした。半年後を見据えて盛り上がっていきたい、と思ったら、1年先となってしまいました。

そんな先まで続行可能なのか。いっそ【踏み絵シリーズ その1】はなかったことにするのも、手ではないか。大丈夫、誰かが気にするほどの大したサイトではない(笑)

そう言い聞かせようとしましたが、『ゴジラVSコング』はいずれ公開されます。近くなれば、ちょこちょこブログにしたくなりそうです。ならば、ここは腹を括るしかありません。

括るほどの話しでもないのですが、辞めずやろうと思って始めた今回の「第2弾」です。
内容がゆるゆるでも長期へ渡ることが大事、と自分を甘やかした決意をした今回です(笑)

ゴジラVSキングギドラの思い出

思い出の映画祭

ゴジラvsキングギドラ』は、1991年(平成3年)12月14日に公開されました。

しかしながら最初に観たのは、同年における9月29日です。
試写会などではなく、生まれて初めての映画祭です。第4回東京国際映画祭です。
怪獣映画など観ないと思っていた友人たちが、一緒に行くこととなりました。これからゴジラシリーズに限らず、90年代の怪獣映画は付き合ってくれることとなります。

友人たちと共に行く怪獣映画、まさしく青春でした。

ただ友人の中に1人、ひねくれ者がおりました。ヲタとも言える映画大好きなヤツが、これ以後において毎年恒例となる公開に先立つ東京国際映画祭は外せない、と言うようになります。

なぜなら、まず監督を始めとするスタッフを間近に観られる。特に重鎮というより、東宝映画のレジェンドと言える音楽監督の伊福部昭を目前にしたこと!自分だけでなく、その友人もかなり感激しておりました。
ちなみに他の友人が???状態であったのは良い思い出です。

そして東京国際映画祭における出品作における最大の特徴は、未完成だということに尽きます。
公開よりだいたい3ヶ月前という強行スケジュールなため、出来ていない映像をスクリーンで観られる唯一の機会なのです。

特に『ゴジラVSキングギドラ』は印象的でした。
キングギドラは、長い首が3本に尻尾や羽根まであります。そこから「メカキングギドラ」という進化なのか、哀れなのか分からない形態へチェンジします。

メカキングギドラが、とても重くなったようです。メイキングなど観なくても、この国際映画出品作で分かります。

キングギドラを吊るは、それこそ細いピアノ線です。
メカキングギドラは、ぶっ太いワイヤーロープで吊っておりました。

操演の糸が、もろ見えです。ぼかし一切なく、はっきり観られました。
お断りしておきますが、これは特撮のお話しです。でも興奮してしまうところは同様と言えます。

これが公開作品になると、綺麗に消えてしまいます。見えません、残念な気持ちになります(笑)

けれどもおかげで処理前を出品してくれたおかげで自分は、映画祭と公開後といった重複する鑑賞に付き合う友人を得ることに成功します。

本当に良い思い出となりました。もっとも友人たちからすれば、現在となればバカな行動したという感じで言う時もあります。もう怪獣なんて観ていません。

それでも、少し前に出たムック本『ゴジラVSキングギドラ コンプリーション』を購入したと報告すれば、どんなだった?と訊かれたりします。趣向は分かれたけれど、一時期でも同じ体験したことは無駄にはならなかったようです。

好きな都庁に迫るカット

90年代はハイビション化到来の時代です。

CGという手法によって「圧倒的なリアル感」を出した『ジュラシック・パーク』の公開は、1993年です。もうコンピータを使用せずなどとは言っていられない時期へ突入します。

ゴジラシリーズもアナログ手法が主とはいえ、1992年末公開の『VSモスラ』からハイビションの模索が始まります。

つまり『VSキングギドラ』は、フィルム一コマ一コマに描くこと以外の方法がない作品の最後です。ちょいCGで作られたシーンもありますが、観られたものでもないので(笑)アナログ特撮の最後と言い切ってしまいます。

そして特撮を担当した川北監督がテーマに掲げたのは「破壊」そのクライマックスは出来たばかり新都庁舎とその周辺です。

ゴジラが都庁へ迫るシーン。短い時間ですが、ここ個人的にお気に入りなカットです。

前出したコンプリーションの中で本編を担当した大森監督が「わりとスカスカな感じ」のミニチュアセットを、ぎっしりとした風景へ観せてしまう。
ゴジラというより日本の特撮技術の高さを示す好例のカットです。

しかもゴジラより更にそびえ立つ都庁は「ミニチュア」です。それをガンガンこれから壊されていきます。
画面に飛び散る破片は、本物です。特撮現場は「3K=きつい・きたない・危険」要は「労働環境として良いわけがない職場」であることを語る際に見せた川北監督の笑顔が忘れられません。

VSキングギドラ』について、今回は思い出を語らせていただきました。作品がっつりは、また持ち越しです。
なんだかんだ言って、ゴジラは長く語りたい。なんていうことはない、1年などあっという間な気がしてきました。現金なものです。