『ウルトラマンZ』のセブンガー&ネット配信中の『ウルトラマン80』「京子先生篇(勝手に命名)」につくづく惜しくなる

以下、ネタバレあります、独自解釈による偏見もあります(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

新番組『ウルトラマンZ』の発表会

2020年6月20日(土)朝9時からテレビ東京系列でスタートする最新作『ウルトラマンZ』期待が高まるなか、キャスト並び特撮監督としてイチ推ししている田口清隆が、オンライン発表会を行うと言う。

2020年6月5日(金)17時より生配信!
平日の夕方なんて、見れねーよっ(笑)「StayHome」終了のした金曜なんて家に要られるわけがない。隠れて観るにしても、17時は最も困難な時間であります。

でも大丈夫だよな、と思ったのです。きっと見逃し配信してくれる、大人のファンを置き去りなど、夢を売る円谷プロがするわけがない(笑)

ターゲットが児童層だからこそ、大人の事情が深く喰い込んでくることを、都合いい時は忘れるたちが出てしまいました。

ブログを始めて強く認識するようになった「現在を追う」観点からすると、作品開始前における、いろいろ想いが錯綜する楽しい時期です。スタッフ自身からもたらされる前情報は、個人ブログからの情報とは比べ物にならないほど貴重です(笑)

逃してしまいましたか、残念。けれども「スペシャルムービー」なるものが公開されておりました。これを慰めとします。

今回の『ウルトラマンZ』は、力いっぱい振り切れていそうで期待大です。田口監督は極端な振りをかましながらも、ハードさを以ってきちんと締めていく。難しいさじ加減を間違えることなくこなせる演出家です。

それでもウルトラシリーズのメイン監督を張るのも、これで3回目。そろそろやらかしても、とは思っています。この頃は性根の曲がり方が顕著で困ります(笑)

今回は、対怪獣組織が久々に存在します。
それでありながら形態が「ロボット」従来の戦闘艇タイプではない武器となります。兵器、と呼称しないのは、対怪獣ばかりではなく消化活動や瓦礫跡の片付けなど、日常における貢献も含まれているからです。

単純な善悪へ落とさない。ウルトラシリーズが開始した当初から見せてくる葛藤です。ニュージェネと呼称されている近年のシリーズにおいても忘れられていない基本が、大人になった現在でも観られる大きな要因だと思っています。

特撮ヒーロー番組だからこそ、勧善懲悪だけで終始するようになったら観なくなると思います。

そんな真面目な気持ちへなったところへ、対怪獣として用意されたロボットが「セブンガー」ときます。

BANDAI発売ソフビ

おお、カッコいいじゃん!となるヤツはまずいない、と思いますが、どうでしょう(笑)
ずん胴に三白眼。生物ならともかくロボットです、M78星雲のデザインセンスを疑いたくなります。
もしくは敵を倒すからこそ、ちょっとオトボケにしたのかもしれません。そう考えれば、M78星雲のデザインは、むしろ素晴らしいとなる。深い意味が込められていたことを読み取れない地球人となります。

さすがの「ウルトラシリーズ、侮れません(笑)

個人的にウルトラマンレオで最初に観た際は、リアクションは起きなかったです。
なにせ、このセブンガー。凄く強かったのですが、活動時間が「1分」という短さ。しかも再起動まで50時間がかかると言う。強さを求めすぎて、肝心の「敵を確実に倒す」という観点がすっぽり抜け落ちた仕様となっています。

ちょろりと出たきりで、それ以後は再登場なし。
現在になって、ファンから長く愛されていたキャラという紹介がなされていますが、鑑みても、それはどうかな?と思います(笑)

とはいえ、現在となればです。
ロボット怪獣は個人的に嗜好している自覚があります。
そして子供の頃には、冴えない風体としか写らなかったのが、大人になれば実に良い味が出ている「愛嬌」にしか見えません。デスクに置こうかな、と考えているほどです。

ウルトラマンZでは活躍が約束されている(ですよね?)セブンガーというアイテムだけでも「お待ちかね」の新作なのです。

ウルトラマン80の、もしも京子先生が

ウルトラマン80において、その公式配信の開始時に想いを吐かせていただきました。

内部リンクといいましたっけ?過去の記事を貼る行為で、なんかSEO=検索エンジン最適化に良いらしい。
なんだか良いんだってことで、積極的にやるべきかもしれません。イマイチ煮え切らないのは、過去の自分に向き合わなければいけないことが、時と場合によっては苦しくなるからです。

読み返して恥ずかしくなるものを発信しているのか、と言われれば返す言葉もございません。でも書いていた当時は「今この瞬間を生きている」ぐらいの気持ちでした。

思い入れが強すぎるほど、後で辛くなる傾向にあります。きっと同じ憶えがある人がいるはずです。
わかりやすい例えだと、ラブレターですか。現在なら、送信文と言えましょうか。残る形はいけません。だから直接に言う形を取ってきたことは、我が人生において数少ない間違いない行為です。しかし結果が伴わなければ、あまり意味がありません。

話しが変な方向へ舵を切り出したので、元へ戻します。

基本的に感情移入しやすい、ここで書いている者は、いかに客観性を持って望むか心がけています。
心がけているとしているくらいですから、あまり出来ていないのです。

そして、当項において紹介させていただいた過去記事『ウルトラマン80』は、まったく客観性ない内容です。

特に『思い出の先生』の段落を書いている時は・・・いい歳なんですが、こう涙が溢れてくるというか、思い出すたびに文字を打つ手が止まりました。

ウルトラマン80へ声をかける「教え子たち」観るたびに泣けてしまいます。

その想いを胸に観る配信中の「8・9・10話」もっとも教師篇がノっていた時期であれば、また残念さがこみ上げてくるのです。

たぶん個人的に「リアルタイム」で本放送を観た最初のウルトラマンですから思い入れがあります。
いちおう乳児期に近い年齢時において、タロウレオを観ていたようですが憶えておりません。朝か夕方の再放送で観ていた記憶しかございません。つまり観たという事実以外に、他の思い出が絡んでこないのです。

放送を待ち構えて観るウルトラマン。それこそ『ウルトラマン80』でありました。そしてウルトラシリーズにおいて視聴者へもっとも「置いてきぼり」を喰らわした作品だと思っています。

愛情というより怨念に近い心情を抱えていました。

けれども後年のスタッフが『思い出の先生』を制作してくれたおかげで、ある程度の決着は付きました。

ある程度・・・そう、ファンの飽くなき願望はそう尽きるものではなりません。

長きシリーズに渡るウルトラマンですから、それぞれに特徴があり、また分別が出来ます。

人間の姿として過ごすパターンは、主に3つのパターンへ分けられます。

1つ目は、地球人に「憑依」するパターン。初代ウルトラマンから始まる、命を落としかけた地球人を救う動機から一体になったので、敵の出現時以外は活動をしません。

2つ目は、人間に「能力」としてウルトラマンが宿るパターン。これは平成以降から見られようになった形で、地球人もしくは他惑星の人間が変身して戦います。つまり仮面ライダーの基本形と同じです。

3つ目は、ウルトラマン自身が「地球人」へ変身しているパターン。有名どころとして、ウルトラセブンが挙げられます

例外として、2期とされる昭和のウルトラマンにおいて。命を落とした地球人の青年を救うため一体化するまではいい。それからずっと一体化したままで、故郷M78星雲へ帰ってしまいます。
もはや、同化といえるパターンです。
ウルトラマンか、それとも落命したはずの地球人の方か。どちらかは分かりませんが、乗っ取ったとしか考えられません。あまり考えてはいけないところかもしれません(笑)

ウルトラマン80のパターンは、ウルトラセブンと一緒の3つ目。自らが人間「矢的猛」へ変身して地球上の生活を送ります。
教師の資格まで取るなど、他惑星から来た者にして、その入り込み方は懸命なものを感じます。

「一所懸命」をモットーするところは、こんなところから来ているのかもしれません。

いや教壇に立つ頃は、M78星雲という意識すら薄くなっていたのかもしれない。

なぜなら同僚の、マドンナとも言える美人教師の「京子先生」に対する好意を隠していないからです。
絶賛配信中の第10話『宇宙からの訪問者』ここにおいて、矢的先生がはっきり好意を持っている行動を示します。そして京子先生の方もまた同様でありそうな雰囲気です。

けれどもここで京子先生や他学校関係者は、フェイドアウトとなります。

もし、このまま学園生活が続いていたら?
矢的先生はウルトラマン80そのもの、そして京子先生は地球人です。
訪れた別れが、どのようになったか。想像の域から出ないものの、ウルトラセブンダンアンヌに並ぶ、せつない別れのシーンへ至ったかもしれない。

番組終盤において、ウルトラマン80は、自身が敗北した場合を考えるようになります。いつまでも地球人として生きていけそうもない。M78星雲の宇宙警備隊の一員であれば、帰らざる得ない時が必ずやってきます。

異星間であっても好意を寄せ合う者同士。そこに生徒も加われば、感動しかない別離シーンとなったのではないか。

もし路線変更がなければ、京子先生はウルトラファンにとって1・2を争う忘れられないヒロインになっていたかもしれない。

こう考えてみると、最も割りを食ったキャラこそ「京子先生」であった。
路線変更がなければ星涼子こと「ユリアン」は生まれなかったが、個人的には京子先生を取りたいと思っています(笑)。

ところでいきなり音楽話しになりますが、今でも聴くミュージシャンに『柳ジョージ』がおります。もう既に故人となっておりますが、いつまでもお供にする音楽を残してくれました。

21世紀に入りネット検索で、ようやく知りました。
京子先生を演じていた浅野 真弓(あさの まゆみ)が奥さんでありました。もう、びっくり!縁を感じます。
個人的には、とてもインタビューしてみたい人物となっております。柳ジョージウルトラマン80ときては、どれだけ時間があっても足らないくらいです(笑)

どこで、どういった結びが生まれるか。本当に分からないものだと、配信中の京子先生を観ながら思うのです。