仮面ライダーウィザード【チャンスだ、ネット配信中】#ロマンティックだと思います

2020年8月9日

当記事は、2020年5月末に執筆(偉そー)しております。
当時期に、無料配信されている番組を取り上げます。
再放送はローカル局に期待するしかないご時世です。因みに、テレ玉で『仮面ライダービルド』と『警察戦隊パトレンジャーもといルパパト』が再放送中です。

もしかしてアクセス人数が三桁に乗った当サイトゆえ(笑)「テレ玉」とは、なんぞ?という方もいらっしゃるかもしれない。

かつては西武ライオンズ戦の専門局ぐらいでしたが、今は『いろはに千鳥』に代表されるような、ローカルならばのバラエティ色も強めている「テレビ埼玉」を指します。
でも、ここで書いている人は再放送が中心です。ジャンルはいわずもがな、です。

野球放送も今やネット配信を主とするところです。野球少年だったので、思う存分に視聴できることは嬉しいですが、マニアックなジャンルへ落ちたような気がして寂しい気分があったことも事実です。

でもなんだかんだメジャーな野球はいいや、ということで意識は特撮番組へ向かいます。ジャンルの興隆を考えれば、再放送を全国ネットで展開して欲しいような気がします。
個人的には再放送で育ててもらった世代なので、やはりテレビという媒体の威力を大事にしたいところです。無関心だったけど、つい観たら気になって、といった新規ファン獲得のチャンス。キー局にもドラマばかりの再放送ではなく、特撮枠も設けてもらいたいほどです。

しかし、なかなかそうした流れは見受けられません。
やっぱりマニアックなのかなぁ〜、そうだよ、マニアックだよ。
結論が付いたところで、再放送は無料のネット配信へ期待をかけるしかないようです。

ただネットの弱点は、本人がそれなりの意志を持たなければ辿りつけないところにあります。スイッチを入れたら見れちゃった、という機会はそれこそ皆無に近い。

ならば、宣伝だ!という、当ブログです。
たまたま発見しただけだろう、と言われれば、その通りとしか答えられません。ズボラなヲタなので、きっちりチェックなどするわけがない(笑)

いやいやヒトも作品も、たまたまの縁で結べるもの。ならば新規も再見も共に楽しもうよ、とした内実は、ただ自分の趣味へ陥れたいだけというだけであります。

以下、ネタバレありの、独自解釈による偏見もありです。どうか、ご了承のほどをよろしくお願いします。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

仮面ライダーウィザード

【前説】まずは平成ライダーから

他所様を特撮の世界へ陥れたい!もう少し生々しい表現を抑えれば、どうやったら興味を持ってもらえるか?

シン・ゴジラ』は、ダメだな。映画としての評価が高さが邪魔になってしまった典型的な例となりました。
あれでゴジラファンになったなんて人がいるのかな?ぐらいの調子です。
むしろ『シン・ゴジラ』と比較して、他のゴジラ作品おろか怪獣作品を全て否定される恐れがあるくらいです。
ただし、子供や未成年で、やられてしまった子がいるかもしれない。例え過去のゴジラを否定しても、これからのゴジラを作ってくれるなら、ここで書いている人は大満足です。
年齢相応の感慨を抱けるよう、おっさんは修行中です(笑)

スーパー戦隊も、難しいかな。実によく練られている昨今の作品群とはいえ、まったく特撮から遠ざかっている人たちからすれば「5人揃って(人数の変動はあり)」のノリは、子供番組の印象へ戻ってしまうみたいです。

そう考えれば、やはり「平成ライダー」は凄いです。
どれだけ周囲の連中が観てくれるようになったか。昔の仮面ライダーみたいだったら観なかったけれど、と薦めた連中によく言われました。

昔の仮面ライダーがダメだなんてするヤツはろくでもない、と意見したくなる特撮ファンもいらっしゃるでしょう。
けれども、平成ライダーで戻ってきた人たちは、別に昔のライダーを否定しているわけではないのです。ただ子供の頃に観た番組の繰り返しならば、自分らの子供たちが観ればいい。同じ感じなら、また観る必要はない。興味を持ちたいものは他にもたくさんある、という感じです。無用な苛立ちは禁物です(笑)

何気なく観た平成ライダーは、自分たちが想像していた仮面ライダーと違っていた。引きが上手く、次の展開が気になる作りに、いつの間にか子供以上に夢中になって観てしまう。

シリーズとして展開していくなら、時には従来のパターンも必要です。けれども存続させていくためには、常にアップデートしていく気概は不可欠です。それを示してくれた「平成ライダー」でした。

きっかけとしては、やはり「平成ライダー」です。
けれどもこの頃は「ウルトラマンのニュージェネ」も上手くいけそうな気がしないでもありません。次点といったところでしょうか。
あとは「牙狼」シリーズという手は、実は弱いかもしれないと考えています。
あの世界観はハマってくれそうな人はいそうだけれども、素通りもされそうな気がしないでもない。少なくとも、ここで書いている人の周囲で、パチンコから入った人以外でハマった人はいないです。

やっぱり、平成ライダーが無難!でも、この無難もまた特撮ヲタの目線であって、一般的にはどうなのか甚だ疑問なところではあります。

何にしろ特撮ファンをより多く獲得するために、まず「旬の作品」で盛り上げ、過去へ向かうならば入り口は「平成ライダー」にしているといった活動報告になります(笑)

平成ライダーなら、どの作品から観始めても、と思っています。特に好みを訴えられなければ、後はどれになるかは「ご縁」です。
イケメンは常に出演しているので、特定条件のうちには入りません。

ただ中には、注意を入れたい作品もあります。余計なお節介かもしれませんが、ずっと観てきたなりの経験を語れないなんて、趣味にしている甲斐がないというものです(笑)

【考察】時代背景

公式配信が始まった『仮面ライダーウィザード』。
2012年9月から2013年9月いっぱいまで、全53話という他ライダー作品より長めとなっております。改編期を延長の意向を組んだためです。

なので最終の2話はライダーが総出演する、特別なショータイムといったところです。
実質は51話で本編は完結です。
とはいえ後日譚とするにはドラマティックすぎる冬映画『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』における「ウィザード篇」は含めなければいけません。断定調ですが、本当にそう思っています。

仮面ライダーウィザード』へ至るまで。
前作が『仮面ライダーフォーゼ』前々作が『仮面ライダーオーズ』以上の2作において意識しなければならないのは、最高の売り上げを叩き出した事実。放映時期の改編と『仮面ライダーW』という第2期における盤石な基礎を引き継いで展開したことで、爆発的な売り上げへ至ります。

平成ライダーにおける最高の売り上げは『オーズ/フォーゼ』の2011年。東日本大震災の起こった年が、もっとも売れました。
厄災に見舞われた時に、本当に必要なのは辛い最中でも立ち上がる姿を見せる作品群なのでしょう。
現在のコロナ禍から復興していくヒントがここにある!特撮ヲタはそう思うことにしています(笑)

ただ伸び続けるだけの売り上げがないように、長く続けば起伏は訪れます。エンタメは作品の質や出来がどうこうではなく、ブームに左右されることから逃れられません。

複数年に渡る絶頂期を受け継いだ『仮面ライダーウィザード』マーケットとしては下り坂が避けられない時期だった、と思えます。

【感想】めげずに最後まで

個人的な経験として、『仮面ライダー龍騎』を頂点に平成第1期から視聴し始めてくれた同世代が、『仮面ライダーフォーゼ』で抜けられてしまいます。リーゼント主人公の学園ノリが厳しい、といった感じです。子供のための玩具は買っていたようです。

でも、そのくせリーゼント主人公を演じた福士 蒼汰(ふくし そうた)を昔から知っている、と自慢げに言う友人の奥サマです。そのくせ第2ライダーが吉沢 亮(よしざわ りょう)だったことが指摘できない(笑)

例え今一つでも、途中離脱はしないほうがいい。つまらないにしても、最後まで観なければ自身の糧へならない。

視聴を止めた者へ、そう振るのです。因みにこの態度は特撮に限った話しで、他のジャンルにまで及ぶわけでないことをご承知ください。こんなドラマ、観てられっかよーは、よくあります(笑)

ただそうは言っても、なんとなく雰囲気的に下降線のイメージに呑み込まれていた部分はあったかもしれません。

仮面ライダーウィザード』なんだか、おもしろい感じがしない。年末へ至った時点で「退屈だなぁ〜」と思っておりました。

現在になって振り返れば、平成ライダーを鑑賞し続けるなかで「最も危なかった時期」だった気がします。もし視聴を止めていたとしたら、ここだったような気がします。

どんな作品にも見るべきものがあり、そこを見出すぞ!となったのは、ここ最近のお話しです。当ブログを始めそうな何年か前(笑)になってからです。

視聴する側も成長をするのです。もっともここで書いている者の場合は、退行かもしれないことが痛いところであります。

配信開始された『仮面ライダーウィザード』もしかしてここで書いている者と同様に、当初は退屈に感じる人が出るかもしれない。

けれど、めげて視聴を止めたら「もったいない!」と訴えたいわけです。
つまり、別におもしろいよとなっている方には、単なる余計なお世話な今回なのであります。

第2のライダー『仮面ライダービースト仁藤 攻介にとう こうすけが登場してから、華やかになります。

それに呼応するように、敵方のファントムの間においても錯綜が見え始めます。特に姉妹の敵味方に分かれた相克は、見応えありです。

どうしてウィザード、そして争うファントムが争う状況が生まれたか。その辺りの謎解明に至る一連も、衝撃的な真相が待っています。
敵味方もない、といった調子です。

けれども何が良かったと言えば、主人公の晴人(はると)とヒロインのコヨミの間柄でした。

兄妹のように仲がいいけれど、肉親同士とはどこか違う。恋人同士とするには、未満とするしかない気安さ。けれども、お互いがお互い、最も必要としている存在。

もしかして、平成ライダー最もロマンティックなカップルだったかもしれない。でも、そう思うに至ったのは、悲しみが強く刺さるせいもあります。

実質の最終回である第51話『最後の希望』で、晴人コヨミが互いに伸ばす腕が届く、手が握られたその瞬間を観るまでは評価を下すには早計だと思われます。

そして後日譚であるMOVIE大戦の『仮面ライダーウィザード 約束の場所』において、晴人コヨミに、安堵するものの少しもの悲しさが伴う決着がいい。

リアルタイム時よりも、後になってからの方が良さをつくづく感じ取れた作品です。
それが初回から観られるという運の良さ(笑)ソフトを所持していようが配信されれば、それはリアルタイム。旬の作品として取り扱った次第です。

そういえば、おやっさん役に当たる輪島 繁(わじま しげる)を演じた小倉 久寛(おぐら ひさひろ)が今夏から開始の『ウルトラマンZ』に出演します。
特撮ファンは一度縁を持つと、しつこく追い続ける性なのです(笑)