魔進戦隊キラメイジャー【感想*ネタバレあり】「エピソードZERO」

以下、ネタバレあります、独自解釈による偏見もあります(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

月日や状況で感想も違います

ニチアサは、ついにストックが尽きました。
2020年5月の3週目から、少なくとも3週に渡り新作はないようです。

ただ『魔進戦隊キラメイジャー』に至っては、有り難かったような気がします。

早々と『エピソードZERO』が観直せる機会を得られました。

映画『スーパー戦隊MOVIEパーティー』公開の際、劇場へ足を運んでいます。コロナ禍へ社会的取り組みへ至る直前の2月でした。
個人的には、当ブログを開始してちょうど1年が経つという頃です。公開中だからネタバレしないように気をつけよう、なんて考えがすっかり薄れた1周年です。

図々しさを隱さなくなった時期であります(笑)

本音を言えば、多少の不満を抱えていたためブログにしたためたという側面はあります。
それは作品の内容ではなく、映画の構成としてどうなのか?といった気持ちからブログに起こしました。

劇場版 騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー』は、本当に良かった。特に『ルパパト』の後日談としてはとてもいい感じです。

だからここで終わっちゃいけないな、『ルパパト』は!と思います。どうしてもキャストを揃えるが大変だというならば『パトレン』だけでも、個人的には構わない(笑)

つまり、それだけ騒ぎたくなる作品なのです。
またもや個人的に述べさせていただければ、惰性になりがちだった「スーパー戦隊」の鑑賞へ、火を焼べてくれた作品です。

ルパパトで始まって、リュウソウジャーに、現在のキラメイジャー へ力が入らずにはいられない、という経緯なのです。

さて当時は敢えて指摘しなかったが、今だから言えること。
リュウソウジャーの追加戦士は登場当初、あまりにも下手だった。夏の劇場版において、ろくに場面がなかったのは演技が拙さすぎたせいだと睨んでいます。

もっとも、それは特撮番組における醍醐味です。見かねる下手さが、みるみる腕を上げていく。役者の成長を目の当たりに出来るジャンルは、他にはないんじゃないかと思っています。

とはいえ、やはり登場当初における演技力の低さには、前作を思い起こさずにはいられません。

ルパパトの追加戦士は、登場と同時にハマりすぎなくらい見事でした。両者の戦隊を行き来する少々強引な設定を呑み込むだけの魅力を登場と共に放っております。個人的には追加戦士の中で、最高位に位置するくらいのキャラです。

作品はそれぞれ作風や色も違うことから、単純な比較に意味はありませんが、技術的な点においては見比べてしまうことはあります。

今回オンエアされた併映作品『魔進戦隊キラメイジャー エピソードZERO』内容としては、とても真面目だったと思います。

ただしテレビ放送される第1回へつなげることへ重心を置きすぎたかな、という気はしました。
劇場へ足を運ぶとは、わざわざな行為です。テレビ放送を優先するのではなく、映画館を出る時の気分を大事にして欲しい。

と、劇場で観た直後の素直な感想です。

そう言いながら満足はしているのですから、ヲタとは厄介なものであります(笑)

そして実は放送開始前だからと『エピソードZERO』について遠慮して述べなかった点があります。

それは、若き戦士たちにとっての相談役でもあり、時には精神的支柱にもなり得る「大人」の配役です。キャリアあるバイプレーヤーが、しっかり若手俳優を支える立場として迎えられる役です。

そう考えた時に、どうもキラメイジャーの博士?が弱い。自分が芸能界には今ひとつなせいか、誰が演じているのか分かりませんでした。

リュウソウジャー吹越満に限らず、ジオウ生瀬勝久であったり、ゼロワンも序盤だけとはいえ西岡徳馬山本耕史と、ニチアサにおいて脇役は重要として、なかなかな役者を揃えてきています。

キラメイジャーは?といえば、古坂大魔王(こさかだいまおう)これは誰だ、と思ったら『ピコ太郎』でした。

なるほどです。嫌味ではなく、比較してはいけなかったのです。

実力派俳優ばかりでなく、少し目先を変えたかったのかもしれません。

戦隊メンバーと一緒に、これからを見守るべき配役でした。

劇場において感じたモヤモヤ感は状況を知ったことで、この度における放送では解消しております。
見方として、そこが最大に変わったところだと言えます。

充瑠の学園生活

『エピソードZERO』は劇場公開のストーリーとしては少々物足りないですが、作品の質を高める前振りとして、きちんとしています。

初回放送で加わるレッド。それまでに他の4人がキラメイジャーへなっている道程が示されています。いきなり戦闘力を持っていたわけではなく、葛藤はありました。多少ではありますが(笑)

でもやはり印象深かったのは、後にレッドへなる充瑠のエピソードです。

充瑠の画才は、どこまで優れているものか。賞やコンテストなどには無縁そうです。ただただ描くことだけが好き、といった感じです。

きっと学校では、いてもいなくても関係ない存在だろうと思われます。特に勉学やスポーツなど優れているどころか、劣等生の雰囲気すらあります。身体能力が大したことはないのは、後に判明しました。

きっと冴えない生徒なのでしょう。女子生徒がからかいに来るくらいです。

おもしろ半分で充瑠に、自分の似顔絵を書いてよ、といった調子できたのは「瑞希さん」と呼ばれるクラスメイトの女子。

この瑞希さんが良かったです。
からかいに来たものの、懸命に絵を描く充瑠にほだされてしまう。誰もが帰宅するほど長い時間かかっても、結局は付き合ってしまう。
その途中で、学校生活を無難に送っているが、何かへ夢中になれない苛立ちを漏らしてくる。

この瑞希さん。たいていの人が抱える、普段は目を瞑ってやり過ごしているもどかしさを体現した、良い役どころでした。
もっとも他人の夢中に乗っかって自分もその気を得ようとしても、うまくいくものではありません。

況してや、充瑠です。のほほんとした雰囲気ではありますが、画才に関しては天才と凶気の紙一重なところがあります。発想や集中力といった点では、他者にはない能力を発揮します。

すっかりキラメイジャーとしての生活を送る充瑠ですが、高校の方はどうなっているか、知りたいところです。
もっと厳密に言えば、ただ何となく過ごしている自分に疑問を持つ瑞希と絡むエピソードなどあったら、イイ話しへなりそうな気がしてなりません。

『エピソードZERO』の再見に、充瑠瑞希の逸話がまた生まれないか。期待してしまいます。

それと忘れてはいけない我らの姫『マブシーナ』小夜にならって呼ぼう『シーナちゃん』王国が侵略を受け、父である王が近くで惨殺されます。過酷な運命を背負っていく姿を見せられます。

しかしながらシーナちゃんに関して最も注目したところは、地球へやってきた最初の頃はです。

頬被りとして、身を隠すようにしていたのですね!

すっかり忘れておりました。現行ヒロインのなかで、特に頭から離れないシーナちゃんのことながら、記憶に断片すら残っておりませんでした。

現在に至っては、すっかり素顔を曝したまま出歩くシーナちゃんです。ご近所はクリスタリア人の容姿をすっかり受け入れられるようになったのか。それともシーナちゃんは姫という出自ゆえに、こうした面はズボラなのか。

こればかりは見守るほか、ありません。

次回は『1.2話未公開カット蔵出し いまいちどスタートダッシュSP』です。本来ならディスク特典にしたいところだったでしょうが、メイキング好きとしては「未公開」「蔵出し」のフレーズには、胸を踊らせずにはいられません。

やっぱり毎週の日曜朝は楽しみです。正直に打ち明ければ、録画で観ることの方が多いんですけど(笑)