ネタバレ感想【ウルトラマンタイガ】第15話 キミの声が聞こえない

なかなか大変なことになっています。

まずノドが痛い。正確には、痛かった。まどちょっと痛いですが、咳は治りました。鼻水もようやく止まりました。
ともかくこの時期に流行ったノドと鼻にくる風邪は、医者で処方された薬を以ってしてでも治り難い特徴があるようです。もし引いていて治りが悪く「もしかしてオレ、喉頭癌なのか」などと受け止めているならば、そこまで深刻にならなくてもいいかもよ、と体験上のアドバイスを送らせていただきます(笑)

次は、自分が使用しているPCはMacです。初めて購入したPCがiMacだったものですから、マックユーザーであるのはただ変更が面倒なせいが大きな理由です。しかしながらどこの仕事場もWindowsですから、ある意味で面倒といえば面倒なMacです。
そのMacならば恒例の秋口における大幅なOSのアップデートがあります。今回は機能の引継ぎが良くありません。一時期まさか当ブログサイトの管理場面を開けなくなるとは、参りました(泣)

2019年台風19号の直撃コースに住んでおります。警報やらなにやら流れてきておりますが、避難するほどではなく幸いです。
不遜な本音と述べさせていただければ、放送番組を心配しております。災害情報として画面をL字で占拠する。あれが許せません。ドラマ、特に特撮作品はカット割りを考え抜いて撮影しております。それを安易に削る真似など、ヤメてくれ!

重要点を生活に置くかどうかの問題であり、自分の訴えが理不尽なことを承知しつつも「オイラはヲタ」なれば作品が第一なのであります。
停電がコワいなぁ〜、番組が観れないのだけは勘弁だぜ!

画面削られることなく無事に放送されたタイガですが、ストーリーはなかなか大変なことになっておりました。

以下、ネタバレあります、独自解釈による偏見もあります(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

【キミの声が聞こえない】禁断の

今回の脚本はシリーズ構成も担当している中野貴雄。先走りますが、次回の脚本は、もう1人のシリーズ構成である林壮太郎です。いかに後半へ向けて重要な局面に至っているか。スタッフの関わり方でも読み取れるような感じがします。

監督は、引き続き市野 龍一。メイン監督なので最終回は担当するでしょうが、その前もあるのか。次回の監督が4番手で関わってきた武居正能なので、監督ローテーションが読めません。読めないほうが楽しみは増えるから良いのですが。

今回は冒頭から、ピエロを思わせる仮面を被った鏡の中の霧崎が現れるといった不穏な夢から始まります。内容もさることながら、画面もサスペンス調の色彩です。前回と同じ監督とは思えない画作りがされています。

今回のゲスト登場人物は、少年のカンタです。珍獣モコを探す姿に、主人公ヒロユキにチビスケを可愛がっていた子供時代を彷彿させます。つまりチビスケがキングゲスラとなりながらも、ヒロユキが変身したタイガのために身を挺して消えていった過去が甦えるわけです。チビスケを救えなかったトラウマが刺激されるカンタの依頼です。

キングゲスラの幼体とはいえ、おとなしい気質であったチビスケ。けれども連れ去られた先で、凶暴になるよう改造されます。頭の中をいじくるといった、禁断とも言える実験方法が採られた様子でした。

そうした経緯を教えるようなモコが拉致された場所でした。チブル星人の科学者マブゼのラボにおいて、並ぶ檻中にある小さな珍獣たち。いずれ凶悪怪獣として施術されることを待つ光景に、2話を中心とする番組開始当初の思い出せます。

生命を弄ぶ。

実験という直接的な行為に及んでいたのはチブル星人マブゼでしたが、事件の本質を見据えれば、そこにはトレギアがいます。

【キミの声が聞こえない】トレギアの

トレギアの初登場は映画『劇場版 ウルトラマンR/B セレクト 絆のクリスタル』ウルトラマン・ニュージェネレーションズを特集した「ぴあ」によれば、ともかく「得体が知れないキャラ」といった感じで演出していたようです。映画撮影時点では、まるきりキャラ設定が出来ていたいうわけではなかったみたいです。

ただこのトレギア。先代のウルトラマンロッソ/ブル兄弟、それに最終的にはツルちゃんこと妹のグリージョが命を落とす原因となったルーゴサイトを暴走させる遺伝子操作を行っています。生命の冒涜は厭わないどころか、むしろ楽しんでいる様子です。

かつてウルトラマンタロウの親友であったとされています。だからこそ息子であるタイガを狙ったか。怪獣をリング化させ、それを使用させることで闇へ落とすように仕向けていた。
普段から「悪辣なウルトラマン」であるため、特にタイガだからと考え難い。だがタロウの息子だからこそ、貶めてやりたいという気持ちの表れと解釈するべきところかもしれない。

ニチアサを含めてだが、子供を対象とするため表現が抑え込まれることで、却って秘められた意図が酷かったりする。
友人の子供を犯罪者へ仕立て上げるよう画策しているわけだから、酷い話しである。けれど現実においても大人こそが子供を悪い道へ導く。踏み外す原因の大半は、そこへ至る。

聞こえるか、ナンバーシックス。ウルトラマンタロウの息子!トレギアが発した言葉である。
オレはタイガだ!応えるタイガが、タロウの息子であることに対するある種のコンプレックスを抱えていることがはっきりする。

物語が二世代に渡る根深いものを漂わされられれば、後半は予断許さないものになるだろう。つまり楽しみでしょうがないという展開が続くようになるであろうし、またそうなって欲しいと思う。

《次回》我らは一つ

今回において、特撮シーンにおけるカット割りがウルトラマンタロウを想起させられた。
ミニチュア越しをローアングルで横へ滑らせるカットはタロウでよく見られていた。今回『キミの声が聞こえない』においても、そうしたカット割りが多くあった。これは監督が意識的に行ったのか、それともここで書いている人の思いすごしか(笑)
何にしろ、ここミニチュアワークの充実ぶりは安定した凄さを見せてきてくる。バンダイの売り上げにおいても、ウルトラマンは増収傾向にあるそうだから、このまま右肩上がりでいって欲しいものである。

次回は『我らは一つ』監督が非常に熱い回になる、ということなので感動する用意をしていたい(笑)。今までにないことをやっているという点も聞き逃せません。
そして裏のテーマとしてこれからトレギアこと霧崎の物語にもなるのか、と個人的に予想しております。

来週は天候も荒れることなく、平穏な環境下で、タイガ視聴を迎えたいものです。