ネタバレ感想【騎士竜戦隊リュウソウジャー】第22話 死者の生命!?

2019年8月29日

動画を自分の手で作製するなんて、凄い。
動画ソフトは多少ですが扱えます。ちょっぴり扱えるゆえに「えっ、これ、どうやってんの?」と感心しきりになったりします。手間暇かけたアップ動画には感動を覚えます。

オススメランキングなどは、手がかかっていることでしょう。

先日「スーパー戦隊ヒロインベスト30」なるものを見つけました。歴史あるシリーズです。一番組にヒロインが2人以上いたりもします。なかなか困難な作業に思われますが、作製当人における女性の好みもさることながら作品に対する思い入れも左右されているようです。

どうやら最近の作品が多いように思われます。2010年代を中心に遡るような感じです。取り敢えず、リュウソウジャーのピンクは入っています。下からの順位発表においてルパンイエローが早々に顔を出しています。カレシが出来そうな感じでしたから仕方がないか。
ここで書いている人の好みである、ボウケンピンクシンケンイエローが良い順位なのは嬉しい。そして映えある1位は、ゴーバスイエローゴーオンイエローのどっちかだった。

どっちだよ、と言われれば申し訳ないのだが、もうどっちでもいい!順位発表が終わった瞬間、頭にきた!!!

パトレン3号が入っていない!つかさを入れていない!!バカにするのもいい加減にして欲しい。演じた奥山かずさがプロ野球の始球式を担当した際に、「かわいい」「きれい」のツイートがどれだけ流れたか!

ダメだわ、こいつ。二度とこいつが作製したものは観ないわ。まさか、つかさを入れないなんて有り得ないでしょう。

自分自身を顧みて、ヲタの怨念を酷さを改めて認識する想いだった。しかしながらヲタの原動力とは思い込みである、と信じている。犯罪に走らなければ、どれだけ突っ走ってもいいじゃないか!自分こそ全てと首肯してしまいがちな生き物である。

だから当ブログで順位付けの取り扱いだけはやめておこう、と思います。

以下、ネタバレあります、独自解釈による偏見もあります(笑)どうか、ご了承のほどを。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

死者の生命!?

ストーリー自体が前回の続きですから、脚本と監督は山岡・加藤コンビそのままです。
山岡脚本の特徴して、ともかく情報量が多い。これ下手な監督ではさばききれません。東映の監督たちの大抵はこなしますが、出来ない演出家もいることを他のドラマから知りました。
レベルが高い演出家揃いの東映監督陣のなかで、今回の加藤監督。期待がかなりかけられているのではないか、と想像しています。
それだけ今回のエピソードは、「死者の生命」といった重いテーマを戦隊モノとして、どうやるか。お涙頂戴で落とせばいい通常ドラマより難しさを要します。

前回、病気で亡くなった龍井のお母さんが甦ってから初めて家へ戻って来た際です。「まだこんなもの持ってるのね」と手に取ったのは、月虹貝。18話登場の好きな者同士が持っていれば結ばれるという縁起物です。どんな感慨を持って龍井のお母さんは手にしていたのか。実に良いシーンなのですが、自分は気づけませんでした。公式のページで知りました(笑)

見えない所まで作り込む特撮の醍醐味に通じるような、隠し味の演出。加藤監督はこれからも期待です。

冒頭

前回紹介から続きます。
リュウソウジャー6人とマスターピンクの前に、現れた龍井の父ちゃんにそっくりなセトーなる人物。実は考古学者である龍井の父ちゃんが発掘に来た際に取り憑いたそうです。似ていたのではなく、本人そのものでした。これからリュウソウ族の賢者として、龍井の父ちゃんの身体を借りて、しばしば登場するようです。
賢者・・・けれども頭に「祭」の文字が入った手ぬぐいを巻くことは必須になる様子です。演じている吹越満のアイディアだそうです。父ちゃんはハンチング帽がトレードマークになっているところへ、祭の手ぬぐいとくる。なんだか龍井家の家長はより濃いキャラへ仕上がっていくみたいです。

生者の命の代わりに死者を甦らせていたネクロマンサーマイナソーが姿を見せます。ついに人間の生命を狙い始めます。それを止めるのは、レッドであるコウ。吸い上げられていく人々の魂を守るが、ネクロマンサーマイナソーが消えていく異空間へ一人で飛び込んでいくことになってしまう。

前半

飛び込んでいった異空間の先でコウは、再び甦ったタンクジョウと対峙する。犠牲にしていい生命はない、と立ち向かうが、マスターレッドが生き返る指摘には動揺してしまう。敗れてしまうが、その窮地を救ったのはシャインラプター。元の世界へ帰すばかりか、ソウルの一つにまでなる。

コウは少し無茶がすぎるが、真っ直ぐな性格のレッドらしいレッドである。リュウソウジャーのコンセプトとされる「王道」が最も端的に示されているのが、レッドであるコウの存在だろうか。どちらかというと「王道を逆手」に取っている印象が強ければ、なおさらコウの性格・行動には王道を感じる。

龍井家のハンバークはよく炒めた玉ねぎを多めに入れることのようです。ういが幼い頃に、母親が亡くなったことが分かります。今こうして成長した娘に母親が会えたことは素直に喜びたいが・・・今回は辛い。

コウが持ち帰った情報により、ネクロマンサーマイナソーが多くの生命を狙ってくることは判っている。次に出現する場所の当たりを付けるため奔走するリュウソウジャーたちである。

その中でアスナマスターピンクと二人っきりになった時に肝心な質問をする。なぜ甦ったのか?実はネクロマンサーマイナソーマスターピンクが生んだマイナソーであったという驚きの答えがもたらされる。

死者であるマスターピンクから、マイナソーが?普段マイナソーを生み出す役目はクレオンだが、タンクジョウ復活の感激ぶりから今回は関係ないように見える。この辺りを今後において詰めてくれたら、傑作になり得ると個人的には踏んでいるが、どうであろう?

ともあれマスターピンクが生命と引き換えに死者を復活させるマイナソーを生み出した自分に、どれほど落胆しているか、絶望に近い気持ちをその笑顔の下に抱えていることは想像に難くない。決着は自分で付けるという言葉は悲壮感そのものである。
だからアスナがマイナソーを倒す役目は今のリュウソウジャーである自分がすると告げられて、どれほど救われたか。龍井家の母娘のやり取りを見ても、決して罪ばかりだけではなかったのである。

珍しくリュウソウジャー男子5人だけの話し合いである。今度のネクロマンサーマイナソーを倒すには一瞬のチャンスを狙うしかない。けれども倒せば甦った死者は元へ戻ることとなる。再び訪れる永遠の別れである。
沈む空気のなか、カナロが言い切る。亡くなったとしても、自分たちの胸のうちにあることを訴える。カナロの出身である海のリュウソウ族は婚活しなければならないほど、種族としては逼迫している。別れも多かっただろう、と推察させる態度であった。ただおかげで今回はお笑いなしである。

決戦場所と決めた場所へ向かう、リュウソウジャーの6人。またいつもとは違うシチュエーションによるリュウソウチェンジである。今回はずいぶんと気合いが入った、カッコいい変身ぶりである。

後半

ドルイドン兵を生贄に捧げるといったクレオンの尽力により甦ったタンクジョウ。それをうまくおびき寄せたリュウソウジャーだが、肝心のネクロマンサーマイナソーには逃げられてしまう。

そこへ現れたマスターピンクの助言によって、宇宙の騎士竜シャインラプターシャドーラプターを合体させコスモラプターにし、さらにティラミーゴとも合体させればキシリュウオーコスモラプターと超絶な変化を遂げていく。乗り込んだコウは一人、ネクロマンサーマイナソーを追う。

残った5人でタンクジョウに応戦。かなり苦戦を強いられるが、マスターピンクの剣を受け取ったアスナに、他の4人がエネルギーを集めることで撃破する。巨大戦に持ち込まずに倒すリュウソウジャーは初めてと言ってもいい(バンバによる微妙な件はあったが)等身大における撃破である。
異空間の方では、こちらはいつもごとく巨大ロボを操るコウによって、ネクロマンサーマイナソーを倒す。

弟子の中で最もダメな子だった。けれども心の強さに、リュウソウジャーとして後を託した。マスターピンクが最後にアスナへ残した真実である。
マスターピンクを見送ったアスナへ駆け寄るのは、コウメルト。そうここで幼馴染みの3人組であることがクローズアップされる。素っ惚けて明るく絡むコウメルトに、応えるアスナは泣くのを必死に堪えて笑う。見ているこちらが辛くなるような笑顔である。

龍井家においても、ういの背中越しで母親が消えていっている。

敵であるドルイドン側においてもクレオンが、こちらは倒されて消えたわけだが、またもいなくなったタンクジョウを偲んで泣いている。それを慰めてやるのはワイズルーであったりする。悪い奴らなんだけれども、根は悪くないんじゃないか、と思わせてきます。

今回は悪い奴なんていなかったんじゃないか。そう思いたくなりましたが、タンクジョウは自分の悪巧みで消滅したことを忘れてはいけませんでした。

【次回】幻のリュウソウル

リュウソウジャーに無理に言いたくなる点があるとすれば、それは「忙しい!」初見はストーリーを追うだけで精一杯な感じになります。少なくとも自分はそうです。しかも特撮ヒーローという番組の性質上、つい活劇に満足しがいがちになる。自分の理解が行き届かないわけである。

ブログを書くために見返しているほうが、なんだか泣けてきてしょうがない。特にマスターピンクを見送った後の、3人組のやりとりがたまらない。アスナ役の尾碕 真花 (おさき いちか)が見せる表情といい演技が素晴らしすぎる。

今回だけでアスナは歴代戦隊ヒロインのうちで・・・順位はつけないことに決めていますので(笑)、けれど注目すべきヒロインになったことは間違いありません。

楽しみなヒロインと言えば、次回は「ざ・いもうと(勝手に命名)」のオトちゃんが登場です。オトちゃん登場はメルトがイジられる場面を多くするでしょう。楽しみでなりません。