カップリング集【やなぎなぎ『memorandum』】ただの寄せ集めではない、良いアルバムです

ライブは行ける時に行ったほうがいい。

当ブログの開設に当たり、ライブレポート・コーナーを予定していたくらいです。最盛期はそれこそ週に1本以上はどこかのハコに入っておりました。この頃は若干数は減りつつも、それでも月イチ以上の頻度で足を運んでおりました。

状況は突然に変わるものです。いや、兆候はあったかな(笑)←笑うところじゃないか。

いい大人になるということは、周囲を鑑みなければならなくなることかもしれません。誰もが健康でいられるわけではない。自分だけの都合では動けなくなるものです。

けれども今後どうなるかは分かりません。いきなりライブレポばっかりのブログへ変貌するかもしれません(ホントか)。

ただライヴレポばっかりになった場合であります。
ここで取り上げているアニメ関連のライブなら問題がないように思われます。たまに言及するJ-Pop系なら、まだお目溢しをお願いしてもいいような気はします。

ジャズは、どうだろう。洋楽は、ハードロックならまだしもデスメタルは受け入れてもらえるだろうか?いや、それならば別のブログを立ち上げるべきかもしれない。

ジャンル問わずの広く浅くで聴いているもので、芯のない内容になってしまうそうでコワい。アマチュア・ミュージシャンのレポなんて、需要があるようには思えない。
けれどアマチュア時代の『いきものがかり』のレポを挙げていたら、それこそファンから讃えられる功績となっていたのではないか、と惜しい気分になったりはします。

ライブという形態は、一場限りの夢みたいなものです。その場へ身を置けることは、やはり特別なものを感じます。

だから今回とても残念なのが、カップリング集なせいかライブが一度きりです。でもそれ故に却って貴重なライブとなりそうです。こういったライブこそ行きたかった、そんな無念も込めた今回なのです(笑)

memorandum】アルバムとしての真価

当初、曲目タイトルをざらっと見渡し時は知らないのばかりだと思っておりましたが・・・聴いたことがある曲ばかりでした。アルバムに比べてシングルは雑に扱っているんだな、と思い知った次第であります。

聴いてはいるんですが、オーディオプレーヤーに放り込んだままタイトルも気にせず運転中のみといった状態が悪かったみたいです。

曲とタイトルが一致しない。普段は問題ないですが、もしライブレポに挑んだ場合、曲目リスト作成上で致命傷になります。どうやらライブへ行かない状態が怠慢を生んでいるようです。やなぎなぎがカップリング曲集を出してくれたことで、自省できました。

やっぱり『やなぎなぎ』は自分にとって特別なミュージシャンです(笑)

公式で発表されたままの≪収録曲≫
01. キミミクリ
02. インテンション・プロペラント
03. color capsule (TVアニメ「色づく世界の明日から」挿入歌)
04. 音のない夢
05. in flight
06. halo effect
07. Surrealisme
08. 真実の羽根 (TVアニメ「ヨルムンガンド PERFECT ORDER」挿入歌)
09. Rain
10. 想像の君
11. 鱗翅目標本
12. helvetica
13. link
14. replica

アルバム初収録以外は、どこに収録されていたか思い浮かびません。そらそうだ、タイトルと曲が結びつかないのだから当然だ。けれどもこんな時だからこそ、ネットだwikiだ、と検索したら、ない!何でも検索すればあるもんじゃないんだな、ということで、初出リストの作成です。

≪収録曲≫の収録先
01. 「瞑目の彼方」から
02.「三つ葉の結びめ」から
03. 「色づく世界の明日から」挿入歌
04. 「ユキトキ」から
05. 「カザキリ」から
06. 「Ambivalentidea」から
07. 「ユキトキ」から
08. 「ヨルムンガンド PERFECT ORDER」挿入歌
09. 「over and over」から
10. 「間遠い未来」から
11. 「春擬き」から
12. 「エウアル」から
13.「ラテラリティ」から
14.「Zoetrope」から

やなぎなぎは凄いです。いきなりベタ褒めですが、もちろん対象は『memorandum』にです。

予見はしていたもの、発表順の収録ではありません。まさしく考え抜かれた収録順です。アルバムトータルとして捉えた並びです。

不思議にも耳慣れた曲ばかりであるはずが、アルバム化されたら初めて聴く感じがします。収録曲たちがシングルで先行されていたとは思えない。

memorandum』というアルバムのために用意された各楽曲群といった印象を与えてきます。

ヒットというキラーチューンが収録されないゆえに「傑作」となり得た数々のアルバムの一つに数えられる出来です。

やなぎなぎの音楽はいずれもよく聴いていますが、特に聴いているアルバムは『ナッテ』となっております。意外によく聴くのは『小夜すがら』どうも派手なインパクトがある曲が収録されていないアルバムのほうが好みときている、この頃なのです。もちろん好みの傾向は変わりますが、現状においてこの『memorandum』ドンピシャなのです。

流しっ放しです。それは新作が出るたびではありますが、ベスト盤の時はさほどでなかったことを顧みれば、今回はやなぎなぎの真価が見えるアルバムと強引な自説を押し通すわけであります(笑)。

【特典】ライブ映像

初回特典ならば、是非「ライブ映像」を所望します。舞台裏やインタビューも欲しいところですが、繰り返しといった観点で眺めれば、まず「ライブ盤ありき」です。

出来れば2019年12月7日Zepp DiverCity Tokyoで行われる『やなぎなぎ ワンマンライブ  memorandum』も円盤化して欲しいところです。こちらは特に初回特典などではなく、一般発売してくれないか、と希望しております。

それはさておき『memorandum』の初回特典のライブ映像です。

2019年6月9日に東京・国際フォーラム ホールCで行われた『やなぎなぎ ライブツアー2019 -LIBRARY- & -MUSEUM-』追加公演の模様です。

演奏された≪収録曲≫
01. 春擬き
02. over and over
03. ラテラリティ
04. トコハナ
05. 未明の君と薄明の魔法
06. 時間は窓の向こう側
07. 砂糖玉の月
08. テトラゴン
09. メドレー
  アクアテラリウム〜三つ葉の結び目〜point at infinity〜hear and there〜continue
10. BiblioMonster
11. 夜明けの光をあつめながら
12. 無形のアウトライン
13. カザキリ
14. Zoetrope
15. can cry
16. オラリオン
17. ターミナル

アンコール
18. ユキトキ
19. You can count on me
20. ビードロ模様

やなぎなぎのMCはさほど多くありません。長くもないため、ブログ興しは助かります。もし曲が終わるたびにMCを入れるほど話し好きだったとしたら・・・投げるしかありません(笑)。当ブログで取り上げたことがある男性グループはそんなことをやったりします。基本的にMCが長いことは知っておりましたが、まさかそこまでといったくらいに喋り倒すミュージシャンはいるのです。

あと喋り好きで困るのが、外人さん。客がどう考えたって理解出来ていないのは舞台上からでも分かりそうなものの、楽しそうに延々と母国語のMCをかまします。なんとなくロック系に多いような気がしますが、ジャズでも本当によく喋る方がいらっしゃいました。
でも意味不明でも盛り上がれるところが音楽の素晴らしいところ。まさしく国境を越える文化です。

脱線してしまいましたが、やなぎなぎです。MCは個人的な感覚からすれば、少ない方ではあります。けれども宅配便の配達人にも怖じ気づくほど人見知りだったとは思えない喋りです。

あらゆるお酒がマルみたいなことを言っております。そんな大好きなアルコールもツアー中は断つそうです。ほぼ半年間に渡ったようです。

昨今において続出する逮捕された芸能界の方々に伝えたい逸話です。ストイックに物事へ挑む難しさはアーティストに限らず、働く者のいずれも身に沁みます。プロなのだな、と感じ入ります。

断酒してツアーに臨むやなぎなぎ。健康のためにも、ぜひツアーを繰り返していただきたいものであります(笑)

バンドマスター、通称バンマスであるギターの北川さん。ツアーで香港を訪れた際は、写真を500枚も撮るほど満喫した様子です。なぎバンドの雰囲気が伝わる良いエピソードではありますが、どこか常軌を逸した部分がある人たちに囲まれていることも知れるお話しでした。

【まとめ】これからも

これからも、やなぎなぎには頑張って欲しいです。

現名義でデビューしてから8年経つ本年は、ベスト盤にカップリング集と何やら集大成めいたディスコグラフィーに、プライベートでは結婚ときています。

もう、やめちゃうんじゃないの!と不安をそそらんでもない本年の活動でありました。けれども本アルバム発売におけるインタビューを読む限りでは、まだまだ次が控えているようで安堵しております。

ただ売上げなければ、活動は停滞するでしょう。例年に渡り活動を続けるだけでも大変なことです。どれだけのアーティストがデビューしながら、どれだけが短期間で消えていったか。アニメとタイアップした歌手の名を数えるだけでも、生き残る難しさが痛感できます。

やなぎなぎもデビュー当初は、名を挙げたsupercell(スーパーセル)の活動を望む一部のユーザーから辛辣なコメントが寄せられています。シンガーとしては問題ないが、ライターとしては能力が低い、といった具合でしょうか。それはただ個人の好みと履き違えているんじゃないか、と思いますが否定的なユーザーは確実にいたわけです。

傍が思う以上に出だしは危うさを秘めていたのかもしれません。それでもここまで順調にキャリアを積んできました。
物事に永遠はありませんが、少しでも長く「やなぎなぎ」の世界が堪能できる状況が続いて欲しいです。応援していきます。

もっとライブいきてぇーぞ、こんちくしょう(笑)