令和初のお盆【特撮雑記】ウルトラマンは序盤、戦隊は中盤、ライダーは最終回直前

もう騒ぐでもない。
元号である。日常の一つである。書類で見かけるくらいだけである。変わってしまえば、それは当然となった。我々は、当たり前に冷たいものなのである(ちょっと違うかなw)

特撮ヒーロー番組を観ていなければ、とっくに意識など無くしていた元号である。3ヶ月以上もすぎて「平成から令和へ」変わったんだなぁ〜、としみじみ思うのは偏に仮面ライダーのおかげである。感慨深くなる。もっともこの場合は、元号に対してと言うより番組の終盤に対する感傷がより強いわけである。
ウルトラマンタイガでも時折「令和初」のウルトラマンを喧伝してくる。

特撮ヒーローものほど元号を大事にしているジャンルは他にないんじゃないか、と思うほどである。単なる番組をくくる冠として扱い易いだけだろう、と夢のないことは言ってはいけない。

改元を意識させてくれる特撮ヒーロー番組に乗っ取って「令和初のお盆」とかこつけ、現状と今後を踏まえた、のんびりした今回であります。

序盤【ウルトラマンタイガ

「令和初の特撮ヒーロー」となった、ウルトラマンタイガ。ただ時期的なもの、と言われればそれまでではありますが(笑)。何はともあれ新元号において、一番最初に始まった「ヒーロー」であります。

ニュージェネレーションヒーローズとして、第7作目と聞けば、すっかり歴史が積み上げられたように思います。でも個人的、あくまで個人的ですが、まだまだな感があります。

2クール放映と再放送を主とした2クールで乗り切る体制のせいかもしれません。1年間通して毎週新作を観られるわけではない。
年間話数にしたら、3年半ほどの期間であり、個人的に特殊だった『ウルトラマンギンガ』は除けば、3年間になる。7年間に渡って、ようやく「ティガ・ダイナ・ガイア」と呼ばれる平成3部作に相当した感覚なのである。

そう捉えれば、「平成3部作」を超えていくのはこれからだ。

そして、現在の放送形態は新たな体験をさせてもらっていることに今更ながら気がついた。年間を通して、新作半分に過去作品を中心にした企画で半分を埋める。このような番組形態はあるようで、なかったことだ。実は未知の体験をしていたわけか、と大げさに考えています。

毎週、観させる戦略なのかもしれない。再放送を中心とした『クロニクル』等を観ていて、今度から新作が始まるからといって「録画の溜めどり」にはならない。それは自分だけかもしれませんが(笑)

令和最初の特撮ヒーローとなった『ウルトラマンタイガ』まだ一桁回数しか放送していない、まだ序盤です。ただ2クールなので1/4は消化した状況になります。あっという間に終わってしまいますから、油断してはいられません。

中盤【騎士竜戦隊リュウソウジャー

夏となれば、戦隊モノは半分を消化して、ちょっとした盛り上がりを見せて来る頃です。

ただリュウソウジャーはずっと続いた2月から放送開始から、1ヶ月遅れで放送が開始されています。今後もずっと3月からの放送開始になるのか、それともリュウソウジャーは「1ヶ月分の話数を削って」放送開始日を元へ戻すか。まだ分かりません。

だから20話を越えたぐらいの現在において、話数の消化が半分に至ったかは、まだ不明です。取り敢えず中盤には差し掛かっています。

個人的にですが、戦隊モノは評価が難しい。
前提が低年齢層であるせいか、まずキャラクターを魅せることをしなければいけない。はっきりストーリーへ踏み込むまで時間がかかるような気がします。
前作の『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』で、つくづく思い知らされたのは評判と売り上げが合致しない。パトレンのレッドである圭一郎があれほど評判が良かったにも関わらず、クリマス商戦において玩具が見切られてしまう始末である。

今となって偉そうに振り返る自分が真実にルパパトへハマった時期はいつか、と問われれば「最終回を観終わってから」が正直なところである。パトレンを個人的に趣向していたものの「戦隊モノは予定調和で落ち着かざる得ない」そうした思い込みを打ち破ってくれて、ルパパトが最高になったように思います。

だから『騎士竜戦隊リュウソウジャー』が、どんな着地を見せてくるのか。驚きで持ってくるか、それとも散々驚かせておいてまとめるか。今回は玩具の売り上げを伸ばしつつが大前提であるでしょうが、敵撃退ため発生元の破壊やヒーロー側における同族同士の争いといった裏に秘めたシリアスな設定をうまく活かして欲しいと期待しています。

終盤【仮面ライダージオウ

平成仮面ライダーにおいてスーツアクターを務めてきた高岩成二が主役ライダーを降りるそうです。20作品において、高寺プロデューサー作品(クウガ、響鬼)以外の18作品の主役です。もう、凄い!ただ、その一言であります。
けれど、お疲れさまでしたは言いません。まだまだ現役です。ちょうど良い区切りとしたのでしょう。年齢的にも、そろそろ演技に幅を広げたくなったのかもしれません。

『仮面ライダーBLACK』といった平成にかかろうかという作品で主役スーツアクターを務めていた岡元次郎など、現在も現役バリバリでさまざまな役柄を演じております。これから高岩成二も、どんなところで活躍をみせるのか。マニア的に楽しみなところでもあります。

高岩成二にとって主役ライダーの集大成となる『仮面ライダージオウ』残すところも、あと僅かであります。
平成ライダーほど「録画の溜めどり」です。連続性におけるドラマの高さは他の特撮番組の追随を許さない、と言っていいかと思います。次回が気になって仕方がなくなるくらいなら、まとめて観たほうがいい。だからこのブログでも取り上げてこなかった(笑)

ただ今回のジオウ。ストーリーの連続性もさることながら、目玉は過去のライダーの出演である側面もあります。前作のビルドと違って、1クールを溜めてではない、各ライダーごととなりました。溜めどりのスパンはとても短くなりました。そのせいで、もうこの頃は毎週ごととなっております。デジタル放送以降のライダーとしては、初めてのことでもあります。ああ次が気になる、と思いながらライダー観る感覚を久々に味わっております。

もうすぐ「令和ライダー」となる『仮面ライダーゼロワン』自分もまたちょうど良い区切りとして、平成ライダーの時とは違った見方をしてみようかと思ってます。

これから【旬を追うが、危険性も自覚する】

大きなきっかけは、やっぱりブログを始めたこと。

何かきっかけが欲しくて始めたことです。取り敢えず、といった考えなしで開始で始めた当ブログなのです。最初は作品紹介から、だんだん主観が混じるようになり、現在は想いをぶつけるようになってきた。激動の半年間とも言えます。

改元はまったく意識していなかったから、平成から令和へ、たまたま当たっただけです。けれど偶然だからこそ、これこそ機会なのだと思いたい。

書くことを意識してからは、作品に対する姿勢が兎にも角にも変わりました。特撮作品においては小難しく考えずに楽しめばいい。現在でも、そうは想ってはいます。
しかしながら、意識して観ることが以前より楽しくなってきています。現在において実感中なのです。

これは手を広げずにはいられない。ますは特撮において網羅を目指そうと思っています。

やはり盛り上がるには「現在進行形=旬」を追いかけるべきだろう。評論するならば作品の完成度を確かめてから鷹揚に乗り出したほうが、格好が付くかもしれない。けれども現時点の空気みたいなものは、やはり「その場」に限る。少々見当違いでも「熱気」は出来立てでなければ出てこない。温め直しでは出せない旨味、とでも言えばいいだろうか。
気持ち昂ぶるまま書いた記事を読み返すと、恥ずかしくも、なんだかんだ愉しい気分にもなる。

当ブログにおいて暴走したな、と思う記事3選です。ご参考にしていただければ幸いです。でも『FATE/UBW』は放送してからだいぶ経ってからであるし、特撮を扱うところでアニメに走るのもどうよ?と自分でも思います。が、これもまた縛りよりも好例に重きを置いた結果である。それが取り留めがなくなった、今回の言い訳です(笑)

好きなジャンルを推すためにも、現行=旬を追う。オススメの作品とは何か?と問われれば、現在放送中の作品としていきたい気持ちである。同じ時間と共有していくことは、作品内容に止まらない感慨が生じる。今ここでしか味わえない感情を大事にしていきたい。

ただ、リアルタイムで追っていく際に注意したいことがある。それは毎週が楽しみといった「期待感」を必要以上に抱きすぎないこと。当ブログを始めたおかげで、以前の作品を観返すことが増えたところで気がついた。
当時に観ていたよりも、おもしろい。
年齢的に落ち着いて観られるようになったこともあるだろう。
だが別の原因として、毎週にように待ち構えていた当時は、それこそ期待値が高かった。これは「自分の思い込み=先入観』もまた激しかったことを意味する。自分の期待通り、という作品内容とは違った評価を下していたことがあったのだと思う。

特撮作品に限るが、平成以降は、平成仮面ライダー以降でもいい、その傑作度に振れはあるものの、基本的には「観ていておもしろい」観て損はない作品ばかりであるように思える。
だから大したことがなかったと思う作品は無理かもしれないが、今ひとつと感じた作品は実際のところ自分自身が今ひとつだったのか、と気づいたりもする。

だから自分の見立てで盛り下げることがないようにはしたい。でもダメならば、そこは潔く表明し遠去かることにします。

けれども不出来でも楽しめるが「平成特撮作品」の特徴の一つだと思っています。昭和から平成へとは違って、改元前から地続きで連なる「令和特撮作品」ですから変に構える必要はないのかもしれません。

これから更に本格的にいきたいと思っております。