アニソンだよ、このジャーマン・メタル【VICTORIUS】『SPACE NINJAS FROM HELL』#日本こそ応援してあげたい

いちおう当ブログは雑記サイトになります。
いちおうとしたには、わけがありまして。初めて始めた当ブログ。いきなりワードプレスです。無料では続かないだろうと、我が身を知るゆえの戦略です(笑)

ただ肝心の中身がありません。
とりあえず始めてみようで開始しました。まぁ、映画が中心になるかな、と思っておりましたが、特撮関連が中心となりました。ブログをやったおかげで、自分の興味が判明したようなものです。

やってみなければ、何を仕出かすか分からない。
その結果が雑記っぽくなりました。
「ぽく」としたのは、当ブログを進めていくうちに、方針がある程度固まってきたからです。

特撮にアニメを中心とした展開。扱うは、それらに関連づけられる題材にしよう。
ただ復活したバンド『アリス』『杉山清貴&オメガトライブ』に関しては逃せられず、無関係を承知で、ここにしかない発表の場を借りる気分でアップしました。

梶浦由記に関する『See-Saw』『FictionJunction』や、『やなぎなぎ』などは、むしろもっと積極的に取り上げていくべきではないかと思っているくらいです。

今回は特撮アニメに直接的な関わり合いがある作品ではありません。
ただ特撮アニメとされる分野へ積極的に興味を持つ者の琴線に触れるものではないか。
そんな音楽を海の向こうで活躍するミュージシャンが作り出している。アニメ作品に関わっているわけではありませんが、アニソン好きなら興味が持てるかもしれない、そんなジャーマン・メタルを取り上げます。

アニソンはアニソンでもベタな方です

アニソンと言っても、現代においてその音楽性は多様に渡っています。澤野 弘之のようなHipHopを取り入れていたり、梶浦由記はオペラを思わせる楽曲群も多く、凛として時雨といったハードコアなロック・グループが喰い込んできたりする。

上記は、単なる一例であり、それこそ多種多様。現代において、アニソンというジャンルこそ、あらゆる音楽性の受け皿になっているように思えます。

とはいえ、アニソン。やはり番組を分かりやすく伝える主題歌が出発点であり、それが一般的でしょうか。代表的な例として大御所を挙げれば、水木一郎・堀江美都子・ささきいさおといったところです。

今回において推したいジャーマン・メタルバンド『VICTORIUS』において、アニソン大御所たちの楽曲をイメージして欲しいのです。

聴きやすいメロディーに、はっきりサビと分かるフレーズ。そこは音だけでなく、タイトルかもしくはそれに近い歌詞が綴られています。
盛り上がりは、ここだぞ!と、これ以上にないほど明瞭な曲。これこそアニソンの礎であり、現在なおライブに行けば誰でもノレる歌です。

そこへ通ずるような曲を、VICTORIUSというメタルバンドが作り上げています。
まず聴いてみてください。

サムライに、シュリケン

サビに「サムライ」に「ニンジャ」と来ます。

よくある日本に対する誤ったイメージ、という部分は多分にあるかもしれませんが(笑)、ネットが発達した昨今において、まるきり頭から信じ込んでいる外国人もほとんどいないでしょう。

況してや、バンドメンバーは日本へ訪れてきています。
日本の風流というより、アキバを楽しんでいたような感じです。
そう、どちらかと言えば「ヲタ文化」に惹かれているような若者たちなのです。そうした感性は暗い行末へ導かれやすいですが、できればVICTORIUSのメンバーには明るい未来に向かって欲しい(笑)
そうした願いも込めて、場末ブログなりに取り上げている次第でもあります。

VICTORIUSというバンド

ジャーマンメタルにおいて新たな台頭が期待される『VICTORIUS』ドイツ・ライプツィヒにて2004年に結成され、2010年にメジャー・デビューを果たします。

オフィシャル発信の上記の2曲『Super Sonic Samurai』『Shuriken Showdown』を収めたアルバムは『Space Ninjas From Hell』通算5作目となります。
コンセプトアルバムです。邪悪な忍者とドラゴンが手を組んだから、手裏剣を手に立ち向かっていく。独自のニンジャ・ファンタジーが織りなす世界。

子供じみた、というか、子供ならばの世界観なのでしょう。
ただファンタジーとは、子供の頃に抱いた冒険心が創作の源となっています。本来人間にはない超能力や身体能力を発揮してみせる。それを映像化して見せている代表例が、特撮ヒーローやアベンジャーズといったアメコミコーローでしょう。

そしてメタルといったジャンルは、ファンタジーを題材にして作品を作り上げることが多い。トールキンの『指輪物語』を元ネタにしているなど、それこそ数多です。

大人のファンタジーか、それとも子供にもわかりやすくしているか。そして「子供からの趣向から抜け出せない」層のためのものなのか。
VICTORIUSは大人寄りではなく、どちらかといえば子供から抜け出せない層へ訴える類いでしょう。けれども題材が低めの年齢層向けとはいえ、作り上げられたサウンドは子供だましではない。

しかも、このVICTORIUS。まだ日本ではそれほどメジャーとは思えないにも関わらず、日本に対して好意的な態度を曲で示してきます。

Nippon Knights

新作『Space Ninjas From Hell』にも収められている曲『Nippon Knights』はい、もう「ジャパン」ではなく「にっぽん」とくるところに、ファンタジーを越えた親近感、それは自分が住む国を取り上げてくれただけでなく、ヲタとしての感性においても近しいものを感じます。

聴けば聴くほど耳に残るフレーズ。これはきっとライブで盛り上がれます。けれどもドイツのバンドです。いくら日本を題材にしても、当の国で受け入れられなければ呼ばれることはありません。

久々に、新しい海外バンドが気になっております。このノリはアニソンに親しんでいる人たちほど受け入れやすいと踏んで、当ブログ初のメタル紹介とさせていただきました。

ワールドワイドでなくていい、ここ日本で成功して欲しい。そんなジャーマンメタルのVICTORIUSです。