仮面ライダーゼロワン【感想*ネタバレあり】「超(スーパー)お仕事大戦 バトル2」
以下、ネタバレ及び独自解釈による偏見(笑)が含まれますことをご了承ください。製作者などの敬称も略とさせていただきます。
児嶋で良かったよ
厄災は、どこから降ってくるか分からない。
日本国内に限らず、世界中で実感させられている「この頃、最近ずっと」であります。
StayHomeに合わない人に取っては、ホント荒れるよね!と思いました。
けれども、じっとしていることが出来ずといった原因がはっきりしている人は、まだ良い方なのかもしれません。
ただ本性が現れただけのヒト!ねじ曲がった性格が、外出しないことで噴出してしまった。もしくは自粛生活が性に合いすぎて調子に乗ってしまったとか。
振り返ると、己れがイタイ(笑)。
当期間中ブログでけっこう偉そうなことを、いつになくほざいていてような気がします。しかも、未だ継続中か。突然に、上から目線になってしまう時があるように感じます。
多くの作品(人ではない)に支えられ、日常を過ごせている。忘れてはいけない。
特別編が続けば、実感しております。
撮影再開から3週間後に新作をお届けすると聞けば、スタッフの苦労が偲ばれてなりません。
なにせソーシャル・ディスタンスに清潔という、特撮現場において最も縁遠い項目に気を払わなければいけません。しかも撮影時間も制限されています。
残業はさせません、けれども実態は家に持ち帰ってでもやって置いてね、というのが実情があるのではないか。もちろん実際の東映現場はきっちりしているでしょう、これは自分と周囲に照らし合わせて生まれた邪推であります(笑)。
なにはともあれ無事に再開となって、良きことです。
徐々に日常を取り返すなかでありますが、強いられた生活の反動は出てくるもの。もしくは本性を現してしまった人と言い換えられる例もあります。
ここで書いている人としては、特撮や趣向するものに関わりなければ別に何が起ころうが構いません。しょうもない性根の持ち主なのです。
だから世間の騒がしている「アンジャッシュ」なれど、番組にマイナス・イメージを与えるどころか、好感度を上昇させているということで「良かった」とさえ思っています。
むしろ児嶋には「仮面ライダーゼロワンに出演中だ」と大きく打って出て欲しいくらいです。
趣味・趣向するもの以外には、本当に冷たいというか無関心な当ブログを書く人なのです。
なにせ「佐々木希」名前は聞いたことがあるなぁ〜、程度なのです。マジか、と言われましたが、マジです。
だって、このタレントさん、自分の琴線に触れた役柄はないし、況してやヒロインをやったわけではない。だから知らない、というとても辻褄の合った話しであります。
むしろ心配しているのは『仮面ライダー剣』のヒロイン広瀬さん。離婚後は、どこぞ行方知れずと聞いては胸が痛くなります。「幸せ」なんて、ある意味テキトーとしか言いようがない曖昧なことを願ったりはしません。
ただ虚しさに押し潰されないような生活を送っていれば良いな、と思っております。
低い年齢層からも注目される特撮ヒーロー番組において、私生活がきちんとしていることは、とても大切なことです。大人として、手本から程遠い行動を取る卑怯者ではシャレになりません。
出演がつくづく児嶋の方で良かった、と思います。
今日も不破さんの運命は!
先週に引き続き「不破さんの適性な職業を見つけよう」後編です。
文字しているだけで楽しくなってくるから、さすがの不破さんです。けれども改めて書き出してみると、やっぱり無理じゃないだろうかと思わせる不破さんです。
そもそも今回は、あまりまともに就けそうな職種が残っておりません。
せめて「農業従事者」くらいは、と思いましたが、イズは「アンタじゃ、無理」といった調子で却下しております。
これが無理なら、他に選択肢があるようには思えません。
「発明家」「宇宙飛行士」「プロスポーツ選手」「漫画家」「モデル」「歌手」「声優」など、ロマンが溢れすぎな職業です。転職以前の問題です。
なんとか「大工」地道にその修行をこなせしてくれれば。出来るさ、と信用したいところですが、信用しきれない方が大きいか(笑)。
お笑い芸人は或人と同様レベルなので、多くの人にウケは難しいかもしれません。
イベントに呼ばれる盛り上げ役など、以っての外でしょう。
俳優は今やっているよ、なんて視聴者が夢を無くすような指摘をするべきでもありません(笑)。
と、いうことで最初から分かっていたことですが、転職などない!ということです。けれどもそれがオチではありませんでした。
夢オチという、クリエイターなら一度はやってみたい、けれどやったら干されるかもしれない結末です。穴埋め企画だからこそ可能とした、とても貴重な回でした。
ただ目が醒めるきっかけとなった、不破さんが見つけた夢「それは仮面ライダー」つまり飛電製作所の用心棒こそ、言い換えれば或人の下で働けることこそが、夢を叶えていることとなっています。
不破さん、やっと分かってくれたか!とは、大人のファンはならない(笑)。
まったく仮面ライダーになることが夢だったなんて、子供じゃあるまいし。ライダーとして、どうしていくか、これから得た特殊能力で当面は何をすべきか。
これでは或人社長の下で働けて幸せです、と言っているような感じです。それはそれで全然オーケーではあるものの、自分のルールで動くという発言からしても自覚はしていないです。また何かやらかしそうです。
そうなった際、或人社長はともかくイズが怖いです。それにこれからもし飛電製作所の技術者として刃唯阿を採用したら、その調子ではとても肩身が狭くなりそうです。
職場で女性ほど味方にしておかないと、まずいものはありません。イズと唯阿が結託して向かってこられたら、不破さんではどうにもならないでしょう。結局は或人が大変になりそうです。
冒頭の山寺宏一がするいつものナレーションが言っておりました。
「果たして不破諫の運命はどうなってしまうのか!?」
夢から醒めたこれからへ、まさしく当てはまる言葉かと思われます。
次回は「第35.5話」
これまでの映像を使用して、ツッコミどころ満載を狙って作ったとしてか思えない、特別編でした。ゼロワンの勢いを現すような、ノリの良さです。
と、言いますか、このお仕事大戦バトルは不破さんのために用意されていたようなものです。『シューティング・スペシャル』から続いた、まさに三部作として良いのではないでしょうか。
5週に渡って続いた総集編のうち、3作は不破さんを振り返る。悪いわけがこざいません。
唯阿がイズを真似した喋りを披露したり、本当に面白い回でした。
個人的には、もしかしてゼロワン中で最も笑った回だったかもしれません。
そして、魅せてくれるダブルライダーのシーン。
バルカンとバルキリーのコンビネーション絶妙なアクション。
「憎しみなんて、もういらない。今の俺に夢があるからな」不破さんの叫びには、人間こうありたいと思わせます。
締めが、不破さんと或人が同時に変身するシーンです。
おかげで、またその回を見直すハメへ陥るわけです。
次回は、ついに新作『ナニが滅亡迅雷を創ったのか?』しかしナンバリングが「第35.5話」と、素直に来てくれません。
新作で、いきなり何を仕出かそうというのか(笑)楽しみなことです。