ネタバレ感想【騎士竜戦隊リュウソウジャー】第31話 空からのメロディ
東映さん、さすがです!
先週の台風被害で観られなかった人のため、無料配信を行っているそうです。
https://www.tv-asahi.co.jp/ryusoul/news/0022/
東映ファンクラブのアプリをダウンロードする必要があるみたいですが、会員登録の必要はなし。11/4まで配信してくれるみたいです。
お客様のことを想うとは、まさしくこうした対応です。やはり特撮を製作し続ける会社は立派であります(笑)。
逃したといえば、個人的には17話『囚われの猛者』起床できず録画に頼った時に限って、機器の不調!あの時は世界を呪ったなぁ〜、同時にちゃんと朝は起きて観ようと誓ったものです。
ええ、もちろん誓いは守られておりません(笑)。それでも先週の台風襲来には無事放送されるか緊張が走り、体調不良にも関わらず起きれましたっけ。
そうかぁ〜、今回は東映公式でネット配信かぁ〜。
第17話を逃した際は、真剣に検討したっけなぁ〜。入るかどうするか検討していた頃です。もう入ってもいいくらいの気持ちでいました。
ところがです。リュウソウジャーの見逃し配信は東映ではやっていない!auパスだっけな、なんか自信はありませんが、わけのわからんところでしか配信されていなかったように記憶しております。
で、もういいや!になりました。素直にレンタル店待ちになりました。やっぱり実店舗を応援だよ、と自らを納得させました。
見放題だと却って観ない、ということに現況においてはなりそうなのです。もっと時間を確保出来るようになってからにします。
30話が配信かぁ〜、なんか17話を逃した無念が甦ってくる。いかん、いかん。災害に遭われた方々と個人のミスをごっちゃにしてはいけません。いけませんが、ついでに17話も無料配信してぇ〜、とせこいうえに未練がましい限りなのであります。
ネタバレ及び独自解釈による偏見が含まれる内容であることをご了承ください。製作者などの敬称も略とさせていただきます。
空からのメロディ
脚本は、山岡潤平。そして監督は3回連続ときた、坂本浩一。目一杯に使われていますね、監督(笑)。
冒頭
主人公が背中から斬りつけられる。衝撃的なシーンから始まります。
レッドになれなかった男のナダは、レッドになったコウを背後から襲う。もはや騎士の面影はなし、といったところでしょうか。
ここで怒り向かうのは、バンバなのです。最も年長で普段は冷静沈着を装う黒のリュウソウジャーは、他のメンバーよりも経験が多い。それはたぶんリュウソウ族として生きていく苦さを多く知っている。しかもナダはかつての修行仲間です。
感情が爆発するのは、やはりバンバなのでしょう。
そして続いて熱り立つカナロを抑え退くよう促すのは、メルト。ここ一番でそれぞれの性格がはっきり出てくるところはメンバーものの作品における醍醐味です。
今回は大変な回になりそうです。
前半
負傷したコウを抱えて龍井家に戻ってくるリュウソウジャーの面々。ピーたんを抱えたオトちゃんが待っています。
ガイソーグから斬り付けられた傷がリュウソウルを使用しても効き目がありません。これはなかなか厄介なことで、ガイソーグはリュウソウ族にとって天敵になれるわけです。すでになっているのかもしれません。一族自ら作ったもので、自らを滅ぼす。深い話しです。
ナダはそのガイソーグに取り込まれてしまっているようだ。そうした結論に、負傷させられたコウは本人の意思でなくて良かったと喜びます。ここで書いている人はナダ側に属する人間性なので、真っ直ぐなコウの心は眩しすぎます。
それにしてもピーたん、セトーが現れると「げっ!」嫌そう態度がいい味出してます。
空に浮かぶマイナソーが出現。確認しにいけば、流れてくる音楽に捉われて、踊り出す。ここはバンバとメルトのやりとりがサイコーです。踊り出す姿が笑えてしょうがない。
海のリュウソウジャーは鼓膜が3重(ある意味、凄い)のカナロとオトちゃん、そして傷の痛みのおかげでコウがマイナソーの力に取り込まれずに済みます。
今回のマイナソーはワイズルーの策略によって生まれたようです。音楽を聴かせる特徴は、確かにワイズルーらしい。というか、ガチレウスでは想像し難い。
踊るメンバーたちを龍井家に連れてきて眠らせるコウとカナロ。今回のマイナソーは空にあるため、飛ぶ騎士竜が必要というわけで、オトちゃんと家で待つピーたんの許へと一旦退いてきたわけであります。
ピーたん、どうやら協力する気はありそう。けれども封印の解き方は知らないということであります。
ここで本来なら、メルトの知恵といきたいところですがマイナソーの能力にやられてしまい役に立たずとして眠らされております。
これまでの騎士竜は命の危険を感じた時に封印を解いた!天然系レッドの恐ろしさが炸裂します。
「宮本さんはりんごを4コ買いました。でも膝に爆弾を抱えていました。それで?」
ディメボルケーノは個人的にとても気に入っております。けれども出番が少なくて寂しい。久々の登場に、切れ味バツグンの問題には嬉しい限りです。ただ、まるっきり答えが分かりません。持って帰れなかったとかでしょうか?正解は述べてくれないので不明なままです。
当然、ピーたんは答えられません。愚か者!とためらいなしの攻撃を受けます。
次はバキガルー&チビガルー親子にボコらせます。コウは使命のためならためらいがありません。コウのそういう所は好きです。
オトちゃんが止めに入ったおかげで、ピーたんは生命の危機から脱します。
しかし騎士竜同士って、知らない相手であれば簡単に攻撃してくれるのですね。ちょっとコワくなりました(笑)。
そこへガイソーグが戦う相手を求めてやってきます。さらにガチレウスまで乱入してきます。総力戦の様相を見せてきます。
後半
ピーたんはとても楽しいキャラです。
オトちゃんに連れられてきた屋上で、オトすとオトちゃんをかけています。駄洒落が好きなようです。ともかく掛け合いが楽しくてしょうがない。
ピーたん、ホントおもしろキャラであります。
けれどもワイズルーに襲われて、オトちゃんの身が危機に陥った時に封印を解くことに成功します。いきなりイケメンキャラへ様変わりします。
騎士竜プテラードンとなったピーたん。オトちゃんをコウとカナロの許へ届けます。ピーたんのヒエヒエソウルを届けるためにです。
オトちゃん、一直線にコウへソウルを投げ渡します。それがどうもカナロには不満らしい。行き過ぎたシスコンは婚活にはよく働かないので直して欲しい点です(笑)。
ヒエヒエソウルを得たコウはガイソーグを圧倒。けれども倒すまでには至らない。
そこへピーたんの活躍によって正気に還った他のメンバーがやってきて、ガイソーグことナダを引き受けてくれる。
コウはピーたんと竜装合体して、マイナソーを撃破する。戦闘中は氷原の世界が構築される、まさしくメタフィールド的な展開である。
一方、ガイソーグはトワと対峙していた際に、一瞬であるがナダが姿を現した。
ここに希望を見出すコウたちであります。
《次回》憎悪の雨が止む時
どうやらオトちゃんは出ずっぱりになりそうです。なんて喜ばしい!この頃、回を重ねるたびにオトちゃんが「かわいくて」しょうがなくなってます。
カナロに行き過ぎたシスコンはやめろ、と指摘した舌の根が乾かないうちにです。
オトちゃんはもう外すことなく最後まで出ずっぱりにして欲しいです。
一方、ナダは次回で決着がつくのか。サブタイトルを見る限りでは、かなりな盛り上がりが予想されます。
けれどもまだ残り話数を考えると、ガイソーグの鎧はどうなるか?こちらのほうは決着は見ないと予想しています。
そういえば、この頃はエンディングに入る前にCMが挟まれるようになりました。これは今後ハードな展開が続くようになるから、と思っております。ぜんぜん違うかもしれません(笑)。
ともかく大事なことは、前回は逃していたとしても配信されていることと、次回は逃せない話しになりそうだということでしょう。