ネタバレ感想【仮面ライダーゼロワン】第5話 カレの情熱まんが道

いやぁ〜、良かった。ちょっと心配していたんですよ。

2019年12月21日に『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』劇場公開が発表されました。ゼロワンとジオウのコラボ映画です。「決して交わってならない」とした後に、「ゼロワン、誕生の日」と「ジオウ、終幕の日」と並ぶワードには想像がかき立てられます。アマゾンズを超えた凄惨なライダー同士の対決が・・・は、ないな(笑)。というか、そこまでは望んでおりませんです。

さて年末恒例となっていた仮面ライダー映画の行く末について心配しておりました。「平成」を強く謳っていたシリーズの後半です。年代の変わり目に一度その製作体制を見直そうとなった場合に、一番に検討されそうな気がしておりました。

単なる考えすぎで良かったです。

仮面ライダーの映画と言えば、戦隊と一緒の夏から始まり、新旧コラボの冬に、お祭りの春といった時期もありました。

夏はもはや夏休み恒例のファミリー映画として定着した感があり、番組が続く限り、止めたりはしないでしょう。
春もありましたねぇ〜。もうちょっとうまくやって欲しかった。やっていれば存続できていたような気がします。また春もやって欲しいと思っているからです。さすがにもういいや、とさせない脚本家を連れてきて欲しい。他にいるはずなのに、わざわざ不得手な脚本家に担当させなければ大丈夫ではないか、と思っております。

なんだかんだ言っても、冬の映画を一番楽しみとするここで書いている人です。
特に終わったライダーの後日談というか、続きというか、なかったらこの想いはどこへいっただろう!といったエピソードに感動しております。少々無理があっても、やはりその後は観たい。これは好きになった番組に対する我が業みたいなものです。すると特撮番組はたいていこれに当たります。

今後は冬映画ばかりでなく「Vシネクスト」にも期待したいところです。

ものスゴく先走りますが、イズが仮面ライダーになった場合、主役に据えた作品が観たいではありませんか!いや仮面ライダーにならなくても、主役の作品が観てみたいですよね?そう、Vシネクストなら仮面ライダーにならない出演者の物語が製作される可能性はある。
第一、イズがただのヒューマギアかどうかわからない。

さぁ、みんなでイズを応援しよう(笑)

後日談となると、サブの仮面ライダーへスポットが当たりやすい。
通常ならバルカンバルキリーといきたいところだが、このたびの回を観て「滅亡迅雷.net」という、いかにも悪の名前をした側の首魁と思しき『(ほろび)』が気になる。まだ謎の仮面ライダーに変身する身元不詳の男である。人間なのかどうかも不明である。

この。手足のごとく使役させている『(じん)』を「俺の息子」だと言い聞かせる。うまく利用したいがための虚言か、もっと深い意味合いを秘めているのか。
ゼロワン担当プロデューサーの大森は過去の作品において、悪役を張ったライダーほど後になって「いい味を出す味方ライダー」へ変貌されることを得意としている。
穴狙いで、まだ名もなきライダーの主役作品が製作されることを期待することにする。しかしやっぱりまだ気が早すぎる話しではある(笑)

今回もまたゼロワンの新フォームがお目見えである。
「フレイミングタイガー」という、炎をまとうタイプである。カッコ良くないわけがない。個人的には一番にお気に入りなフォームである。

炎!観ている分にはカッコいいですむが、撮るほうは工夫を要するシチュエーションである。昨今は安全条件がきついというか、まともになったので、現場で「やべぇ、関係ないやつまで燃えちゃった」と昔のようにやらかすわけにはいかない。かといって、これが不思議なもので合成だけでは迫まれないが「火や水」にはある。

このたびは炎を、噴射させた水をオレンジライトで照らす方法を取ったそうである。本物の火ではないから、カメラを寄せることが可能になるそうである。もう、こういったアナログ手法による撮影手法の裏側は大好物なのであります。撮影のカラクリを知る楽しみこそ、大人の特撮ファンであるたしなみだと信じて疑っておりません(笑)

今回のストーリーは、すっかりヒューマギア任せになった漫画家に再び自らの手で描くようになってもらうまでの話しである。

なにげないエピソードに思えるが、そこは平成から連綿と続く令和の仮面ライダーである。進行は着実にしているように思える。

仮面ライダーバルカンこと不破 諫(ふわ いさむ)自身も口にしているが、ライダーシステムの実験台にされている部分がある。前回の新フォームといい、まだ強化装備に限られているが今後どこまで踏み込んだ実験台とされるかは分からない。
ヒューマギアは目の敵にしているが、フレイミングタイガーとなって炎の制御に苦戦しているゼロワンを、その変身者である或人(あると)の冴えたギャグだと思うくらい「気のいい兄ちゃん」でもある。所属する組織A.I.M.S.が実は得体の知れなさを秘めていれば、どういった立ち位置へなっていくか。注目していきたい点である。

大好きな漫画家が情熱を取り戻してペンを取る姿に喜ぶ或人。新キャラを考えたと聞いて、すっかり自分が変身するゼロワンがモチーフと思ったら、バルカンのパンチングコングである。
ここはすっかり名物となった或人のギャグがくるかと思いきや、イズが「(そこは)或人じゃないとー」とかましてくる。「いや、その使いかた〜」と或人が逆に突っ込むくらいである。
やっぱり締めは或人イズだな、とほのぼのしてしまう。が、今回は或人より前に見せたイズの初めての反応である。ただの先読みなのか、それとも感情を理解しだしているのか。
ヒューマギアは人類の夢とする社長である或人が、ヒューマギアのイズにどのような変化をもたらすか。イズにがっちりハートを握られた視聴者としては目を離せるわけがないのである。