ネタバレ感想【騎士竜戦隊リュウソウジャー】第40話 霧の中の悪夢

スーパー戦隊の次作が発表になりました。
新年を迎えれば、クライマックスへ突入する。これからが勝負です。
個人的には、スーパー戦隊。お気に入りになるかどうかは、ラスト・スパートがかかったこの時期に決まります。

ところが今年からはそう単純にいかなくなりました。

とても大事な時期とすることは違わないのですが、元旦の挨拶に代えてで述べた通り、令和はこれまで同様ではありません。平成の頃は、あと1ヶ月でした。令和に入った今回は、2ヶ月先です。話数もさることながら、期間に置き換えたら更に先な気がして仕方がありません。

毎年に渡っていた戦隊モノを観る気合の入れどころの変化に途惑っております。世間一般では分からない習慣を崩されております。
でも、それがイヤかと言われれば、むしろ楽しんでいたりもします。
ただ、そんな楽しむ気持ちも誰に理解されるわけでもないので(笑)、ここで吐き出させていただいているわけです。ブログとはいいものです。

ネタバレ及び独自解釈による偏見が含まれる内容であることをご了承ください。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

霧の中の悪夢

脚本はメインを務めている、山岡潤平。監督はこれまで脚本参加だった、たかひろや。リュウソウジャーで初というより、戦隊シリーズにおいて初物コンビが年頭を飾るようです。

冒頭

幼い頃のメルトが霧がかった森の中を逃げて転んだところへ、覆いかぶさってくる影があります。
そんな悪夢から目を醒ますところから、今年度のリュウソウジャーは始まります。

メルトの目覚めの声は、龍井の父ちゃんが論文書き掛けのノートPCを落とさせるほどです。

ところで、ういはどうした?今回も最後まで出てきません。

前半

カナロが水を通してモサレックスと対話です。リュウソウカリバーを抜いたシーンがプレイバックしてきます。ユノの「これからが本当の試練の始まりだ」の声が甦ります。
物語終盤へ向けた雰囲気が漂ってきます。

そこから一転して、敵組織の場へ。
クレオンが消え去ったガチレウスに高笑いです。タンクジョウの際は惜別の意を示し、現存のワイズルーとは上手くやっているだけに、際立ちます。基本は良好な関係を築けるはずの部下を、ただ押さえ込むことしか出来なかったガチレウスという上司。クレオンは怪人なれど、組織における人間関係を考えさせてくれます。

ワイズルーがにじり寄ってくるので、プリシャスは答えます。前回も負けたわけではなく、計算のうちだった。リュウソウジャーにリュウソウカリバーを抜かせたのは計画のうちだった、と。
これで地球に潜んでいるドルイドン側の大いなる力「エラス」が目を醒ますことになる。

最高幹部を夢見るクレオンは、そんな存在を知らず、また教えてもらえず不貞腐れ気味です。けれどもそこはファイトにして、リュウソウジャーを倒すほうへ切り替えます。今回は「呪いの鏡」でマイナソーを生むようです。
このクレオン。見た者の死が映るという呪いの鏡をドルイドン兵にかざして、いたぶります。部下としてはいいヤツかもしれませんが、上司としたらイヤなタイプへなるに違いありません。
立場が変われば、人も変わる。そんなパターンをまざまざと見せつけそうな、人間じゃないけれどクレオンというヤツです。

街中に怪しげな霧が発生しております。

特訓中のバンバトワへ襲いかかってくるドルイドン兵。ただ霧のなか、トワの足が動かなくなるアクシデントが発生します。
取り敢えず、トワを背負ってバンバは龍井家へ。
そこでアスナが食べ過ぎの恐怖から、太ったかと苦しそう。なんだかアスナの場合は笑いたくなりますが、お正月のこの時期まったく笑えない人も多数いるのではないでしょうか。もちろんここで書いている人は、食べ過ぎよりアルコールかなぁ〜てな感じです。

カナロが発見したマイナソーに、トワを除いたメンバーで向かえば霧が実体化します。
メルトが悪夢に現れていた怪物そっくりなサタンマイナソーです。リュウソウジャーの攻撃を読み切り、全身からビームを放つ姿は『シン・ゴジラ』を観たくさせます(笑)

このサタンマイナソーは、どうやら対峙した相手の恐怖を形づけてしまうようです。
ならば、と恐怖に打ち克つべく、メルトがリュウソウカリバーを手にします。おおっ、ここで待ってましたのリュウソウブルー最強形態です。ノブレスリュウソウブルーと言うみたいです。

けれど、そこはメルト。カッコ良く決めたいところが、敵もさらに力を増して歯が立たなくなるという、気の毒なシチュエーションへ陥ります。
けれどもそれこそが、メルト・・・としておきましょう。

後半

恐怖を食うサタンマイナソー
メルトは恐怖を克服して立ち向かったと、きっぱり口にします。個人的にはちょっと疑わしく思っておりますが、本人がそこまで言うからには受け入れましょう。

ここは笑いに落としている場合ではない、とても良いシーンを迎えます。

サタンマイナソーが食らった恐怖は、圧倒的な敵の力の前に仲間を失いたくないというカナロアスナ、そしてあのバンバでさえも抱いたものでした。

「余計な絆なんか不要なんだ」呟くバンバの脳裏に走るは、マスターに剣先を向けられている過去。リュウソウジャーのブラックは、苦悩も成長も真っ直ぐなレッドの裏返しのような存在です。もしかして精神的に捩れた分だけ1番に成長を果たすキャラなのかもしれません。
ここに来て、バンバのマスターにおける関係性が提示される。クライマックスへ向けて、ブラックの展開が重要なファクターになりそりそうです。

コウが嬉しいと言います。仲間を想うゆえの恐怖。決して否定されるものではありません。
そこへ足を引きずったトワがやってきます。霧のせいと見破ったメルトによって、トワの足を直します。

良いシーンなのですが、ふと思ったこと。
最強のサタンマイナソー。これもまた霧が恐怖から形づいたものであるそうです。謎の説明するメルトの幼き頃から夢に出ていた恐怖、つまりメルトのせいじゃね?と考えますが・・・でもメルトだからいいです。

恐怖より仲間の絆を信じよう、と剣を突き出すコウ。その剣先に合わせていくリュウソウジャーの面々。バンバだけは少し間を開けてから剣を合わせる。いいところを持っていきます。

6人揃ってのリュウソウチェンジからして力を合わせた感が満載です。負けるはずもない。リュウソウブラックがいい働きをし、キングキシリュウオーにまでなれば撃破は当然です。

マイナソーを生んだ「呪いの鏡」今回は壊されることなく、拾われたコウカナロが笑顔を写すところは、何気ないシーンですが、とても良かったです。

締めはバンバです。マスターをもう一度信じたい、とする心情が生じてきているようです。いったいどんなことがあったか、気になります。

もっと気になるのは、そんなバンバに駆け寄ってくるアスナが踊ってだの、コウが笑顔を、と無茶ぶりにどう応えたのか。これは想像するしかありません。

《次回》消えた聖剣

これまでのリュウソウジャーにおいて、特にロボ戦においてはレッドのみだったり、ゴールドが加わったりといったパターンでした。

リュウソウジャー全員ではなく、レッドとゴールドが突出する活躍を見せています。
これは前作『ルパパト』の失敗が相当に効いているせいかと考えておりました。玩具売り上げの壊滅的ともいえる転けた原因を、ヒーローの分散と判断したならば、今回は集中させるパターンをより強調した結果ではないか、と。

だからこそ『ルパパト』にならい、それをストーリーへ食い込ませていく。リュウソウジャーのロボ戦において、最後の最後にキシリュウオーへ全員で乗り込むではないか。

もう見事にハズレです、今回この時点でやられてしまいました(笑)。素人の予想など、所詮は所詮だと思い知らされます。もしくは、ここで書いている人自身が甘いだけかもしれません。

さぁ、次回は海のリュウソウ族が出てくるそうです。しかもカナロとの婚約破棄して出ていった女性だそうです。
なんかカナロが気の毒すぎて泣けてきます。

そんな海のリュウソウ族を演じるゲストが、なんと!『仮面ライダーフォーゼ』チアリーダーで仮面ライダー部部長であった風城美羽の女優さんだそうです。なんだか当時のツンデレっぽい役柄が浮かびますが、今回のゲストではどんな感じでくるか。
楽しみだ、としか言いようがありません。