ネタバレ感想【騎士竜戦隊リュウソウジャー】第38話 天空の神殿

『騎士竜戦隊リュウソウジャー ファイナルライブツアー2020』の開催が発表されました。来年、そう、もう来年の話しが出てもおかしくない、今年もあと2週間ちょっとです。
3月20日から始まり、4月下旬まで。例年通りとも言えます。

いつも感心するのが、この公演。下手すると、1日で3回もやる時があるということです。せいぜい2回だろう、と思いますが、働き方改革が叫ばれるなか頑張ってくれます。ただ働き方改革は公務員や大企業の一部を相手したようなもの。けれども度が過ぎた経営者にとって牽制になることも確かです。何はともあれエンタメ系はやるしかない時はやってもらいましょう。応援は送りますです(笑)

1人でも多くの人にライブを体験させて欲しいです。
このツアーでなくても、現在シアターGロッソでの公演でもいい。画面越しとはまた違った感動があります。忘れられない体験になります。

不思議なもので、映像加工されたアクションより抑えられている動きなはずなのに、目の前で展開されると迫力がよりいっそう増した感じになります。凄げぇ〜、と唸ったりします。

素顔の戦士も番組の終盤になれば、アクションに対して熟達しております。エンディングのケボーンダンスによる会場の一体感もいいものです。

素顔の戦士がいない公演でも、また行きたいな、となるくらいです。

そして、その戦隊もこの時限りです。リュウソウジャーも、終わりが近いことを実感させるツアーの発表でした。

以下、ネタバレあります、独自解釈による偏見もあります(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

天空の神殿

クリスマス商戦に向けた大事な時期(マジで言ってます)年末直前を担当するは、脚本たかひろや、監督は坂本浩一ときます。ここである程度の流れを整えてもらって、年明けから突入する佳境へ弾みをつけてもらいたい大事な時期でもあります。

こう考えると大局的には、お約束のクリスマス回より一歩手前の回の方が大事かもしれませんね。
けれどクリマス回は、女子のサンタがあります。外してはならない例年の神聖なる儀式となっております。必要度では、次回の方が高いかもしれません(笑)

冒頭

プリシャスから、もう後がないと言われているガチレウスです。冒頭はこれだけです。マジな雰囲気です。ついにガチレウスも最後がきそうです。

それにしても、リュウソウジャーを倒せていないのはワイズルーも同じはず。むしろガチレウスの方が熱心に励んでおります。
なんだか頑張っている方が報われていないようで気の毒な感じはしますが、そこは人柄?なのでしょう。
ワイズルーに比べて、ガチレウスは相当うざいですから、関係性の問題で追い込まれたのかもしれません。もしくは利用しやすい、という面からかもしれません。

前半

メルトが指摘する「わざわざセトーが示したくれた」場所へ行きますが、何もありません。と、思いきや天空から神殿が現れて、コウカナロを吸収するように招き入れます。

コウカナロは別々にされています。そこで劇場版以来の、コウたちの祖先であるユノがホログラムを思わせる映像で登場です。どうやら試練を与えられるようです。

コウの相手はティラミーゴみたいなヤツであり、カナロの相手はプテラードンみたいなヤツです。

一方、地上では相変わらず兄弟で訓練していたバンバトワがマイナソーに襲撃されている人々の場へ出会します。連絡を受けたメルトアスナも、神殿はコウに任せてマイナソーの許へ向かうことにします。

今回のカリブディスマイナソーは、覚悟を決めたガチレウスが生んだものです。水を吸収する強者と後がない強敵にリュウソウジャー4人は手も足も出ません。

一度引き揚げたリュウソウジャーが向かう先は龍井家しかありません。コウカナロを待っているわけにはいかない、残る4人で頑張ろうとなったところで、龍井の父ちゃんが登場です。

にぎり飯に豆乳といった組み合わせです。げげっとなるバンバトワの兄弟です。自分の感覚もこちらに近いです。
けれども、イエース!とテンションが高い龍井の父ちゃんに押し切られる形で、リュウソウ兄弟は食べる。意外にイケるとびっくりな兄弟に対し、食い物ならなんでもいいアスナは鼻先にご飯粒という演出のこだわり。
そして細かなことでも気になれば言わずにいられないメルトは普通に食べています。龍井家の常食でした、今さら文句を言うはずがありません。けれども最初に出された際は、どう反応したか?ちょい気になります(笑)

たわいもない場面でしたが、各メンバーの個性が出ていて良いシーンでした。

ここでメルトカリブディスマイナソーはエネルギーとしている水を断つ作戦を思いつきます。

天空の神殿にあるコウカナロは第一の試練を切り抜けます。

次の試練は「そもさん」とくるディメボルケーノ・・・の大いなる意志の化身です。当人?でないことは「仲間か使命、どっちか選べ」ときて、両方は認めないというところではっきりします。
ディメボルケーノなら両方でなければ「愚か者」となりますが、大いなる意志の化身はあくまで選ばせます。どっちがまともかというと、化身のほうであるような気がしないでもない(笑)

今回は坂本監督だからでしょうか。
素顔の戦士におけるアクションが炸裂です。地上の4人がドルイドン兵をなぎ倒してから変身していく流れは、ただただカッコいい。そしてカリブディスマイナソーを追い詰めていく。

けれども今回のガチレウスは本気です。マイナソーを育てるためのストレスを求め、クレオンに罵れときます。
クレオンはちょっとガチレウスの身を心配しますが、それは下の者としての単なる条件反射にすぎなかったかもしれません。あっさり出てくる悪口の数々。特に「ザコ」が効く模様です。
カリブディスマイナソーが一気に巨大化を果たします。

「呼ばれる前に来たテラ〜」と、アスナがナイスタイミングと言うくらい、計ったように騎士竜がやってきます。ここはご都合主義ではなく、コウがいないことで騎士竜たちに自覚が芽生えていたということです、たぶん(笑)

そして合体する姿は「キシリュウオーファイブナイツブルー」とくる!メルトファンにはたまらないし、他の全色を見てみたい気にさせます。

いいもの見せてくれました。

後半

大いなる意志の化身であるディメボルケーノの問いに答えて、最後の試練の間で、顔を合わせるコウカナロ

コウは「仲間」カナロは「使命」と答えてやってきた。異なった両者が戦うことで、どちらのソウルが強いか示せ、と御先祖さまであるユノの映像が告げてくる。

勝ったほうが騎士竜の力を最大限に引き出せる「リュウソウカリバー」を引き抜けるらしい。地上で苦戦するキシリュウオーファイブナイツブルーの姿を見せられては決心するしかない。

コウカナロ。素顔のキャスト同士のアクションが、これまたいい。これぞ長期に渡って撮影で揉まれてきたことでしか得られないシーンです。アクションが本業でないだけに、却って迫力があったと思います。
またよく動くカメラワークが素晴らしいんだわ!思わず口語調になってしまうくらい、お見事なシーンとなりました。

長期撮影における醍醐味は、東映作品ぐらいしかありません。今回はその利点をまざまざと観せられました。

結局は剣を引くコウカナロの答えは「仲間と共に使命を果たす」といった具合でしょうか。なんだか大いなる化身じゃないほうのディメボルケーノが求めそうな答えになっている気がします。

ディメボルケーノこそが、まともだったようです。すみません、自分の考えこそ浅はかだったと反省です(笑)

リュウソウカリバーを手にして戻ってきたコウカナロ。お互いに新たな力のもと、騎士竜に乗ることなく巨大化したカリブディスマイナソーを撃退するのでありました。

リュウソウカリバーはかなりの威力がありそうです。しかしながら使用すれば消耗が激しい。ここがウィークポイントとして、最終局面にて、どう発揮されるか。楽しみにしたいところです。

《次回》奪われた聖夜

リュウソウジャーを倒せずとも、順調とご機嫌なプリシャスの不気味さは、さておきです。

ガチレウスが生きております。年内に幹部の1人くらいは消えるだろうと予想していましたが、見事にハズレです。まさかここまでシツコいキャラだったとは。どうりで周囲とうまくいかないはずです(笑)。

次回は、なくてはならないイベント回。過去の戦隊シリーズでも、恋愛色を見せることが比較的あるクリスマス・エピソードです。
リュウソウジャーの場合は、バンバあたりに来そうですが、どの程度でしょうか。アスナオトちゃんもファンが期待する通りの姿を見せてくれるようなので、楽しみしかありません。