忍風戦隊ハリケンジャー【ダブル戦隊の元祖が、ネット配信中】#観るなら、ここからです

以下、ネタバレありの、独自解釈による偏見もありです。どうか、ご了承のほどをよろしくお願いします。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

旬をしてしまえ!のネット配信

特撮を盛り上げるために始めたブログではありません。
ブログを始めたら、特撮を盛り上げたくなりました。
己れの性根が、特撮にあり!と気づいた次第です(笑)

これまで個人的姿勢として、特撮の見聞を深くするため、幅広い興味を持つようにするといった姿勢できました。
しかしながら『GAROVR』によって、特撮の関わり合いから広げていく方法もあるな、と考えるようになった次第です。

見聞の広め方として、やり方が変える時は来るかもしれません。
けれども従来通りに捉われず、思考錯誤していきたい、と気取っております。裏を返せば、優柔不断な面が覗いているとも言えます。

取り敢えず、己れの心のままです。
そうして特撮へ埋没していくわけであります。結局は都合良くにしか捉えていないのかもしれません。

でも出来れば、少しでも特撮ファンは増えて欲しい。これは、変わらない本音です。
なぜなら費用がかかる製作物なれば、一歩まちがえれば消失するジャンルだと思っているからです。

時期によっては、特撮作品は「ニチアサ」だけという事態もありました。東映1社が2作品を提供しているだけ、という危うさです。

ここに何とか雨宮監督の牙狼シリーズが乗っかってくるか、円谷ウルトラマンをやるか。超星神シリーズなどは成功の部類に入るかと思われますが、中心となっていた川北監督亡き今、立ち上げられそうにもありません。

東映に続いて、円谷が軌道に乗せてきました。希望としては、牙狼もしくはそれに類する深夜放送帯が合う特撮番組が欲しいところ。加えて東宝ゴジラに限らなくていいから映画なり番組でシリーズ化してくれたら、と思うがやらないでしょう。すっかり中抜き会社となってしまった感があります。

つまり特撮業界は予断許さない状況にあるんだぞ、とブログを始めたら考えるようになったわけです。それまではそこまで考えていなかったのです。
ノンキな者であります(笑)

そんな呑気な者が意識しだした危機感から、現代から観ても「おもしろいんじゃないかな」というような作品を取り上げます。ここで書いている人の個人的嗜好が単に出ているだけのような気がしないでもないですが、ネット配信は「旬」であるとして2020年6月へ突入したばかりの時期に、カーレンジャーブルースワットは放って(笑)、スーパー戦隊に位置付けられる作品をブログにします。

忍風戦隊ハリケンジャー

「人も知らず 世も知らず 影となりて悪を討つ!」の名乗りフレーズがいつまでも残る『忍風戦隊ハリケンジャー2002年2月から翌年の2月まで、全51話が放送されました。

もう18年前の話しになります。出来るだけ21世紀に入った作品を中心に、と思っても、それなりの時が流れております。
毎回言っておりますが、歳を取るわけです。こればかりは仕方がないので、せめて「いい大人」になりたいです。特撮趣味の時点でどうなの?とツッコまれそうですが、きっと理解し合える世代が育ってくるだろう。
そう願わずにはいられません(笑)

当ブログへ訪問される方は、特撮に対する年季がそれなりに入っていそうな気がしますが、たまに間違えて初心の方がいらっしゃるかもしれない。

アナログ放送で観た記憶なんて、ない。画面が4:3比率なんて知らないから、両脇が塗り潰されているなら、特に観たいとは思わない。
そうした世代を迎え出しているのかもしれない。

アナログ放送の廃止により、デジタル放送へ完全移行してから、まだ10年が経とうかというくらいです。歳を実感するのは、これからです(笑)

しかしながら年長者たるもの、良い作品を紹介したい衝動があります。経験が長い分だけ知っていることを押し付けたい!とした本心です。立派な大人とするには、ここで書いている者は人生より特撮を優先しているからです。

昔なんていらない。2010年代からの作品で良い、とされる方がいらっしゃるかもしれない。
最近の作品で、充分に満足している、と。

ならばです。
最近の特撮にハマっている方ならば、パトレンもとい『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』は良かったよね!となっているかと思います。

2大戦隊が対決の立場にありながら、互いを認め合う関係。立場を異とするからこそ、時に手を組む展開の熱さ。後日譚に当たる『MOVIEパーティー』を観れば、最前線で働く者同士といった互いの気持ちを分かり合うシーンは良かったです。

味方とされる上層部よりも、敵対している者の方が近い心情であったりする。感情を持つ生物とは、誠に複雑なものです。

例え玩具が最低な売り上げであっても好評だった『ルパパト』同一番組内に、ゲストではなくレギュラーとして2つの戦隊が並び立った作品は、これだけでありません。

と、いいますか、他にダブル戦隊が存在した作品って、他にこれだけ?とブログにしながら気がついた次第です。今頃になって思い至るとは、我ながらこんな緩い特撮ファンもあったもんだな、と反省です。

タイトルにある通り「忍風戦隊ハリケンジャー」メンバーは3人のまま最後まで変わることはありません。
そこへ加わる戦隊は「電光石火ゴウライジャー」兄弟の2人で構成されています。第7話からの登場になります。正確に記すならば、怪しげならば第5話からといったところです。

少し回を重ねてからのゴウライジャーではありますが、遅いどころか早々の登場です。
しかしながら兄である霞 一甲かすみ いっこう / カブトライジャーを演じた白川 裕二郎(しらかわ ゆうじろう)現在は歌謡コーラスグループ・純烈のリードボーカルとして活躍中。ギルスに足を引っ張られそうになりましたが、紅白歌合戦に出場しています。
順調ということで、本当に良かったです。

そんな白川 裕二郎ハリケンジャー出演当時のインタビュー記事によれば、一向に出番の声がかからないから気を揉んで、霞 一鍬かすみ いっしゅう) / クワガライジャーとして弟役を担当する姜 暢雄(きょう のぶお)へ連絡を入れていたくらいだそうです。

どうやらゴウライジャーとされたものの、当初から出演する心算でいたようです。

忍風戦隊ハリケンジャー』は、当初からダブル戦隊で行く気満々だった模様。ただ少し勿体振った分だけ、ちょっとゴウライジャーの俳優が焦ってしまったようです。

ストーリー上の展開としては、最後まで立場を崩さなかったルパパトと違い、互いに協力し合う関係になります。
そう、あくまで協力。お互いが独立しており、時には相手が知らない間に敵と決着をつける展開もあったりします。

そしてカッコいいところは、ゴウライジャーが持っていきます(笑)

闇の立場にあった流派ゆえに、影射す生い立ちです。これだけでも充分にカッコ良さそうですが、ハリケンジャーの3人が太陽そのものといった明るい落ちこぼれ。ゴウライジャーの引き立て役としては、これ以上ないくらいです(笑)

第7話から本格的に登場したゴウライジャー。怪人側と組んで、ハリケンジャーと敵対すること、ほぼワンクールに渡ります。
正確には11話を経た第18話で、ダブル戦隊が手を組む経緯へ至るわけですが、途中にゴルフという休止が入ったことは今でも忘れられません。

ついに!と大いに盛り上がった第18話直前で、1週の休みを挟む。そりゃ、あんまりだよ、と思った懐かしい記憶であります。

だから、これから第17・18話がまとめて配信されるなんて、なんか悔しいぞ!という気が湧き上がっております。

もしまだ未見で初回から観てないから、という理由で敬遠しそうなら大丈夫!と、言い切ってしまいます。

なぜなら良くも悪くもハリケンジャーは、あまり成長しません(笑)。いかにも落ちこぼれな頼りなさと、能天気に開き直った劣等生のしぶとさは、どの回からでも感じ取れます。
つまり当初から押さえておかなくてもいい、ありがたい戦隊なのです、ハリケンジャーは。

むしろゴウライジャーの方が事情は複雑なので、ここは押さえておきたいポイントがハリケンジャーと和解する第17・18話にあります。

その前哨とすべきエピソードの第15・16話が配信中です!が、今回におけるブログの主旨です。
今がチャンス、というわけです。

ルパパトがあくまでもダブル戦隊として、最後まで立場を異としていました。

もしダブル戦隊が手を取り合う形があるとしたら?といった展開を望むなら『忍風戦隊ハリケンジャー』にあります。この作品だけにしか、現在のところはありません。

第18話で両戦隊が力を合わせるようになるということは、見どころが早く失われてしまう懸念を抱く方もいらっしゃるかもしれません。

その点は心配しなくても、いろいろあったゴウライジャーです。和解の際は殊勝な態度を見せますが、少し落ち着けばテレもあるのでしょう。「ツンデレ」状態へ入ります。
しかもそれから追加戦士もあり、宇宙統一忍者流の統領という、なんかもの凄い肩書きを持った御前様の登場など、これからもいろいろです。

配信を観るならこれからでしょう、としたい『忍風戦隊ハリケンジャー』そしてゴウライジャーの活躍をとくと観よ!とするオススメ作品です。