結婚!【やなぎなぎ】じゃぁ、乗っかって語ろうアルバム編

夜になってひと段落。さて、やることといえば、ネットである。チェックである。ブックマークしているサイトを一巡りである。

なぜか、サーバー負荷で開けないページがあった。

2019年8月5日の『やなぎなぎOfficial Site』における「いつも応援してくださっているみなさまへ」がクリックしても開けない。

当初は、イヤな予感がしたものです。あるわけない、あるわけないが、まさか事件性のあることを仕出かしたか!芸能界は、まさに闇。華やかな舞台の裏で一般人ごときには窺いしれないほどのストレスで、つい魔が差してしまった。そういえば、お酒好きらしいから、まさか酔って暴れて破壊の限りを尽くしたか。

ご結婚の報は、ヤフーのトップニュース欄で知りました。それからツイッターからならば開くことが出来ました。

そうだよ、やなぎなぎが事件なんて起こすわけないだろ!俺はちっとも疑ってはいなかったぜ(笑)

でも真面目な話し、体調不良が冗談にならないレベルまできていて活動を停止する。そんな悪い予想はしました。年齢を重ねると病気は常に頭へ置くものなのです。

だから、おめでたい報告で、まず何よりです。

もちろん、やなぎなぎ自身を愛していたファンもいたでしょう。そうした方々にはお気の毒でしたと申します。けれどもその感情はけっこうな数の人々が味わう痛みです。痛みを知ることで優しくなれるとは言いませんが、キミは仲間だとここで書いている人は声をかけます。人生に一度くらい芸能人に恋することも悪くはありません。人を見る目はさまざまなパターンを経験することで養われるものなのです。

因みに、ここで書いている人は「やなぎなぎの歌声」に惚れています。だから今後も変わりない活動と聞いて、日常へすんなり帰れることに、ほっとしています。

けれども、せっかくの機会だと気づけば、ここは語ろう!と思います。過去に書いておりますが、まだやっていないアルバムの感想でいきます。

【当ブログにおける】やなぎなぎ史

これを書いているのは、当ブログを開始してから半年が経とうとしているくらいです。初めは未熟も未熟、手直ししたい衝動に駆られますが、手を付け出したら現在がおざなりになることは間違いありません。
それにこれはこれで反面教師にもなるし、今となっては書けない勢いもまた存在しているように見えます(自信はありません)

当時なりの空気を感じ取ってくれれば、ということで直すことない「やなぎなぎに関する記事」は以下の通りです。三つもアップしていたのですね、本人もすっかり忘れておりました(笑)

しかしライブについてなら分かるが、特典CDやらベスト盤やら扱って、本家本元のオリジナル・アルバムについてやっていないのは、良くない!けれども結婚を機にようやく至ることが出来ました。良かった、良かった。

やなぎなぎ【アルバム総覧】

ブログは情報を求めてくるものだから、余計なことをせずに肝心を真っ先に載せることがテクニックだそうです。

人気が集めるということは、いろいろ方法があるようです。しかしながら当ブログは末端であり、本人ですらどこまでどうなるか分からない運営方針です。行き当たりばったりです。
だから前口上は長いです。もしかすると、本筋よりこちらの方が書きたかったことであった場合もあります。

音楽はダウンロードの時代。今でもなおCDで聴くことにこだわるつもりはない、曲単位で音楽が聴かれることを認識すべきだ。
などと、こと音楽に限っては物分かりのいい態度は取りません。CDで聴けとは言いませんが、アルバム単位で聴け!といった点において譲る気はありません。
なぜなら気に入るミュージシャンは必ずといっていいほど、アルバムの中に「素晴らしい曲」があるからです。顔となるヒットした代表曲よりも好きになる曲があるかどうか。そのミュージシャンへの入れ込み方は、むしろ広く知られていない曲のうちから、どれだけ気に入るか。それを以って計れるくらいだからです。

やなぎなぎは加えて「アルバムこその世界」とする構成を取っています。

やなぎなぎこそ、曲単位で聴いていては「もったいない」のです。

エウアル

やなぎなぎのデビューアルバム『エウアル』2013年7月に発売です。
タイトル名は、やなぎなぎの造語「裏表」からきているそうです。どこをどういじって、この単語に至るかわかりませんがセンスは凄い。やはりアーティストは違う(笑)

そして、やなぎなぎを知らない人がいたら、まず勧めたいアルバムです。

やなぎなぎ自身が全作詞を担当し、始まりの曲を用意して終わりの曲へ終息していく。デビューアルバムにして、曲の高水準ばかりでなく確固たるコンセプトを示す。ヒットやタイアップの曲を並べるアルバム制作状況の時代において、アルバムをひとつの作品として見立てた作りをする。

やなぎなぎは、その活動の第一歩からして明確な意志を持っていた。だから他のミュージシャンと一線を画す存在感がありました。

始まりの曲である『本当』終わりは『嘘』その直後と直前に『ユキトキ』と『ビードロ模様』という、明るいポップな曲をさらに挟み込むように配置する。アルバムの大部分を占める中の曲たちは、シリアスでハードだ。やなぎなぎの本質は、大部分を占める中の曲にあるのかもしれない。

デビュー作とは思えない完成度。そして今後において受け継がれていく「やなぎなぎのアルバム」の形がここにある。

ポリオミノ

2枚目となる『ポリオミノ』の発売は、前作から1年半開けた2014年12月。
複数の正方形を辺でつなげた多角形がタイトル由来であるそう。こっています。この凝り方のまま、初回盤の歌詞カードは繋げなければならない複雑さです。
もう〜、面倒で歌詞カードなんて出さねーよー、くらいなものです。アーティストとはこうでなくてはいけません(笑)

曲調は前作よりバラエティに富んでいるように思われます。けれど「intro」「outro」といった具合にアルバムの始まりと終わりをまとめております。やなぎなぎはアルバム単位で考えていくことを確認できた2枚目でした。

今回は作詞を他人の手に委ねている曲があります。その中で特筆は『君の名は。』が公開前の「新海誠」が参加しているところでしょうか。もし公開後だったら、それはそれで凄い宣伝になったのではないか。そんな想像もしますが新海誠が作詞をした『クロスロード』が流れるCM自体が『君の名は。』へ繋がる一つの布石らしいので、うん、無理だ。

未だ「やなぎなぎ」って化物語のエンディングを唄っていた人なんだよ、と教えて驚かれる状況ですから。メジャーと言えるほどの存在でもないことを、たまに痛感させられています。

Follow My Tracks

前作から1年5ヶ月ぶりの2016年4月発売『Follow My Tracks(フォロー・マイ・トラックス)』タイトルを訳そうとすると「follow the track」で出てきます。今回もまた文法を独自に変えています。
因みに「follow the track」の訳は「線路伝いに歩く、軌跡[足跡]をたどる、足跡を追う」なので、theをMyに換えているところを自分なりに解釈して楽しみましょう。

ただテーマは「旅」と明確に打ち出されています。

今回は3枚目。よりコンセプトアルバムの感を強く打ち出してきています。始まりの『Follow My Tracks 』はハミングのような、はっきりした言葉はない、まさに冒頭に置かれるべき曲。そこから一気に盛り上がる、やなぎなぎの曲で最もヒットチャートを駆け上がった『春擬き』感動曲としての『ターミナル』最後の曲は旅をテーマしたアルバムながら『どこにもいかない』。

やなぎなぎにして、ある意味「完成形」とも言えるアルバムなのです。

ナッテ

1年8ヶ月ぶりとなる2018年1月発売『ナッテ』。
タイトル名は糸や紐をより合わせて1つにしていく「綯う」からという、なんだかもう凄すぎます。

これは個人的見解になりますが、このアルバムには「一聴して大勢が気に入る」ような曲、いわゆるキラーチューンというものがありません。にも関わらず、聴き返しが一番多いアルバムです。
聴けば聴くほど味が出るアルバムとでも言いましょうか。例えとしてスルメのようなという言い回しがありますが、自分がそこまで好きでないことと、やなぎなぎのアルバムをスルメに置き換えることに抵抗があります。
ともかく何度でも繰り返し聴けるアルバムであることに違いありません。むしろ一聴で済ますべきではない内容であるように思えます。

自分にとっては、このアルバムで「やなぎなぎはずっと聴いていけるミュージシャン」へなりました。

息の長い活動を

その活動において活躍し続けられるミュージシャンはそれこそ稀です。

どんなに売れた時期があっても、必ず「以前ほどではない」日々が訪れます。そこで細々ながらでも活動を続けてくれれば、本物のミュージシャンなら人気の揺り戻しはあります。

アニメ歌手で例えるならば、あの水木一郎ですら歌をやめようとした時期がありました。

これから家庭もありますし、多少の束縛も生まれてくるでしょう。
だからこそ「常にあると思うな、やなぎなぎ」といった心構えで、その活動に足を運びたいです。そしていつまでも「やなぎなぎの歌声」が聴いていけるよう願わずにはいられないのです。