《アニメ》Re:ゼロから始める異世界生活【に、思い出す】STEINS;GATE#ろくな感想ではありません

2020年5月15日

以下、ネタバレが含まれます。独自解釈も酷いかもしれません。どうか平にご容赦のほどをよろしくお願いします。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

リゼロの分岐点

Re:ゼロから始める異世界生活(リ・ゼロからはじめるいせかいせいかつ)公式略称はまんまの『リゼロ』。
2020年1月から3月まで新編集版として再放送された全25話を観た感想になります。

熱狂的なファンではありません。
ここで書いている人ですが、ブログを始めたことで気づいたことが何点かあります。
その一つに、アニメに関しては「ただのファン」であるスタンスでいたいこと。単純に楽しんでいるか、いないのか。普通に視聴していたい。

一方、特撮は根っこの感性に至るせいか。つまらない作品が、ほぼない。というか、ねじ込んででも面白いものとし、制作を促していきたい分野であります。

特撮は頑張らないと終わるジャンルだから応援しなきゃ、といった気分もあることは否めません。

だからアニメのほうが冷静な批評が出来るわけ・・・でもない。ここが難しいところ、というか、ここで書いている人がダメなところと申せます(笑)

例えば「タイムリープ」ものがあります。
SF特撮とくれば、あれこれ考えますが、アニメになると最初から放棄します。始めから検索する気、満々です。また見事な考察が上っております。
俺にはここまで思いつかんわ〜、と思うくらいです。もちろん、おかしな点もありますが、元々が無茶なもの。矛盾を孕みながら、可能性を見出す熱さがなりよりです。

矛盾を越えたところに、作品の面白さがあると信じて疑っていません。むしろおかしなところはない、とされる話しほど、現実を含め疑っていきたいところです。

というわけで『リゼロ』は、なかなか面白かったです。
死に戻りというタイムリープも怒涛の展開で見せてくる上手さがあり、キャラが、特に女性キャラがいずれも魅力的です。

主人公たちに仇なす女性のアサシン「エルザ・グランヒルテ」からして素敵です。作者の女性キャラ創出する能力は凄いです。

主人公の名は、スバル。ぶらぶらしていたという高校生くらいの男子は、死ぬ時点によって、ある一定の時間へ引き戻される。戻って、やり直す機会が与えられます。

死ぬ際の苦痛は、しっかりあります。だから決して「死んでもいいや」とはならない。築き上げてきたものが、いきなり無しになってしまうことも辛い。

けれども交わされる軽妙な会話が抜群で、普段が重く沈むことがありません。殺された相手でも、死に戻りによってやり直すことで絆が生まるとするタイムリープの王道を一歩進めた扱いです。

続きを直ぐ、と調子で楽しく拝見しておりました。
11話までは

12話から始まる王選篇からです。
少々クズっぷりはあるものの一生懸命に頑張る主人公のスバル。少々の欠点など、いや欠点があるからこそキャラに入り込めます。悪いヤツではなかった。

ところが、王選とする新章に入った途端にです。
スバルの欠点が増長します。ここまで酷くなるか、というくらいです。あまりに自己中心的で、他の迷惑を顧みない態度や行動がキツイほど続きます。

作者としては、主人公を落とすだけ落とすことで、盛り返しの感動を大きくしたい狙いだったと考えています。

ただ、この落とし方があまりに見事すぎた!

この後に立ち直るスバルですが、ここまで見せたクズぶりが後に引きます。
指示を出したり、軽口を叩くシーンにしっくりこなくなるのです。どうせ性根は、といった感じで捉えてしまいます。キャラであることを承知しつつ、冷めた目で見ることが止みません。

つまり作者の力量は素晴らしい、と言えます。

ただ『リゼロ』を観続けられるかどうか「王選篇」当初に見せた主人公のしょうもなさを成長の一過程としてやり過ごせるか、といったところが分岐点になるような気がします。

もしくは、女性キャラに参るか。
メインヒロインのエミリアも、確かに魅力的であります。

けれども、やっぱりレム!ショップとかで、どうして大々的に推されているか、よく分かりました。

実際に、ここで書いている人はスバルの酷さにめげかけましたが、ヒロイン重視で乗り切りました(笑)
2期なんてどうでもいいよ、と途中はなりましたが、1期のラストでは、レムの存在危機を報されます。

だから、2期もなんだかんだ観ることになりそうです。
それに主人公が高感度マイナスでも悪いことばかりではありません。無理にヒロインがくっつく必要性を感じなくなる、これは誠にありがたいことなのかもしれませんね(笑)

STEINS;GATEの推し

タイムリープものとくれば、まず浮かぶは『バタフライ・エフェクト』エンディングが劇場公開版とディレクターズカット版では、だいぶ違っていてビックリします。

でも、これぞタイムリープもの醍醐味であります。
それが『STEINS;GATE』(シュタインズ・ゲート)においては、それぞれの結末を用意した作品を、まるっと制作してくれた心意気を、まず買いたい。いやそんな感情的な話しにしなくても、どれも作品自体が面白い。

  • STEINS;GATE』(シュタインズ・ゲート)2011年4月〜9月放送
  • 劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ』(げきじょうばん シュタインズ・ゲート ふかりょういきのデジャヴ)2013年4月公開
  • シュタインズ・ゲート ゼロ』2018年4月〜9月放送

以上が、アニメ化のリストになります。
当サイトにおいては、ゲームにはとてつもなく弱いことをご承知ください。でも、現在のところは「まだ」です。もしかして「まだ」は近いうちに外れるかもしれませんが、永遠にということもありえます。

未来への選択肢は多岐に渡るものです(笑)

あと付け加えるとしてら、『シュタインズ・ゲート ゼロ』開始へ向けての再放送『STEINS;GATE』は繋がるよう差し替えられたエピソードがあります。
リアルタイムで観ていた時には、制作側のこだわりに感心します。再放送開始当初は予定してしいなかったと答えていますが、嘘だなと勝手な推量をしています(笑)

それにしても『STEINS;GATE』の世界は精緻です。複雑できちんと解くには、劇中ではなく研究サイトのおかげがなければ、とうてい不可能です。

結末が分かっていても、新しい気持ちで再読可能なミステリーな味わいがあります。
何度、観ても面白い作品です。

劇場版、観に行ったなぁ〜。上映館数が少なくて(18スクリーン)、でも都心へ出られる環境だったから良かった・・・なんて思っていたら、スクリーン追加と共に未公開エピソードノベルの配布と聞いて腹がたったなぁ〜。
今となっては、懐かしい思い出です。

さてシリーズのどこから観るべきか、と未見の者からオススメを求められた際にです。
最初から全部を見返すべきだとします。
当然ですね、ただでさえ複雑な世界観。1話とて見逃してはならない。

だから、たまに劇場版だけ見れば大丈夫だよ〜と嘘をかましてやりたくなる気持ちになります。でも、抑えてます、本当です(笑)

では、1番よく見返すシーンは、どこか?といった話しになります。

ここで書いている人はシーンを飛び越えて、よく見返す番組ごとを挙げます。

シュタインゲートゼロ!劇場版ばかりでなく無印すら、見返す頻度はゼロに遠く及びません。
なんで?と言われればです。

まゆしぃが、ヒロインだから!です、です。

第1作の無印といい、劇場版といい、ヒロインは牧瀬 紅莉栖(まきせ くりす)ことクリスなのです。
このクリスの登場によって、自分の気持ちを押さえ込むしかなくなったまゆしぃがせつなすぎる。

どうして、オカリン(主人公のこと)クリスへいく、まゆしぃにしろ!と思ったものです。しかも、せめて人気投票ではまゆしぃが勝つと信じて疑わなかったのに、結果は下といった具合です。

まゆしぃに、もっとスポットライトを当てて欲しい。死にキャラだったり、フラれキャラだったり、あんまりじゃないか。

そんな積年の想いに報いるようなゼロを見返す頻度が高くなる理由となるわけです。

ちょっとだけ真面目に語れば、好きだった女性=クリスが失われた前提から出発しています。
悲しい選択に、オカリンが落ち込んだままです。データとなったクリスに縋るくらいです。
その選択へ大きな影響力を持ってしまったまゆしぃもまた苦しみます。
この2人にはやりきれなくなるほどです。

だからこそ、オカリン鳳凰院凶真(ほうおういん きょうま)として復活するシーンには胸が熱くなるのです。特撮ヒーローファンからしても、たまらない展開なのです。
そして、過去へ飛び不明となった今回のヒロインであるまゆしぃを見つけ救いへ向かう。

何度でも見返せるシーンです。

ここで感動するためには、やはり最初から観なければいけません。実際、劇場版は飛ばしても問題はありませんが、世間情勢が「Stay Home」ですから全部を観てしまえ!と、答えるわけです。

でも、ここで書いている人は「Stay Home」中に見返したのはゼロだけであること、正直に報告をさせていただきます(笑)