騎士竜戦隊リュウソウジャー【振り返り】中止の分だけ思い出に浸ろう#たぶん、その1

めでたくも、当ブログを開始してから1年以上(ざっくりだな)おかげさまで、クラス人数分の訪問者を達成できております。
サイト運営として目標が低すぎないか、だから大した内容ではないのだ、と言われてしまいそうです。

けれども、続けていくモチベーションとしては充分な訪問数なのです。現行の特撮作品を押さえていく、としたうえでブログとはやりがいを与えてくれる良いものです。

ですから、開始間もないキラメイジャーに邪魔にならないよう、皆が忘れた頃に、ひっそりと思い出を語りたい。もう忘れてしまったかもしれないけれど、昨年はリュウソウジャーではこんなことやってたよ、みたいな感じも面白いんじゃないかと考えておりました。

でも、これってサイト運営における「バズる」という観点から考えると、どうなんだろう?
まぁ、いいや、これは個人の趣味であります。娯楽の一つとして、ブログを書く。なんて良い趣味だ(笑)

当ブログは、そんな楽しみを体現する場であります。
つまり楽しみとしているモノがあってこそです。

未だマスクは品薄なままの状況であれば『騎士竜戦隊リュウ ソウジャーファイナルライブツアー2020』が中止になるのも無理からぬことです。

しかし仕方がなくても、残念なことに変わりはない。
代わりの公演が行われて、映像ソフトは発売されるのか?といった懸念と希望が入り混じっております。

例年にない状況であれば、普段の考えも捨てていいだろう。
というわけで、『騎士竜戦隊リュウ ソウジャー』思い出に浸る今回です。

今回は、ぱっと浮かぶ感じで綴ります。
今回は、ということは次回が「いつか」あるかもしれません。後になって観返したら、また感想も変わってくるんじゃないか。経験上から、それはそれで楽しみです。

今回は放送終了後間もない時期における、ファイナルライブの映像ソフトが出るかどうか不安で苛まれているなか(笑)の思い出語りとなります。

騎士竜戦隊リュウ ソウジャーの1年間

だが、その前に

忘れちゃいけない『4週連続スペシャル スーパー戦隊最強バトル!!』いきなり『騎士竜戦隊リュウソウジャー』へ入ったわけではありませんでした。

振り返れば、実にこれが良かった。

玩具売り上げは最低でも、作品内容は最高という『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』から、いきなり切り替わることは、後続番組にとって辛いところです。

評判が良ければ良いほど、厳しい目線を以って比較されます。
落ち着いた目で観るよう心がけていても、やはりどこか前作と比較してしまう点は否めません。

宇宙、死ね!と、リタが魅力全開できてくれたおかげです。
もうちょい真面目に話せば、リタを演じた浅川 梨奈(あさかわ なな)には、女優として期待したい資質を感じます。
あまり役者等の見極めには自信がない、ここで書いている人ですが、目にした出演には好感が持てます。もちろんリタによる贔屓目が多分に含まれているとは思われます(笑)

そう考えると、ルパパトからリュウソウジャーへ地続きで切り換えにならなくて良かったようです。特にパトレンへの想いはなかなか断ち難かったし、未だに断ってもいませんでした。
パトレンだけ」のスピンオフが作られないかな〜。ルパレンがいらないというネガな気からではなく、パトレンの活躍ばかり見たい!といった前向きな思考からであることをご了承ください。

で、リュウソウジャーです。
ブラックグリーンが登場、しかも先輩たちを圧倒するような強さを見せます。このままの設定でいけば、スーパー戦隊史上、最強の強さを誇る戦隊になりそうなリュウソウジャーでしたが、映画『スーパー戦隊MOVIEパーティー』を観た限りでは、そんなことはなさそうです(笑)

マスターレッドの雰囲気ある出演で、前作をリセットして臨める態勢が整いました。

ダブルレッド

4週連続スペシャル スーパー戦隊最強バトル!!』において、レッド同士の共演を観させていただきました。

観させていただいたからこそ、同じ形態のレッドが並び立つ姿に燃えたのかもしれません。師弟といった形で、リュウソウレッドの2人が躍動する場面!いきなりカッコ良すぎるドルイドンとの戦いです。

同じ姿をしたレッドが、夢やまやかしに偽物といった形でなく一緒になって戦うシーンって、これまであったかな?ちょっと自信がありませんが、初めてではなかったとしても滅多にお目にかかれないシチュエーションに燃えずにはいられません。

リュウソウジャーにおける期待の出発点は、タブルレッドにありました。

5人揃っての変身

どうやらリュウソウジャーは、幼馴染み3人と兄弟2人に分かれているようです。どうやら出身地のリュウソウ族の村はいろいろな事情を抱えているようです。

なかなか交わらないリュウソウジャー。とはいえ、アバレンジャーのように5人揃って変身は最終回間際の1回きりなどということはなく、第6話にてメデタク果たします。

しかしながら個人的には、8話『奇跡の歌声』です。
奇跡とはゲストの美しい歌声を指すのか、村では仕方なく打楽器を任すほかなかったアスナの敵を打ちのめす音痴を指していたのか分かりませんが、5人が揃ったと思わせてくれたのは、この回です。

そっぽを向くバンバコウと拳を突き合わせる。ブラックのツンデレぶりが、ここにきてようやく気持ちを合わせてという雰囲気を盛り上げてくれます。

本当に5人揃ってのリュウソウチェンジ!形ではなく心を揃えての変身!もったいぶられた甲斐があったというものです。

6人目の騎士

ディメボルケーノが好きでした。滅茶苦茶なヤツながら、子供に自分の姿を見られたら怖がられるのではないんじゃないか、と臆病にも気遣う騎士竜はキュートです。個人的にはもっと活躍させたかった騎士竜です。

ティラミーゴが街の人々を馴染んでいる姿もまたシュールとしか言いようがないノリです。当初、リュウソウジャーとしての存在を知られてはならないような感じでしたが、もはやどうでもいいじゃないか、といった様子です。
きっと過去において、リュウソウ族と人間の間に難しい問題が起き、身を隠すことになった経緯があったに違いない。ところがファンタジーを受け入れられる現代が、異形を受け入れられる世相になった。だからリュウソウ族もまた認識を改めるに至った。

と、非常に無理な解釈をしたりすることも特撮番組を観るうえで楽しいことなのです(笑)

ディメボルケーノという新たな騎士竜が加わったところで、お待ちかねの追加戦士がきます。
子孫繁栄のために婚活する戦士ときます。この設定だけでも面白そうです。少子化が問題なる時代において、意外に真面目な気持ちで設定したのかもしれません。

真面目といえば、ここでリュウソウ族において陸と海に分かれており、原因が同族同士の争いがあったことを知ります。当時はハードな背景を据えたぐらいにしか思いませんでしたが、実は最終回へ繋げる伏線でした。

ツッコミどころもあったリュウソウジャーでしたが、根幹がきちんとしておりました。だから観返した際に、簡単に結論づけられないところを発見したりで、なかなか止められないのです。

ただ今になったからこそ言えますが、カナロが本当に下手で(笑)ルパパトの追加戦士であるノエルがあまりにハマりすぎていたせいもあってか、つい前作と比較してしまったくらいです。

もっともそれから見せる急成長こそが、特撮ヒーロー番組の醍醐味を味合わせてくれるわけです。

ただカナロが登場当時に不幸だったのは、共に出てきた妹が途中からとは思えないほど馴染んでいたことでしょうか。オトちゃんは最初から無理なく溶け込んでいたため、ますますカナロの演技が際立つ不幸がありました。

今となっては、良き思い出です。

マスター

思わず泣いてしまった第22話『死者の生命!?』。
マイナソーを倒したからこそ、甦った人々は消えていく。
マスターピンクもそのうちの1人です。

第1話であっけなく死んでしまったマスターピンク
それが再びまた死んでいこうとする。今度こそ、もう二度と会えないかもしれない。

最後のマスターピンクアスナのやり取りは、未だ涙なくして観られません。

号泣するわけではない、けれど涙がこぼれそうな寸前のアスナの演技が素晴らしすぎる。しかもそこへおどけるようにして、いつものように絡んでいくコウメルト。子供の頃から過ごしてきた者同士だからこそ出来る絶妙な関係が、見事に演出されています。

ここで自分は完全に『騎士竜戦隊リュウソウジャー』という作品にやられました。これは忘れられない作品になる。

リュウソウジャーのメンバー間における関係性が薄いという意見があった。出だしにおける個人のフィーチャーが足りないということらしいが、それは単なる過去の戦隊に対する思い出にすぎない。人間関係をテンプレにおいてでしか判断が出来ないのであろう。
他のヒトの気持ちを推し量りきれることはない。だから少しでも理解しようと想像力を働かす。
自分が知らないパターン、もしくは今までとは違うからといった程度でしか評価を下せないでは、何も考えていないと一緒である。自戒を込めて、知識を振りかざすばかりの歳の重ね方をしないよう気をつけたい。

つまり、それだけ第22話のラストはお気に入りだったわけであります。
けれども、まさかここのやりとりがクライマックスで生きるとは思いませんでした。

マスターピンクが、アスナを選んだ理由。もっとも能力が低い弟子だったけれども、気持ちの強さで後継者にした。もしこの慧眼がなければ、リュウソウジャーはラスボスであるエラスに敗北したかもしれなかった。

マスターピンクの見立てが、地球を救ったとも言える。

偉大だったマスターピンク。そしてマスターレッドも死してなお、コウを誘うこともたびたびあります。

それに比べ、マスターブルー。怪しい宝箱だったっけ?メルトを助けるように姿を見せた、ただそれだけだったっけ?死した後、他に出番ってあったっけ?なくらいの薄さです。

やはりこれは弟子選びの失敗だったか(笑)
頭は回るが、いじられ役。聡明ながら、突っ込まれてばかりの立場であるところが、マスターの存在意義を薄くさせてしまったのか。
しかし、これをメルトのせいにしては可哀想ではあります。マスターブルーは不運だった、ということです。

幼馴染み

凄く感心したエピソードが、第26話『七人目の騎士』。
ナダが登場した回だけあって、ついつい目はそちらへ向いてしまいます。関西弁の含みがありそうな強烈な存在感を初めから放っておりました。

しかしながら観終わった時は、幼馴染み3人組として括れるだけの強い理由を確認できたことが大きかったです。

コウのキャラ付けは、まさしくレッドになるべくしてなったような感じです。天真爛漫に正義を施行できるタイプです。

ルパパトは、常にレッドが2人いる状態でした。2人とも、とてもクセの強いレッドでありました。
もろその反動を喰らったリュウソウジャーのレッドだな、と当初は思ったものです。

レッドの見本のようなレッド。これはこれでまたとても難しい役どころです。

現代において、かつての正義をそのまま再現しようとすると「空っぽ」なキャラへなります。時代性や創成期におけるキャラ作りとは一線を引かないと、物真似になりかねません。リスペクトとするには、コピーであってはならないのです。

まだまだ先を見据えている後続作品が、いかに大変か。批評もまたオリジナルを持ち上げるではなく、時代を経て生まれ変わった作品をどう評価できるかで力量が試されるようになってきていると思います。

いかにもレッドといったコウ。まだ序盤の頃は「空っぽい」感じが付き纏ってはいました。けれども回を重ねるごとに、同じ態度でも説得力が出てきたように思えます。
やはり演じた一ノ瀬 颯(いちのせ はやて)の力が大きかったでしょう。もしかしてメンバーの中で、一番に成長を見せた俳優だったかもしれません。

性格として文句の付け所がないレッドではあるが、かつて手が付けられない問題児だったとするところは、いかにもヒーローの主役らしい。

強さを求めるあまりに、周囲へ容赦なしのコウの子供時代。けれどもやってきたアスナの存在によって、優しさを身に付けていく。

ところが、そうした経緯を語ったメルトこそが、実はコウの心を動かしていた。
コウにとって、助けずにはいられないという存在も大きかったのは間違いない。けれども人知れないところで、アスナを助けるメルト。しかもメルト自身は自覚なしで行っている。元からの親切とくる。

マスターピンクによって事前に、アスナが落ちこぼれに近い位置にあったことが知らされていたから尚更である。リュウソウジャーを目指す者たちにとって、能力ない者を手助けしても無駄に終わる可能性は高い。

結局は放って置けず、友達の素晴らしさを素直に認めたことで、優しい性根が呼び起こされたコウ
沈着冷静さを心がけながらも、不器用な体質が気性の暖かさを自然とにじませてしまうメルト
出来なかったからこそ子供たちを教える道へ進む、確かな意志を持ったアスナ

この3人の有り様を物語の核とし、刺激する立場として兄弟が、多彩さをもたらす海のリュウソウ族が、兄弟子が長期に渡る中で感動を生んでくれました。

とりあえず

ナダについてや、クライマックス辺りを取り扱いだすと、それだけで記事が出来てしまいそう。なので、前半から中盤にかけてで留めたいと思います。

ごめんなさい、実のところは長くなってしまったからです。
書き出しの時点では、特に感動した回をかいつまむ。コンパクトに総括するつもりでした。

ダメでした(笑)
4週連続スペシャル スーパー戦隊最強バトル!!』について言及している時点で、ダメだと思いました。

また、いずれリュウソウジャーについての感動は取り上げるとしてです。
ともかく今は中止になったファイナルライブ分だけ盛り上がっていきたい、せめて映像ソフト化するラスト公演が行われることを祈る日々なのであります。