ネタバレ感想【騎士竜戦隊リュウソウジャー】第46話 気高き騎士竜たち

のっけからですが、脚本は山岡潤平!そして監督は、メインの上堀内佳寿也!今回を含め、ラスト3回を一人の監督が担当します。

キュウレンジャーからですか、最終エピソードの2回ではなく3回分をメイン監督に任せる方式を取っていることは、とても良いことだと思います。
1年間の集大成として、やはり最後は2話担当では足らない。3話をぶち当て、少しでも監督が想いを晴らせる普段にない尺を与えることは、とてもいいことではないか。力いっぱいクライマックスして欲しいです。

以下、ネタバレあります、独自解釈による偏見もあります(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

気高き騎士竜たち

ラストスパートです。

冒頭

プリシャスは心臓を抜いて掌中に収めたはずのガンソードが、エラスの力によって襲い掛かられます。
まるきりの敵対行動に、苛立つプリシャスに本来の意志を伝えたようなエラス。これまで全て計算通りに進めてきたプリシャスが愕然としながらも、問題ないと計画は続行するようです。

前半

負傷手当てをしている龍井家のリュウソウジャーの面々へマスターブラックは言う。
「(エラスには)俺たちでは太刀打ちできない」。

そこへやってくるはティラミーゴ「昔のように騎士竜とリュウソウカリバーの力を合わせて眠らせればいい」

メルトはリュウソウカリバーの力が弱まっているかもしれないから、と反対する。けれどもその本心は、続いて述べたコウに近いかもしれない。騎士竜たちを、別れとなる封印などしたくない。

反対意見に、ティラミーゴコウを外へ誘う。ソルトと、ここまで呼び誤られると本当に覚えられていないかもしれないメルトたちの前で言うには恥ずかしいそうです。
「コウが好きだから封印されてもいい。お前が傷つくほうがイヤだ」
「騎士竜にとって、再びエラスを封印することが使命だ」

龍井家に残っていたリュウソウジャーの面々も、ピーたんのティラミーゴ同様の決意を聞く。

「どこに居てもソウルはひとつだ」ティラミーゴの言葉は、最初ではなく観返した際に、じんときました。少し落ち着いて最後を意識して観れば、なんだか切なくなります。

エラスを止めにいくことを決意したリュウソウジャー。
マスターブラックが先行すると言うのを、バンバが止めます。相変わらず憎まれ口を叩きますが、もはや他のメンバーはお見通し。囃し立てる演技が、長きに渡って築き挙げられたチームワークを感じさせます。
ここにもラストへ至るまで積み上げられたキャストたちの成長を垣間見せてきます。

エラスの元へ向かうも、リュウソウルに反応した結界によって先へ進めません。ガンジョージの攻撃もあり苦戦です。

ならば、とコウは変身を解除し侵入すれば結界の解除へ向かいます。アスナも倣い続きます。

一方、龍井家で心臓が馴染まず不調のマスターブラックの前に、まともな姿のセトーが出現。事情を聞けば、思うところがある模様です。

結界解除へ向かう素顔の戦士の状態であるコウアスナ。その前に現れたプリシャスへ、素手同然では敵うはずもない。
それでも立ち向かうコウが叫ぶ「限界は越えるためにある」。
「その通りだ」とやってきたセトーエラスを発見した際に、いざという時のために用意していたとして出したのは?

後半

「リュウソウチェンジ」セトーが口にすれば、紫ではない(ブラウン系統)のガイソーグの鎧を身に付ける。
ま、まさかの変身!予想をハズされた腹いせではないが、なにげにナダマスターブラックの変身を期待していただけに、ちょい拍子抜けであります。あくまで個人の期待なので、作品としての評価とは別であることをご承知ください(笑)

セトーのガイソーグ。こちらは驚くほど、弱い。もうシリアスな展開の息抜きには充分なほどの弱さを見せます。見せるくせに、見事にプリシャスを引き受ける役目を真っ当するから、さすがです。
ただ、ここのセトーを見る限り、たいして龍井の父ちゃんと変わりない感じです。だからこそ取り憑けたという深い設定あるのかもしれない、と自信のない考察をしたりします(笑)

ガンジョージを破って、追い付いたメルトたち。

全員揃えば劇場版『リュルパパト』と同じ名乗りパターンを披露。しかし最後の決めで揃うところでは、セトーのガイソーグもちゃっかりといった感じで加わっております。
「これがやりたかった」と呟くセトーが全てを持っていったような今回の名乗りでした。

けれども戦闘が始まれば、セトーのガイソーグはアシストに徹するのみ。勇壮ではないガイソーグというのも、オツなものです。

そんなセトーも、プリシャスを退かせれば、お別れの時間がやってきます。
「おまえたちの未来を守れ」なんだかんだセトー、カッコ良かったです、。

窮地に追い込まれたプリシャス。追い詰めるリュウソウジャー。奥にはエラスがいれば、ここで語られる真実。

リュウソウ族を生み出したのは、エラスだった。けれどもリュウソウ族は争いばかりしている。地球を傷つけるそんな者たちを駆逐するために、エラスは今度ドルイドンを生み出す。

地球を守るためリュウソウ族を倒すドルイドン。
エラスを通せば、立場は完全に逆転する。しかしながらドルイドンが地球征服に乗り出してきたため、駆逐せざる得なくなった。

「使命」コウが呟く言葉が、今後においてどんな答えをもたらすか。

リュウソウ族もドルイドンも源は同じ。種族は一緒とも言える両者であった。

自暴自棄としか思えないプリシャスの特攻の前に、突如として現れたのは!!

ワイズルー登場である。多少瑕瑾はあっても理想の上司が甦ってくれた。けれども言いたいことは後を追うように現れたクレオンが持っていきます。シリアスへ落ちきらないような間の取り方は絶妙です。

でも、さすがはワイズルー。過去の遺恨は流して、プリシャスに手を差し伸べます。本当にデキた人物?だったのでした。

けれどもエラスプリシャスを吸収します。この星を造り直す、と言葉を発して放ったビームはリュウソウジャーを包み込んでいきます。

《次回》幸福と絶望の間で

ブログが辛いです。いきなり何を個人的なことを言ってやがる!ですが、最終局面になれば「もう言葉なんかいらない」んじゃないか、と思ってしまうのです。

稀代の名作ながら玩具売り上げ不振極まった『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の後続は、さぞや大変だったと思われます。最終回か、その直後くらいにその辺りについて考えたことをブログに(未定)と思っていますが、ある意味でプレッシャーのかかる『騎士竜戦隊リュウソウジャー』という作品だったでしょう。

けれども作品を語るには、まだ早い!
次回のタイトルに、リュウソウジャーが挑戦的でいたか分かるような気がします。待ち遠しい限りです。