ネタバレ感想【騎士竜戦隊リュウソウジャー】第23話 幻のリュウソウル

記憶に自信を失くしている。
物忘れが酷いことは「とし、とった」に相当しかねないから認めたくはない。加えて、歴史ある番組を語る場合において記憶違いは痛手になりかねない。

ネットの再放送と個人的に呼んでいる公式配信で『仮面ライダーV3』を観ている。楽しみにしていた「ライダーマン」が登場する回になった。オープニングはV3が跨ったバイクごとジャンプした背後で大爆発・・・ではなかった。
バイクを滑らせてターンを決めるではないか。なんで観たことがない映像が!さすがにすぐ「完全に忘れていた」ことには気がついたものの、動揺は激しい。これほど好きだと思っていながら、この抜け落ちぶり。歳は取りたくないものである(結局は認めざるを得ない)。

少し慰めとするならば、かなり昔の作品である。何度も見返してきたとする油断のせいである。これを戒めとして再放送も初見に臨む態度でいきたい、とキアイ入れてます。

ところで今回のリュウソウジャーに久しぶりのオトちゃんが登場である。メルトとのやり取りが期待されるところで、前回登場分のおさらいをすることにした。
この頃のオープニングは公開中とあって映画のシーンが差し込まれている。通常パターンのオープニングは久方ぶりだ。
あれ?セトーが出ている。もちろん龍井の父ちゃん姿ではなく、巻物で顔を隠した神秘的なほうです。祭の手拭いもありません。
とはいえ、改めて観るまで全く気づかなかった(汗)。リュウソウジャーのオープニングはお気に入りで毎回に飛ばしてことがないんだけどなぁ〜、と緩い自分に嘆く今日この頃です。

以下、ネタバレあります、独自解釈による偏見もあります(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

幻のリュウソウル

監督は、渡辺勝也。東映作品を観るものならば、誰でも知るベテランの中心的な役割を果たしてきた監督です。
一方、脚本の下亜友美は昨年にデビューしたみたい?な新人さんです。どうやらリュウソウジャーのローテーションには組み込まれたみたいです。ただメイン以外の脚本は単発起用です。さすがに荒木稔久だけは2話連続登用でしたが、リュウソウジャーの主筋は山岡潤平に任せていく。今回が総集編の色合いであったことから、改めて認識させられました。

冒頭

敵の秘密基地(笑)から、開始です。
マイナソーを生み出すクレオンが披露する、これまでの戦歴「0」。ならば、と上司であり幹部のワイズルーが策があると「彼を知り己れを知れば・・・」というようなことを言って出て行きます。ああ化けそうだな、と思いましたが、まだ分かりません。なにせ相手は策士ワイズルーです。

龍井家で、コウが机に並べたリュウソウルを磨いております。後に分かりますが、コウだけがリュウソウルの声を聞き取れるようです。さすがのレッドなのです。けれどもその事実をメルトアスナが知らなかったというのも呑気な話しである。200年くらいは一緒にいるはずだよな、と思いましたが、それもこの3人組らしい。

前半

龍井家で、コウ・メルト・アスナの幼馴染み3人組とういの間で交わされる会話は、リュウソウル講座と言っていい内容です。
リュウソウルは騎士竜の特殊能力が結晶化されたものです。化石のように発掘され、また寿命がある。騎士竜になるには、リュウソウルの発掘も大事な作業の一つであるようだ。

それぞれがそれぞれの種類を持っているリュウソウルなれば「トレード」するらしい。現代の子供なら分かる言葉なのか。自分はいきなり出てきた英語に即反応できませんでした(笑)

ということで、みんなを集めてリュウソウルの交換会をしよう、となります。
もう話しが出た時点で、メルトには相手がいないのだろうなぁ、と思いました。それを外さないスタッフには感謝しかありません。

龍井家に向かうカナロの前に、唐突に現れる妹のオトちゃん。やっぱこれって、でした。ただこちらには追加エピソードがあります。

カナロ・オト兄妹が遅れてやってくる。
そこでカナロが、誰も知らないリュウソウルを出してきます。

後半

ういは、父にセトーが取り憑いていることをあっさり受け入れているみたいです。コウたちの受け入れ方といい、この親子は世間ズレな面は窺えるものの、さすがです。

誰も知らないリュウソウルについて、祭の手拭いを巻いた龍井の父ちゃん格好のセトーが教えてきます。幻の騎士竜カナエソウリュウの、どんな願いも叶えられる「カナエソウル」この力を巡って、リュウソウ族同士で争いになったそうです。

何でも願いが叶えられる。
ためらいなくカナロは嫁さんのゲットへ。当然ながら、周囲は止めます。相手のいることだから願いで成就させることではない、というご尤もな説得をされます。

では、バンバが敵の一掃を提言します。これは頷けることではありますが、どのように叶うか想像もつかない、ざっくりしすぎた内容であります。ならば敵を倒すための、もっと具体性を以って願うほうが確実性があるように思えます。

意見が分かれ、言い争いが起きます。カナロも嫁ゲットへの想いが捨て切れません。

そんな中、オトがカナエソウルを奪って出て行きます。ワイズルーが化けているのですが、いち早く追撃するのはメルト。リュウソウチェンジして奪い返すのも、メルト。リュウソウルの交換相手がいなくても、やっぱりカッコいいメルトです。

カナロへ妹のオトが偽物と気づけなかったことを咎めるアスナ。天然系は、これだからコワい。

コウはリュウソウルの声が聞ける。そこでカナエソウリュウが自分のせいで争いにならないために、誰の目にも触れることのないよう海底へ身を潜めた。だから海のリュウソウ族であるカナロが発見できたわけである。

カナエソウリュウの願いは、平和。だからカナエソウルは誰の手にも届かないところへ封印し、改めて戦いを終えて平和な世界にするよう誓うリュウソウジャーのメンバーたちであった。

と、綺麗に終了するには今回メルトが活躍しすぎた。
なんでワイズルーが化けていたことに気づけたか、カナロから問い詰められれば答えるしかない。
おとといメルトは、当人に会っていたそうである。お茶というか、食事かどっちかは分からないが、誰にも知られないまま二人一緒だったわけである。そこでこれまで「さん」付けだったのを「くん」へ改める話しになったようである。
そんな事実を知るはずもないワイズルーは「メルトさん」と呼んでしまったことで判明した。

見た目は何ですが、お互い200歳くらいと123歳。妙齢だと思いますが、普通の人間では推し量れないことでもありました。

【次回】恋の空手道場

東映の公式ホームページによると、リュウソウジャーは約半分を消化したとのことです。
今回の23話を半分とすれば、全部で46話。通常は年間通して50話前後と考えれば、約1ヶ月分を早める計算になります。特別放送の関係でリュウソウジャーは3月開始でしたが、元の2月開始に戻す方針と見受けられます。

他作品より若干短いであろうリュウソウジャーですから、のんびりはしていられません。急展開もまた有り得るだろう、と身構えます。

しかしながら次回は、カナロの身辺に急展開か!といった内容には、身構えることはありません。どちらかというと、気楽な感じで楽しみにしています(笑)