アリスロスジェネ世代の【アリスはライブ盤だ!後編】聴いた順です。

アリスのライブ盤における思い出語りの後編です。
因みに、前編はこちらになります。

70歳なっても、ライブを続けてくれるアリスには感謝しかありません・・・なんて貪欲なファンが終わるはずもありません。

こちとら、ぜんぜん観ように観れない、過去のアルバムを聴くのみで、ずっときておりました。足らん、まだ足らん!ということで、アリス3人の更なる健康を望み、今後はライブだけでなく新作『アリスⅫ』を待っています。

そのためにも今後も『アリス』は盛り上げていきたいです。

アリス・セカンド・ライヴ

『ファースト・ライヴ』が思いの外に良くて、はりきって貸しレコード屋さんへ借りに行ったことを覚えています。

この『セカンド・ライヴ』いきなり行くには腰が引けておりました。
売れないだろうなぁ〜と思いつつも『アリスⅡ』と『アリスⅣ』は良いアルバムです。
『アリスⅠ』はあまり聴かないです。
そして『アリスⅢ』微妙です。外部ライターを大々的に入れたアルバムは『走馬燈』といった傑作を含むものの、全体的にはボーカルの力量が曲を救っているような気がしないでもない。つまり今一つアリスに合っていないような感じがしました。

その『アリスⅢ』に合わせるかのような、カバー曲のオンパレードです。それはどうなのよ?と思いながら針を落とします(レコードでカセット落としです)

こんなライブなら行きたい!聴き終わった際の素直な感想です。
洋楽のみならず童謡まで取り入れ、見事にモノにしている。これはそうそう他のグループには出来ないことだと思います。

改めて、谷村新司と堀内孝雄の両ボーカルの凄さ、そして何気に凄い矢沢透の演奏力を思い知ります。キンちゃんのドラムって、カッコいいです。
そして何と言っても、おもしろい!これではレコードを買わずとも、ライブには行ってしまいそうです。

やはりライブだ。特にそう強く思わせてくれた曲は『青春の影』もうスタジオ盤より絶対にライブ盤のほうが痺れます。

ライブにおける歌唱力の高さ。アリスの特徴をわかりやすく伝えてくれる当ライブ盤なのです。

3人だけの後楽園 VERY LAST DAY

「VERY LAST DAY」この言葉の意味を理解しないアホな子でした。しばらくアリスのラストコンサートのライブ盤は『アリス3606日』だと思っておりました。

並んでいる曲は、初期作品ばかり。いつくらいに演奏されていたものだろうと後回しにしていたら、びっくり!これが「本当の最後の日」だったでした。

しばらくずっと聴きまくっていたライブ盤です。他のミュージシャンはもちろんのこと、アリスの他作品も横に置いてです。

三人だけ、しかもアコースティック楽器のみ。なのに、演奏の切れ味は類をみないほど凄まじい。鋭い刃が踊るようとでも言いましょうか、切り刻まれるような音でした。
迫力とはまた違う、ラスト公演にしか出せない音ではなかったか。そんなふうに思います。

3人に限った演奏としたならば、最高峰に位置するかもしれません(ここの意見は変貌の可能性は大ですがw)

全て凄い印象しか残っていませんが、敢えて挙げたいとすれば『面影』におけるエンディングに向かう演奏の迫力、『遠くで汽笛を聞きながら』の間奏におけるべーやんのリードギターの響き、『帰らざる日々』悲しい曲調にも関わらずここまで激しくなるか!

3人だけの、紛れもないアリスの姿に、リアルで聴きたかった想いでいっぱいになったものです。

エンドレス・ロード

このライブ盤を聴くまで苦労しました。

CD化なるのも時間がかかったはずです。『ファースト』『セカンド』ライブ盤より地味な印象があります。
ジャケットのせいかもしれません。筆記体の「Alice」とタイトルが中央に、ポツンと描かれているだけです。とてもカッコいいのですが、それはファンにしか通用しないのかもしれません。

置いてある貸しレコード屋さんへ行き着くまで時間を要しました。このアルバムを聴きたくて入会しました。

入会したかいがありました。
のっけから、とても笑えます。けれどもあまり聴かない『アリスⅠ』の曲がライブ盤では、とてもいい。
ライブ盤の方がといえば『ポイント・アフターの夜』『熱い吐息 』などは、絶対にこちらが好きです。つまるところチンペイさんのボーカルはスタジオ盤ではおとなしすぎる、もしくはライブ盤で弾けすぎる(笑)、そして自分の好みははっちゃける方なのです。

なかなか聴けなかった経緯のせいもあるかもしれません。けれどもここまでのトータルでは、もっとも聴いたアリスのライブ盤はこれだと思います。コンスタントに聴くアルバムなのです。

GOING HOME~TOUR FINAL at BUDOKAN~

初めて復習となったライブ盤です。
ライブを観て「泣きたくなる気分」というのは、こういう瞬間なのだな、と初めて教えてくれたのはアリスでした。

熱狂、楽しい、感動。そうした言葉が当てはまるライブは体験してきていましたが、「泣きたくなる」はただステージ上からもたらされるものだけではない。日々の積み重ねがステージで体現された時にやってくるもの。思い入れという言葉でいいのでしょうか。

年月を重ねるのも悪くない、と思わせてくれたライブです。

『GOING HOME』本当に良い曲です。ソロ作品も悪くないのですが、どうしてアリスとなると、また違った次元まで作品が引き揚げられるような気がします。これこそバンドのマジックです。

これを聴きながら『東京ドーム公演』に備えていたものです。
個人的にドーム公演が行われた2010年は辛い出来事ばかり続きました。

このアルバムを聴くと、当時悲しいなかでよく聴いていたことも思い出します。

【まとめ】ライブ盤こそだが・・・

もし無人島へ持っていく場合、アリスの『スタジオ盤のBOX』か『ライブ盤のBOX』どちらかにしろ、とされたらどうするか?

「BOX」という選択もどうなのよ?と気がしないでもないですが(笑)、そこは置いておきます。

自分はもちろんここまでの流れもありますし、当然ながら『ライブ盤のBOX』・・・といきたいところですが、端的に言うとです。
ライブ盤を選ぶと『自分白書(My Statement) 』『黄色いかもめ』が聴けなくなる。そうそう『漂流者たち』もであります。
自分にとってアリスのきっかけとなった『アリスⅧ』の楽曲群がハズされるのは、あまりに痛い。
どうするか、答えは未だ出ていません(笑)