アリス・ロスジェネ世代が語る【アリス講座】谷村だけではなく堀内・矢沢もいるんだぞ

「ALICE AGAIN 2019-2020 限りなき挑戦 -OPEN GATE-」ツアー終盤にかかった時期にブログへしております。

基本が特撮中心のエンターティメント作品中心に扱っておりますが、時にたまたま音楽を扱ったりします。21世紀に入ってから新規にファンへなったミュージシャンの大抵はアニメ関連なので、当ブログの普段を知っている方でも比較的入りやすいと思われます。

なるべく当ブログの趣向に添うネタを扱うよう心がけております。

しかしながら、普段のブログからまったく外れても書きたくなるネタもあります。
アリスと杉山清貴&オメガトライブは積年の想いがここへ至って具現されれば、どうしても発露したくなります。90年代のJ-POPに出現したミュージシャンにハマらなかったせいか(洋楽はあります)、一般の音楽においては遡らず得ない。

好き勝手に毎回書いておりますが、今回はネタにまで及んでおります。どうかご容赦のほどをお願い致します。そしてそれは今回だけではないのです(笑)

アリス・ロスジェネ世代

アリスのコンサートへ行くと、活躍時代を体験したリアル世代と、そのお子さんに当たる若い世代が見受けられます。
再始動として、2008年〜と2013年〜、そして2019年〜の全国ツアーが行われていれば、お子さんに当たる若い世代はアリスのライブ体験をあまり待たずに叶えられたのでは、と思います。
25年越しに叶えたここで書いている人の嫉妬丸出しの意見と申せます(笑)

なにせ聴き出したのが、アリス活動停止してから3年くらい経ったぐらいではないか(今一つ定かではない)。当然ながら周囲にファンなどおりません。昔いたね、テレビで歌っていたのを聴いた憶えがある、といった調子です。

所詮、みんな音楽が好きといっても流行歌。実働していないミュージシャンなど見向きもしない。

だから、1987年『アリスX』が発表された時は昂ったものです。これでコンサートに行ける、演奏するアリスが見られる。スタジオ盤よりライブ盤のほうをよく聴いていた自分です。
アリスは絶対に歌も演奏もライブのほうがいい!と思っていた自分です。
けれどこの時にアリスがした活動は、数回のテレビ出演したのみ。この時のガックリ感は忘れられません。

新作のアルバム発表をしながら、コンサートを行わない。なかなかどうして、コンサート活動をこなしてきたグループが今回やらないなんて、これは前代未聞ではないか。もう二度と活動しないのではないか、と妙に絶望に近い気分へなりました。

こうして自分の世代は、アリスのない世代となりました。谷村新司や堀内孝雄は知っていても、チンペイさんやべーやんは知らない年代です。

アリスを知らない世代の知識

アリスはあれから10年経つとはいえ紅白歌合戦出場も果たしましたし、70歳ながら精力的と言える大規模なコンサートツアーを敢行には興味が湧く人もいるようです。
ずっと前からアリスファンを公言しておりましたから、ここにきて現在でも聴いているか訊かれるようになりました。
行ける機会があれば1人でも会場へ足を運ぶ、と答えております。場合によっては今でも大人気でチケットを取る困難さを、少々自慢げに伝えたりします。

なにせカラオケ全盛の90年代(個人的見解です)、アリスを選べば鼻で笑われるような雰囲気があったものです。時代はL’Arc 〜en 〜Cielラルク アン シエル)やドラマの主題歌といった趣きが締めていれば、終わったバンドをいつまで追いかけているといった感じです。

当時は気を張っておりましたが、現在となれば緩く許容できます。というか、状況自体が変わりました。いい歌だなぁ〜、となっております。
つまり、ある程度の歳を重ねなければ分からない、もしくは聴き込まなければ理解できない、それがアリスの楽曲群なのだと思えてきています。

ここに至り自分のアリスに対する状況が好転してきた……と、そう簡単に問屋は卸しません。

ツアーとやっているならば聴きにいってもいいなぁ〜、みたいになります。
今度の週末にやるコンサート辺りで、どう?と、来ます。

そんな簡単にチケットが取れるなら苦労しねぇよーですが、あまりライブなどに行ったことがない、もしくはここずっと行っていない人たちです。たぶん自分でチケットを用意するといったこともあまりしたことがないのかもしれません。

ライブやコンサートに行くための段取りをするということは、意外に大したことなのかもしれません。映画とは違うんだよ、ということは、実際にやってみなければ分からないものなのかもしれない。

そして、アリスを知らないというか、誤解していることが判明しました。箇条書きにすれば、以下の通りです。

  • 谷村新司だけで歌っている。
  • 堀内孝雄はコーラスの人である。
  • 曲の全ては谷村新司が作っている。
  • もう1人、メンバーがいたっけ?
  • ドラムの人もメンバーなんだ

全員が全員でないにしろ、飛び交う会話に目眩を起こしそう(笑)こんなノリで会場に入って、年季の入った先輩ファンに殴られそうではありませんか。

ミスチルやバンプ(BUMP OF CHICKEN )のスタイルしか頭にないのか。因みにラルクはみんな楽曲制作しているぞ、なわけですから、なぜこうしたイメージになるか謎です。

きっとからかわれていたに違いないと思いたいところです。いや、そうではないでしょう。なんとなく分かっているようなことは、調べないものです。検索すれば一発で判明する時代だからこそ、自ら動くことがなくなってきた。
結局、検索もするかどうかは本人のやる気次第。やはり便利は人間から好奇心や行動力を奪います。

アリスはこんなんです

これから述べることは、アリスファンなら当然すぎることです。知る方なら飛ばしてもいい内容となっております。
ただ無知の集中砲火を浴びたここで書いている人が、どう切り抜けたかの概要です。

アリスは他の追随を許さないツインボーカルであります

ボーカルが2人いるバンドはあるにはあります。バンドというよりユニットだと見かけますか。例えるならば、チャゲ&飛鳥なんかが浮かびます。

作った本人が歌う、もしくはもう1人に歌わせる。それに対してハーモニーを付ける。そう、歌い出した方がメインとして歌い切るパターンが大抵だと思われます。

アリスもそうしたパターンは多いです。
多いとしながら、谷村と堀内この両名が一つの楽曲を分け合って歌うこともまた多い。両者のボーカルが交互に展開した後に、がっつり組み合う!これが他の追随を許さない魅力であると強く主張しました。

どう聴いたら、谷村だけの声になるのか。2人の声はそれぞれが特徴的だろう、と思いましたが、それだけ見事に混じり合っている証拠なのかもしれません。

因みにキンちゃんも歌っているんだぞ、とも言いそうになりましたが、当人自ら「余興の歴史」としていたことを思い出し、ここでは口に出しませんでした。

ヒットはべーやん

チンペイさんこと谷村新司の書く詩は素晴らしいです。アリスの優れた楽曲群は、チンペイさんの詩から始まります。

詩を読んで作曲するベーやんであれば尚のこと。そう堀内孝雄は作曲します。作曲で見れば、べーやんのほうがヒット曲は多い。
例えば、ベストテンに入った曲を列挙すれば一目瞭然です。

【作詞・作曲 谷村新司】
•チャンピオン •涙の誓い

【作詞:谷村新司 作曲:堀内孝雄】
•冬の稲妻 •ジョニーの子守唄 •夢去りし街角 •秋止符 •狂った果実
さらにここへ•君のひとみは10000ボルトも加えていいかもしれない

いわゆるヒット曲は、谷村が作詞の堀内が作曲といったタッグを組んだほうが断然に生まれやすい。
この事実は相当に驚かれました。

キンちゃんがいてこそアリス

キンちゃんこと矢沢透のリズムがアリスにもたらされなかったら、どうなっていただろうと思う時があります。
谷村・堀内のソロから推察すれば、ヒットするにしても叙情的曲ばりになったのではないかと考えたりします。フォークから出発しながらエッジの効いたハードロックに比肩し得るアリス・サウンドへ昇華されたか、甚だ疑問です。

単独のアレンジャーとして、名を連ねることもある矢沢透。年月が経つほど、自分のなかでは存在感が重くなっていきます。とぼけた声でおもしろい喋りをされて、ついごまかされそうになりますが(笑)

キンちゃんの曲だけ集めて聴いたり、この頃です。するといかに他の2人にない音楽性を持ち込んできているか、感じ取れます。アリスのアルバムが素晴らしいのは、キンちゃんがいいところで差し込んでくるからと考えたりしています。

矢沢透から語るアリス!なんて、カッコいい。

けれどもここで書いている人は初心者に語れても、濃い諸先輩方には敵いません。コンサートで会話する機会に恵まれれば、常に思い知ります。
アリスが3人だけでツアーしていた時から追っかけているなんて、当たり前ときます。レコードの値段が変わったら購入は当然で、もちろんカセットも全部所有しているという方もいます。新司さんは初恋の人、とする御婦人には平伏するしかありません。

せめて自分としては、アリス・ロスジェネ世代の立場から語っていくしかないようです。