公開延期の『劇場版ウルトラマンタイガ』へ寄せて現状に思うこと、つらつらと

「星まで届け、乙女のハッピー」とアサヒがルーブジャイロ(ツルちゃん仕様)をかざして変身するシーンには、思わず噴き出しそうになったことを憶えています。
その1年後において、劇場公開がままならぬ事態が訪れようとは、世の中なにが起こるかわかりません。

2020年3月6日公開予定だった『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』が上映延期となりました。

良かったのではないか、と思っています。
ただ健康や周囲に対する配慮といった「ヒトとしての心」してではなく、観客動員を心配した単なるヲタ的観点からです。

せっかくブログですから、根の腐りようは隠しても仕方がありません(笑)

今季は全体的に動員が落ち込むことでしょう。それでも資金がなければ仕事は回せません。娯楽は生活の支えになること疑い得ません。

そして、ここで書いている人にとって「特撮」は生活を送るうえで重要なキーワードとなっております。ここは大人として「映画」としたほうがカッコつくような気がするものの、開始してから1年のブログ運営が建前を許しません(笑)

大作化したゴジラは、今後そうそうお目にかかれそうもありません。スペシャルイベントという扱いになっていくでしょう。

そうなると、やはり常に展開する特撮作品に期待するしかなくなります。
仮面ライダーは頑張っております。スーパー戦隊はやや低調気味です。けれどもこの2作品は、なんとかずっと続いております。東映が製作する「この2作品しかない」状況へ陥る時もあります。

大人向けとして『牙狼』がシリーズとして定着してくれると期待しておりますが、常にとまではいきません。
それでも4月2日から『GARO -VERSUS ROAD-』が放送されることは、停滞する雰囲気のなかにおいて喜ばしいニュースであります。劇場公開ではないので、懸念もございません。

そして現在の懸念真っ只中にある『ウルトラシリーズ』等身大ヒーローが定着するなか、唯一といった巨大ヒーロー。これは娯楽といったジャンルに限らず、生活全般に至る、何にでも言えることですが「幅はあったほうがいい」活性化に多様性は不可欠です。

いえ、いろいろ偉そうに申しておりますが、本音は特撮作品がもう少し増えてくれないかな、といったところだけです。

だってさー、下手すればライダーと戦隊だけだよ、ニチアサの2本だけなんて状態になったりするんだよ。

アニメの製作本数が多すぎる、というお話しを聞くことがありますが、いいじゃないか!こと娯楽の創作において、量より質ということは、まずありえない。次々に生み出される玉石混交うちから、傑作が輩出されると思っております。

傑作なんて偶然の賜物ぐらいに考えております。
たまたま時代が希求するタイミングに当たった優秀なスタッフが結集できた。

つまりここで書いている人は、実は作品に対する目は厳しいのかもしれません。完璧だ、とすることは、まずないと言えます。
しかしながら「掛け値なしに素晴らしい」とすることは、よくあります。それは突き詰めいけば、おかしい部分はあっても、それを呑み込んで感情を揺さぶってくる。それこそが創作作品の醍醐味であると思っております。

単なる思い込みかもしれませんが、感動できる方向へ持っていったもん勝ちであります。

それに別にダメでもいいんです。むしろまるきりダメなくらいのほうが、印象に残ります。あれこれ考えさせてくれるほうが、自分の実になっているのではないかと感じている昨今であったりします。

もしかして世間的によく出来ている・傑作だとされるよりも、微妙もしくはファンの意見が二分されるような作品に魅かれる理由はこんなところにあるのかもしれません。

つまるところ、特撮作品をもうちょっと増やそうよ、とする旨を訴えているわけです。

毎日とは申しません。けれど日曜だけ、もしくは週末だけとかは寂しい。毎日などとは言いませんが、せめて週に3日以上は「常時」欲しいところです。

そのためにも、まずは『ウルトラマン』どうやらニュージェネになってシリーズを重ねるごとに売り上げは右肩上がりのようです。
新作放送期間は半年スパンでありながら、スーパー戦隊に肉薄、もしくは超えようかという勢いがバンダイの収益表から見取れます。

特撮同士における売り上げのパイの奪い合いだったら困るなぁ〜(笑)

取り敢えずニチアサ並みに定着の感が見えてきた『ウルトラマン・ニュージェネレーションヒーローズ』とはいえ、終了する時は、あっという間という経験則から油断なりません。

特に『ウルトラマンタイガ』なにかお祓いしたくなるようなトラブルに見舞われ続ける作品となりました。

なにせ出だしから女優の交代といった憂き目です。
その辺りについて、懐かしい記事がありますので、ご興味ある方はご覧ください。

因みに降板した女優の桃果さん。昨年はCMやモデルといったお仕事以外は目立った動きをしておりません。ここ2・3年前までは、ドラマや映画出演が目立っておりましたが、昨年はぱったりです。
公開を待つ映画の撮影に参加していたか、それともウルトラマン降板が理由で遠慮せざる得なかったか。
ミステリーです。言い方を代えれば、ゲスな興味丸出しです(笑)

だからといって、興味津々はたまたま今回のこの記事を書くうえで引っかかったくらいです。

やっぱり特撮ヒロインになってくれないと興味が続きません。

それに、演出的には惜しかったなぁ〜と思った旭川ピリカの代役となった吉永アユリで、何の問題もなかったです。
第24話『私はピリカ』において、飛来したウーラーが潜む海を見ながら、トレギアとのやりとり。あのシーンはやられた。

「あなたの周りに何もないだけだよ」トレギアに、ぐうの音も出させなかったピリカの指摘。ウルトラの星の全住人相手でも不敵さを崩さないであろう、この悪のウルトラマンが、使命だけのために存在していたはずのアンドロイドが周囲の人(地球人を含めた全ての宇宙人)と触れ合うなかで得た解答に返す言葉も態度のない。

人は人にしか学べないことは確かにある。

このシーンにおけるピリカの、これからみんなを守るため別れを決心したなかで見せる笑顔が素晴らしかった。もの悲しいとしか言いようがない笑みを浮かべられるなんて、演技を志した人は違う。さすが他の道もあったにも関わらず、女優になる!と決心した人であります。

なんとか無事に撮影を全て終えた『ウルトラマンタイガ』しかしながら物事は不思議なもので、一度トラブルに見舞われると最後まで付きまとうことはよくあることです。

最後の最後で、ままならぬ理由で、またもやです。
ウルトラマンタイガの物語、ここに完結!の劇場版は延期となり現時点では未定となっております。

事情が事情なので動員はあまり見込めないでしょうが、それでも少しでも上げて欲しいとは思います。
何より、子供へ届けたいという想いもあります。
少しでも劇場へ足を運べる可能性を残したいです。そのためにも現状は延期が最も有効な手立てです。

延期が望ましいとしていたことから、今回の決定は良かったと思っています。その裏に、どれだけ苦労を強いられている方がいるかを忘れずにいたいです。そのためにも動員が少しでも上がることを祈りたい。

しかしながら、本心を打ち明ければです。
延期が望ましいとしながら、いざ決まるとがっかりしている自分がいたりします。観られるのは、まだ先か、と考えるしょうもない己れの姿があったことは事実です。

誰もいない劇場の真ん中で1人で観ている。それはそれでたまらんなぁ〜、と酔っていた自分であります。そういえば公開終了間際の『ゴジラVSスペースゴジラ』で体験しました。
広くて暗い劇場内に、ぽつんと1人だけで鑑賞しているという贅沢感。あれが忘れられません。たった1人きりで、不朽の名作といった作品ではなく、特撮といったところにロマンを感じます。

もしかして、あの貴重な感覚が再び味わえるか、と公開延期が決まった現在だから言えます。不謹慎なヤツなのであります。

不謹慎ついでに言わせてもらえれば、自分はマスクの効能は信じておりません。まったくというわけではないのですが、予防効果は大したことはないだろうと思っております。
「マスクはひいた人の思いやり」と解説していた医療関係者がここにきて「予防になる」と断言するに至ったは、世間の情勢を考慮してとしか考えられません。
けれども対処法のない現状において、こうした姿勢を一概に非難もまた出来ないとは思っております。
実は数値化したら、数%にすぎない予防率だったとしてもしないよりはさせた方がいいとする気持ちは理解します。

しかしながら、ある女性コメンテイターのように「子供にマスクをさせないなんて虐待だ」と言い切るのはどうかと考えます。

なにせマスクがいつどこでも手に入る状況ではありません。
少なくとも品薄の状況で「させるべき」は、転売目的を助長させる「あおり」にほかなりません。

掛かれば苦しみ最悪は死に至る病気は、今回の新型コロナだけではありません。病気にかかれば苦しむのは当たり前、ですが最悪の事態は避けたい。
インフルエンザ型である新型コロナの致死率は、流行以前から言われていることですが、3%前後です。ただまだはっきり数値を決めつける段階ではありませんが、1割には到底届かないように思われます。
ただ罹病する数だけ鬼籍に入る数も増えていくことは間違いありません。

それでも亡くなる方の内訳は、まず高齢者が多く、次いで子供に、他の持病を抱えている方々ときます。
品薄ならば、まず危険性が高い人々を対象に対処していただきたいものです。誰彼もいかない状況であれば、きちんと優先を見極めた行動及び言動をして欲しいです。

モノがない、もしくは不当な値段で売られていてはモノがないに等しいと言えます。

自分は今年において自分用のマスクは買っておりません。
買わないことで他の、特にお子さんのいるご家庭へ回ってくれればいいと考えております。オマエ1人がそんなことしたって大勢は変わらない、下手すれば転売屋の手に渡るだけだという声が、自分の中で聞こえてきます。

確かに、その通りです。単なる強がりとも言えます。
それでも、不穏な状況でも優先したい気持ちを持っている大人の姿を見せたい。買い占めに走る大人のさもしさに何よりストレスとしているのは、見ている子供たちではないか。

特撮ヒーロー好きが嵩じて、カッコつけている大人にすぎませんが、どんな形でも笑ってもらえれば嬉しい。
自分の予防が足りなくて街中の誰かに移さないか、とされても、ならば今回のコロナに限らず風邪が流行る時期は常にマスクするべきとなります。その時こそ、マスク予防効能についての真実を突き詰めなければならなくなります。

それでもマスク姿が心情的に安心をもたらす効果は否定しません。新薬がない新型コロナの出現時期において、充分にまともな供給があるならばマスクはしたいところです。

ただマスクが入らないのかと苛立つ人や、デマに流されて棚から消える商品に見れば、せめて関わり合あった子供たちには「俺はいい、オマエたちがつけろ」と余裕ぶった大人の姿を見て笑ってもらえれば幸いなのです。

ところで昨年の買い置きしておいたマスクはあります。風邪引きさんなので、常備しております。今年は暖かいせいか、例年に較べ引かない。これからかもしれませんが。

付けるとしたら、場所や機会を選びたいと思っております。

対面する相手が程度によりますが持病持ち方。そして何より子供が多くいるような室内といった場所です。

そして今後『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』が公開され向かう劇場においては、新型コロナの収束具合は関係なくマスクをしていきたいと思っています。

大人として、どういった態度や行動を取れるか。解消されない状況へヒステリックになるよりも、今自身出来ることを考えていきたい。実はただの不安解消に声高に叫んでいるだけにならないように、ブログをやっている者として気をつけていきたいです。