GARO-VERSUS ROAD-【感想*ネタバレあり】#4「FREEZE」

2020年4月30日

以下、ネタバレありの、独自解釈による偏見もありです。どうか、ご了承のほどをよろしくお願いします。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

主要人物

空遠世那(クオンセナ): 松大航也
天羽涼介(アモウリョウスケ):勇翔(BOYS AND MEN)
南雲太輔(ナグモタイスケ):時人
香月貴音(コウヅキタカネ):とまん
星合翔李(ホシアイショウリ):清水尚弥
奏風大(カナタダイ):門下秀太郎
日向蓮(ヒュウガレン):Reiji(TOK¥O TRICKING MOB)
朱伽(シュカ):桃月なしこ
伽堂アザミ(カドウアザミ):日南響子
葉霧宵刹(ハギリショウセツ):丸山智己

水瓶 幸哉(ミズガメ):南 圭介
UMI(ウミ):栗原 類

今更ながらですが、登場人物の名前は読み仮名が難しい。
公式で発表されたから良いものの、劇中から聞き取りで漢字を連想するなんて、自分にはできません。

主要人物名が難解なせいの反動かもしれませんが、ゲストは非常に分かりやすい。
「ウミ」はそのままであるし、「ミズガメ サチヤ」だろうと思われます。ただ名前の「サチヤ」は呼ばれてもいなければ公式で確認も出来ていないので苗字だけで留めさせていただいております。

それにしても変換効かない名前には、ブログのために登録するしかない。
書くうえで必要なことではありますが、仮にこのままこのPCが誰かの手に渡った場合です。なんか変な名前が登録されているんだなぁ〜、と思われることは必至です。

しかしながら、「おおっ!」と好意的な反応を示してくれたら嬉しいものです。

ただしこの過程は、そもそも使用PCがそのまま譲渡されるという有り得ない前提です。全くない可能性とは言い切れませんし、PCを受け取った者が『GARO -VERSUS ROAD-』に熱狂していたとしたら、多少の情報が持っていかれようとも本望な気持ちになってしまいそうで怖いです(笑)

一服の清涼剤?

香月が憧れるUMIの太刀さばきとアクションから始まります。
いかにもヤラレ役といった風情の野郎3人組を、華麗に倒します。従来のシリーズ中なら、そのまま牙狼へ変身してもおかしくないほどです。

牙狼シリーズの特徴である生身のアクションが、ここで披露させました。やっぱり牙狼なのだな、と思わせる冒頭です。

ただこの後においては-VERSUS ROAD-といった趣きで終始します。ヒーローものの派手なシーンは消え、ミステリアスなサバイバルゲーム。加えて今回は、裏切りの連続ときます。

前回では、ゲートに辿り着いても脱出できない。それどころか、ホラーに襲われてしまうことが判明しました。

空遠星合は、主人公チームだけあって聡明です。
早々にゲートへ辿り着けることから逆に、そう簡単に潜り抜けられないと推察します。ダンジョンゲームなのだから、鍵が必要じゃないのかといった結論へ至ります。

こうして鍵を求めて再探訪を開始するわけですが、ゲートを前にしたプレイヤーが増えたせいでしょうか。
ホラーが頻繁に出現するようになります。逃げ惑いながらの探索になります。

今回は、裏切りのお話しとなりました。

拾い上げてもらったとはいえ、いいようにしか扱わない水瓶南雲は行動へ打って出ます。不意を突いて拘束したうえで、ホラーに処理させる。すごい記憶力を持ち、頭が切れそうなじキャラだけに、使われっ放しで終わることはありませんでした。

素晴らしいアクションを披露したUMIです。憧れていると言う香月と一緒に行動をしますが、同じ雑誌で活躍するモデル同士。本心としては、追い上げてくる後進を潰しておきたかったようです。

けれども香月もまた、それ以上の策士というか心の闇が深かった。UMIを油断させた態度といい、鍵をせしめて1人でも多くゲームから脱落させる行動といい、今回において最も病みぶりを発揮しておりました。

鍵はホラーに喰われた者の跡に出現する。結局は、第2ステージもまた人数減らしは避けられないようだ。

空遠は前回から助けた無名?の者と行動を共にしています。今回もまた身体を張って助けています。そして、最後には裏切られます。やはりという気はするものの、報われない行動に気の毒では済まされないものがあります。

卑怯な振る舞いや騙し合いが連綿とした今回です。
だからでしょうか。

天羽奏風のコンビが息抜きみたいな存在に感じます。

実際は、悪いのです、間違いなく(笑)

けれども単純に楽しんでいるのは、この2人だけかもしれない。
苦境に陥っても、裏なく生き残る行動へ走るから、誰かを盾にしていても気分の悪さがない。
むしろ建前を取らないだけ、信用できるような気になってくる。

でも、だからといって、こんな2人がいたら近づきたいとは決して思いません(笑)

余った鍵をくれないか、とする相手へ、渡すふりしてどこかへ放る奏風。酷いヤツには違いないが、子供か!と言いたくなるようなイジワルにも見え、無邪気ささえ感じます。

天羽は、下手に周囲を窺ったりしない。ちょっとカッコいいぞ!として存在が立ってくれば、空遠の対極キャラとして今後を握っていきそうな気がしています。

しかしながら天羽奏風に安心を覚えさせられるところに、いかに暗い人間関係が渦巻いているか。
今後の展開を計るなど出来ません。

どんな真意?

ゲームで消えていった者は、現実世界においても消滅を意味することが明確になった今回です。ログアウトといった途中で脱けることも、消滅と同様の目に遭うことも判明しました。

人の黒い気=陰我を牙狼の黄金の鎧を注入していく目的は間違いないようです。

それを行っている管理者と言えそうな葉霧。モニター越しでプレーヤーの様子を監視しながら呟く姿には、いっそう謎が深まります。

「希望と絶望は同じ。それを教えてくれたのは・・・」と言葉を切った葉霧が見つめる先に、陰我を取り込む牙狼の姿があります。

一般的な悪どさを抱いて、ゲームを行っているわけではなさそうです。

むしろ空遠がクリアできた理由。プレー開始時に渡されたアイテムは、ゲートを脱ける鍵へ変貌が可能でした。
開始時における朱伽の説明で、選択は用意されていたのです。

第2ステージは全員が生き残れるルールでした。人数の絞りを目的としたものではなかった。

サバイバルとして武器へ変えるプレーヤーたち自身が首を締めていたわけです。
設定した側には、微かな希望があったのかもしれない。ゲームの本来とする意図は、まだ読み切れません。

今回は、ホラーからの主観カットも多く散見できました。
これまでの牙狼シリーズではなかったカット割りです。これが映像上における目新しさを求めてなのか、もしくはストーリーを進めていくうえで重要な伏線となる怪物とされるモノからの主観カットなのか。

次回は、[BUG]第5話になります。
解かれた部分へ謎を引っかけてくる展開に、まだ4話な気がしません。ずっと観てきているような気へなります。

主要人物たちの輪郭も見えてくれば、物語の入れ込み方も増していきます。世の中が不穏ななか、毎週の楽しみが存在することは有り難い限りです。