ネタバレ感想【仮面ライダーゼロワン】#22 ソレでもカレはやってない

以下、ネタバレが含まれます。独自解釈も酷いかもしれません。どうか平にご容赦のほどをよろしくお願いします。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

「永遠の24歳」もとい「1000%おじさん」こと天津垓の何がイヤだと言えばです。
完全に唯阿が飼い殺しではないか。確かに劇中では技術顧問として、本来の仕事に戻っているのだろう。
しかしである。
仮面ライダーバルキリーは、どうなったのだ。プログライズキーをクルクル回しながら変身シーンは過去の映像を観なければならない、という本年の有様です。
ザイアの社長、オマエばかり変身しないで、たまにはお付きも変身させるんだ(笑)

けれどもバルキリーより前にです。
まさかゼロワンの新フォーム「メタルクラスタホッパー」がザイアの手からもたらされるとは!驚いたです。

しかもおもしろいとばかりに挑んだの仮面ライダーサウザーが、初の敗北です。成功した青年実業家が犯しがちな自滅パターンです。しかも他人に、カッコいいぞ不破さんのおかげで何とか切り抜けられたにも関わらず、反省の色なし。自分が仕出かしたことに悪びれもしない。

よく世間の特徴を捉えています。ゼロワンに限らず、本質を突く部分をさりげなく挟む姿勢は見甲斐があります。視聴者さえ試されているような演出があるから、やめられません。

「メタルクラスタホッパー」このフォームこそ仮面ライダーの悪です。冬の映画はテレビのテーマを踏まえていたことを、今さらながらに確認します。

この「メタルクラスタホッパー」まるでイナゴの襲来かのような攻撃しかしません。この新フォームのゼロワンは基本的に動かない。これが恐ろしい。
ひたすら身体から分離するように飛んでいく銀色のバッタ。これがおぞましい、きみが悪い。攻撃・防御に変形しながらも、最終的にはイナゴの大群如しである。

攻撃とは向かってくるものとする、これまでの敵ライダーとは全く様相を異とします。最悪とも言える仮面ライダー、しかもそれは敵対側の思惑通りとはいえ、主人公ライダーの新フォームです。
令和に相応しい新機軸の試みたいとするスタッフに偽りなしです。

もしかして平成ライダーの地続きで測っていてはいけないのかもしれません。視聴者が考えるより前へと練られた構成なのかもしれません。けれども判断を下すは、まだ先です。

今回は、或人にとって非常に辛い回となりました。
視聴者にはうすうす感づかせていたことですが「アークの意志」そこにが関わっていたこと。ザイアの社長になったこの男のせいで、父と慕うヒューマギアを始めとして、ここまで一連の事件で失われてきた数々。「仇」と称したいほどのに、或人が社長を務める会社の命運が握られている。

己れの力のなさ、不甲斐なさ、圧倒的に不利な現状。けれども買収を仕掛けてくる社長は、ヒューマギアなど不要と真っ向から否定できます。

或人としては、落ち込むしかない今回の終局に、イズがヒロインします。一緒に「あるとでないと〜」で締める今回は笑いではなく救い以外のなにものでもない行動でした。

そして、そうです。今回ほど不破さんの活躍を忘れてはいけなかった。或人がお仕事3番勝負で勝利を収められたのも、犯人を突き止めて法廷へ連れてきたからです。
犯人にあっさりプログライズキーを奪われてしまったのはいただけませんが、ゼロワンの「メタルクラスタホッパー」を力づくで解除したシーンは、これぞ不破さんです。おかげは危ないところを救われたのです。
この時、唯阿は見ていただけなのですから、不破さんへの感謝を忘れてはいけないはずです。けれどもは感謝する覚えていないようですから、困ったものです。

今回、勝負のお題もライダー同士の戦闘も全て決着へ導いたのは不破さんです。なんだか当ブログは不破さんブログ化しそうですが、それでも今回の活躍は喜ばしい限りです。

次回『キミの知能に恋してる!』は、引き続き小宮有紗がそのまま出演。結婚詐欺の被害者から婚活女性になるようです。お仕事勝負はどうした、と思ったら一旦お休みの模様。ハードでしたから、ここで楽しいエピソードの挿入でしょう。
それに驚きが、今度の男性ゲスト。なんか見たことがあるなと思いきや、馬場良馬なんだ!『特命戦隊ゴーバスターズ』通称『ゴーバス』のブルーであり、イエローと共演させるなんて。今回のキュウレンから引っ張ってくるといい、完全に狙っているとしか思えない。
是非、そうした狙いは続けてください。久々に観られることは、しのご抜きで嬉しいものです。