ネタバレ感想【魔進戦隊キラメイジャー】エピソード1「魔進誕生!」

現在進行形を推していく。
これが当サイト、当ブログの主旨になります。
ブログ開始当初からでは、ありません。開始して半年ほど経ってから「そんな気分」になりました(笑)

つまり特撮番組のため、とか!末端のブログなりに、とか!これまで、当ブログで述べていたことは「カッコつけ」成分が8割といったところでしょうか。

本音としては「リアルタイムで追いかける楽しさ」をブログは始めたことで知ってしまったことにあります。

ここで書いている人の基本は、出来れば「録画しておいて一気に観るタイプ」です。
アニメ作品のたいていは、そうです。
ドラマは作風によります。あんまり観なくなりましたが、海外ドラマなどは、まとめ観が原則でした。

平成ライダーは「なるべくまとめて」いった具合が顕著でした。特にレコーダーの発達によって、ワンクールぐらいは我慢してから、一気に観ていく。次週を気にしなくて良い利点は何にも替え難い魅力の時期がありました。

ただ録画を溜めておくということは、先のストーリーを知ってはならない。つまり番組関連のチェックをしないということです。完全に情報離れになります。

貴重な告知を逃したりします。これが、けっこう痛かったりします。

と、いうわけで、特撮作品における「録画溜めの一気観」は、やめることにした、ここ近年です。
一時期は、平成ライダーにニュージェネのウルトラマン、そして牙狼まで「録画溜め」の日々がありました。

ただ唯一「スーパー戦隊」だけは、その場で観ては録画消去を繰り返す日々でありました。完全に侮っておりました。
現在に至って、とても後悔しております。
なにせ突然に観返したくなる時があります。きちんと保存しておけば、と悔やみきれません。追っかけで観ていた時は違う見方が出来ることは重々承知しているはずなのに、やっちまったわけです。

ただ現在はネット配信がありますから。しかし配信されていると思うと、慌てて観る気にならないのも不思議なものです。

そして、これこそファンゆえなのでしょう。当時において評価していなかったことが、現在になって観れば、ほとんど評価が上がります。

リアルタイム鑑賞における欠点を挙げるとしたら、やはり「期待値の高さ」でしょうか。これは期待に対する「自分の思い込み」とも言えます。

でもだからこそ、追っかけは「おもしろい!」となるのでしょう。
感情に支配された的外れな検証が出来るのも、リアルタイムでしかありません。後になればなるほど出てくる情報に検討する面倒が増えていくからです(笑)

冷静な内容は専門誌・サイトに任せ、ここは個人ブログである意味を発揮していきたいと思っております。

つまり番組を追っかけていくうえでの「言い訳」を長々と連ねさせてもらったわけです。どうかご了承のほどを宜しくお願いします、という前振りです。

以下、ネタバレあります、独自解釈による偏見もあります(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

ライダーの監督

ついに開始された『魔進戦隊キラメイジャー』。
パイロットを務める監督は、山口 恭平。脚本はもうベテラン中のベテランである荒川 稔久。ベテランのホンに、新進気鋭の演出家というコンビです。

前作のリュウソウジャーもそうでしたが、仮面ライダーから監督を引っ張ってきております。
今作の山口 恭平といい、前作の上堀内 佳寿也といい、仮面ライダーにおいて、いつパイロット監督と務めてもおかしくない期待の演出家です。映画を任せられほどの監督たちです。

あくまでも個人的感覚ですが、スタッフの登用はまず戦隊を経てからライダーへやってくるイメージがありました。

けれども現在のライダーであるゼロワンのパイロット監督は杉原 輝昭。戦隊で認められた監督という経歴です。

東映の戦略として、監督のシャッフルが顕著なっています。
いつでもメインを張ってもおかしくない位置にいながら、都合上、戦隊へ回したのかもしれません。

けれども気鋭の演出家をぶつけていきたいとする思惑が一番に強かったのかもれません。

危機感としては、戦隊は仮面ライダーに比べ切迫感は強いと思われます。
単純に売り上げ推移を眺めて、そう考えます。

バンダイ玩具の売上げ金額において、2013年作品『獣電戦隊キョウリュウジャー』が突出した高さを誇って以来、特別に上向くことがありません。
手裏剣戦隊ニンニンジャー』以降は、売上げ指標となる100億に届くことなしです。2015年以降は、かつての売上げに届くことなくずっと苦戦している感じです。

ターゲット層である子供が減ったということもあるでしょう。他のコンテンツに奪われている、ということもあります。

しかしながら並行されて製作・放送されている仮面ライダーが売上げを上昇線へ持っていけている事実があります。

戦隊もまた売上げが望めない、というわけではなさそうです。

ただ従来のままといった「手をこまねいている」わけにはいかないのでしょう。

戦隊の形にまで手を加えた『宇宙戦隊キュウレンジャー』から前作のリュウソウジャーに至る3作までは、変革と求めてひたすら走っていた感があります。

作風だけでなく、スタッフもまた「いつメインを張ってもおかしくない」言い方を換えれば、まだメインを担当したことがない新進の監督に任せて、新しい風を吹かせたい。

キラメイジャーにおいても、そうした意図が引き続かれているように思われます。

そうした一方で「スーパー戦隊」として、どこまですり寄せておくか。それとも「スーパー戦隊」に、何かを吹き込む形にするか。
パッと見の印象では、後者へ当たるような気がしますが、判断下すにはまだ早すぎます。

魔進誕生!

劇場において『魔進戦隊キラメイジャー エピソードZERO』を観たうえで迎えた放送第1回目です。

もしかして先行上映ではない、前日譚を踏まえて放送に臨むなど「人生初めての経験」であったりします。これもまたリアルタイムで追いかける醍醐味です。
ブログを書きながら、気づいた次第であります(笑)

そして『エピソードZERO』を観ていたおかげだ、とするシーンは、レッドと他の4人が初めて出会うところです。

もっと詳細に書けば、まだレッドになっていない主人公の熱田 充瑠(あった じゅうる)が連れて行かれた先にいる4人は戦闘中です。

敵と戦っております。
『エピソードZERO』では、あくまで戦闘はシュミレーションでしかありませんでした。しかしながら放送の第1回目にして、実戦をこなしている。もともと能力は高かったにしろ、きっと4人はこの日のために備えていたに違いない。

  • 押切 時雨(おしきり しぐる) / キラメイブルー
  • 大治 小夜(おおはる さよ) / キラメイピンク
  • 速見 瀬奈(はやみ せな) / キラメイグリーン
  • 射水 為朝(いみず ためとも) / キラメイイエロー

以上、4人のメンバーが、あれからしてきただろう人知れずの努力を思い、感動しておりました。
これこそ劇場で観ていなければ分からなかった感動です。

もし『エピソードZERO』を踏まえていなかったら、キラメイレッドなることを躊躇する充瑠を迎えた「出来上がった戦士」ですませておりました。

つまり、観に行って良かったな、ということです。
なにせ内容に対してではないにしろ『スーパー戦隊MOVIEパーティー』の在り方に少々不満を述べたものです。

後追いでは分からなかった感動があった、とつくづく思う次第です。
なんだか観たことを誇るようなイヤらしさを我ながら感じないこともないですが(笑)、少しでも元を返したいとするケチな心根が感動を呼ぶ例として捉えていただければ幸いです。

素晴らしい戦士ぶりを披露したレッドを除く4人。戦隊の大きな魅力は乱戦においても整然と躍動するアクションです。海外においても受け入れられた大きな要因です。

見慣れてしまっているため当然と観ていた時期もありましたが、この頃は内容どうこう以前にアクションを見せられるだけでも価値があると思っています。

特に第1回目に気合を入れてくる点といえば、スペクタルなシーンでしょう。アクションはもちろんのこと、特撮ヲタとしては敵の襲来であり、個人的には巨大戦にあります。

今回においてキラメイジャーは合体までいかなかったので、ロボ戦はありません。
しかしながら敵の「邪面獣」と冠がついたジャグチヒルドンが飛来して街へ破壊の限りを尽くす。
戦隊の初回を観るたび、予算と時間を与えたら、どこまで凄くなるんだろう!そう思わせる特撮の出来が、キラメイジャーにおいても発揮されております。

しかしながら、これから監督の誰かが予算を食ってしまい、ままならぬことが起きるでしょう。けれども、それこそが特撮番組の醍醐味だ!と思いたいです(笑)

古くは『ウルトラセブン』において、実相寺監督は予算がない回を担当させられた逸話を思い出します。
新しくは『騎士竜戦隊リュウソウジャー』において、上堀内監督が他へ影響出るほど派手にいっていたことを知りました。

次回は『リーダーの証明』引っ込み思案系のレッドはいるようで、なかなかいないタイプです。あっという間に成長を果たすか、それとも少しぐずぐずさせるか。

今後の展開もさることながら、メイン監督である山口監督が、いかにプロデューサーを悩ませるか。楽しみでなりません。