ネタバレ感想【仮面ライダーゼロワン】#17 ワタシこそが社長で仮面ライダー

ネタバレありの、独自解釈による偏見もありです。どうか、ご了承のほどをよろしくお願いします。製作者などの敬称も略とさせていただきます。


仮面ライダーゼロワンのギャグには笑ってしまう。
或人のギャグではないことは重々ご承知を願いたい(笑)

袴の或人に、着物のイズといった正月のご挨拶は番組企画かと思ったら、ちゃんとストーリーに組み込まれておりました。
ちゃんと、とするは語弊があるかもしれませんが、新年の福添副社長トリオに対するご挨拶でした。

新年に掛けた或人のギャグに、イズが後ろで「ヨォ、初笑い〜」抑揚ないくせに可愛いところへ、児嶋が、ではなく福添副社長の「いや、笑えないよ!」このくだりがツボに入ってしまいました。

いきなり私的な感想全開で、すみません。でもオープニングが始まるまで笑いが止まりません。

しかも福添副社長トリオがZAIAから「お仕事5番勝負」を持ちかけられ、最初が「生花対決」と知った際の乾いた笑いの終わり方。シェスタがフィーチャーされるようになってきた今後において、ますます磨きがかかっていきそうです。
加えて生花対決に出てもらうヒューマギアの許へ訪れた際に、イズ或人色のギャグをかましだす。しかも訪れた先のヒューマギアには理解不能ときます。

或人ギャグが馴染んだ際の恐ろしさは、視聴者側ながら実感しております。きっと自分だけではないと信じております。
いずれヒューマギア全てが、或人のギャグに染まる日がきたら。そう思うと恐怖しかありません(笑)

前回の前半は主人公とヒロインの感動的展開でしたが、今回は思い切りコメディ色で塗り潰してくる。たった1話で、この変貌ぶり。まさしく仮面ライダーゼロワンの真骨頂といったところでしょうか。

しかしながら、ここで書いている人はコメディにすっかりやられておりましたが、問題は粛々と迫ってきております。
「ZAIA ENTERPRISE JAPAN(ザイア エンタープライズ ジャパン)」が「飛電インテリジェンス」の買収を仕掛けてきています。操業に問題はなくても抗する資金力がないところに、飛電の現在における苦境が窺えます。昨今の日本企業において株式公開をやめる法人が出てくるのも理解できる例です。
けれども開発を進めたい会社にとって、資金を集めるためにも株の非公開とするわけにもいかないでしょう。何事も形づけるまでは並大抵の苦労では済みません。

両社における青年社長同士の話し合いがもたれます。

ZAIAの天津垓社長からの提案してきます。かなり規模の大きな会社ですが、典型的なワンマン経営であることが分かります。
TOBを性能対決でチャラにしてもいい、などと出来るくらいですから、相当な独裁ぶりです。強靭な冷徹さを装える刃唯阿が一方的に従うしかないところは、雇用関係だけが理由でないことを知らせてきます。

後は可能性として、唯阿は本当に人間か?ということがあります。従属する姿に、一つの疑いを持てます。これはカンに等しい思い付きです。
次いでに思い付き話しとして、唯阿はそうでなくても、不破さんはデイブレイクにおいて実はマギアに殺害されていたりしていないか?などと考えたりもしています。
以上は、根拠薄弱たる予想のいくつかです。

今回における不破さんの出番は、再起動を果たしたを問い詰めるだけです。番組が開始されて以来の出番の少なさに寂しさを覚えますが、フード被った怪しい人物も登場してきています。もあのまま出番が無くなるとは考えたくない笑)ので、今回だけ特別出番が少なかったと思いたいところです。

敵であるマギアが大々的に出現してもらわないと、不破さんの活動は薄そうですし、唯阿も飼い殺しになってしまいそうです。平和よりキャラの活躍を祈る者としては、滅亡迅雷が復活するのか、代わりが出てくるか、気がかりなところです。

ただしそんな悠長なことは言ってられない状況へ向かっているようです。
或人が見込んで連れてきたヒューマギアがマギアへ変化します。しかも滅亡迅雷のような他から直接的なハッキングではない。ヒューマギアの人間に対する絶望が変化へのスイッチになっているかのようです。

事態がより深刻化していく設定です。余談を許さない、見逃しなど以ての外となっています。視聴者として、例えオリンピックがきても放送は潰れるようなことがないことを願います。特撮ヲタで、しかもゼロワンですから、他は譲れてもこれだけは譲れない心境へ陥っているわけです(笑)

或人が寄せるヒューマギアにおける信頼は、視聴者たる自分としては納得できていません。クリエーターの分野まで社会へ進出させていくことに疑問があります。
道具だと言い放つ唯阿に冷たさを感じても、否定しきれてはいないのです。

飛電インテリジェンスを継いだ若き社長の情熱によって、ヒューマギアの扱いはとりあえず静観している感じです。ヒューマギアという形態でないとしても今後において避けて通れないAI問題について、単なる視聴で終わらせない番組です。
実はエンターティメントを越えた途轍もなく凄い番組を視聴しているのかもしれません(笑)

天津垓が売り出している「ザイアスペック」メガネ型のインターフェースで、使用すれば人間は人工知能と同等の思考能力を持てるという、まさに危険な代物です。
通常であれば、認可など降りるとは思えない商品です。ZAIAが官公庁と太い繋がりがあったとしても、人間の身体へ直接に働きかけによってもたらされる副作用は予測がつきません。

「ザイアスペック」はヒューマギアの存在をより堅固させるためのネタになるのではないか?などと考えてしまいます。

或人の祖父であり、飛電の創業者である飛電是之助に憧れめいた感情を抱いていそうな感じがします。
仮面ライダーサウザーに変身しても、マギアへ向かうことはありません。ただ或人が変身するゼロワンへ向かっていく。両者の戦いに割り込んだ時に初めて邪魔だとマギアを攻撃していく。

の行動は、後を継いだ是之助の孫が不甲斐なく写ることから起こしているだけ、ということが考えられるかもしれません。
真実の黒幕なる存在なのか。まだ17話であるところから、大いに疑いたいところではあります。

けれども真の黒幕ではなかった場合ののポジションはどうなるのでしょう。やはり「檀黎斗神」もしくは「ゲンさん」レベルへ落ちていくのか。「1000%」の口癖が、悪辣からお笑い担当へ変わっていった諸先輩に倣う素質は充分にあるように思われます。
なって欲しいよな、欲しくないような、複雑な想いに駆られるZAIAの青年社長であります。

次回エピソード#18『コレがワタシのいける華』お仕事5番勝負の第1回戦は決したかのように見えましたが、どうやらそうは簡単に事は運ばないようです。
1回戦で複雑な事情が絡み合うようであれば、残り4回の対決はどうなってしまうのか、期待しかありません。

刮目して待つところであります。