ネタバレ感想【騎士竜戦隊リュウソウジャー】第20話 至高の芸術家

弟キャラかぁ〜、あまり熱心にはならないな。やはり男子たるもの妹キャラに萌えたいものである!

こういった考えは、もう古いのかもしれません。

しかしながら古かろうが何だろうが気質は簡単に変わるべくもなく、それ以前に悩むことでもない。好きなものは、好き!それでいいじゃありませんか。

だがヒーローもので、複数に渡るメンバーがいる場合は個性を出さなければいけない。女子の構成比率が低い場合は「弟的存在」は必要である。おとなしい・生意気のいずれにしろ「かわいいやつだなぁ〜」のポジションにいるキャラは居て欲しいところであります。

以下、ネタバレ及び独自解釈による偏見(笑)が含まれますことをご了承ください。製作者などの敬称も略とさせていただきます。

至高の芸術家

監督は先週に引き続き、上堀内佳寿也。脚本は、ここ最近になって加わりました、たかひろやです。

今回の主役というべきトワを演じる、小原 唯和(おばら ゆいと)。実生活上においても、尊敬すべき兄がいるそうです。まさに「トワ」を演じるために生まれてきた俳優なのだ!特撮ヒーローファンは、そのように断定したいと思います(笑)

冒頭

敵の怪人を生み出す役目を担っているクレオン。今回は失敗だと思ったら、上司のワイズルーはとても気に入ったようです。やはりクレオンにとって相性がいいのはワイズルーのようです。

メルトは誰かと相性が悪いわけではないでしょう。ただ性格が周囲と軋轢を起こしやすい。正論を押しすぎるゆえに疎んじられる。もう少しやり方を覚えれば良いのですが、綱啓永は演じるに当たって中学生くらいを念頭においているそうです。なるほどと思いました。

直線的な物言いをするメルトに、せっかくコウアスナと一緒の訓練に参加したトワが面目を失くします。頭を使え、と言われたトワが、カチンときても仕方がない。速さに頼るだけ、とメルトが証明してみせたため却ってトワの性格ではやっていられなくなる。指摘するのが兄のバンバなら違っていたでしょう。
このトワコウアスナメルトは、同級生感がよく出ています。

前半

メルトがえらそう〜、とやさぐれるトワの横を歩くバンバ。その二人の前に兄を探す少年が現れます。そこから今回の事件の核心へ一気に迫っていくはずでしたが、トワの目前でマイナソーを生んだ思しき少年が姿を消します。

背中まで荷物を抱えたアスナが、ご機嫌で歩いてきます。何やら陽気に独りで呟いております。初めは何を言っているのか、わかりませんでした。ようやく「タコパ、タコパ」と口にしているのが分かってきました。けれども本当の意味を知るのは、龍井家のういがたこ焼きを作っているところを見るまでは自分にとって謎めいた暗号に近かったです。

いきなり檻が降ってきて、アスナは囚われます。アスナだけではありません。トワを除くリュウソウジャー全員です。

いえ、カナロがまだ無事でした。けれども、この婚活戦士は主筋に絡まない場合は、ただのコメディ要員になります。今回は銭湯の前で似顔絵を描く商売をしている女性へ、情熱を傾けています。但し、名前で呼び捨てにしている女性の様子を見る限り、KYぶりは酷くなっていく一方みたいです。身をかばうため走ってきたカナロから引いたため女性は助かります。そして本人は囚われるという、まさに犬死となりました。

今回のマイナソーはスケッチブックです。描いたものの通りに策が施行されるようです。なので使用する怪人として、ワイズルー自ら動いています。このたびは、トワだけでなくワイズルーの回でもあるのです。

後半

敵から逃れたものの、一人ぼっちになってしまい、トワはすっかりしょぼくれています。
そこへやってきたのは、ガイソーグ。お前はいったい何モンだ、宇宙死ねのリタではないことは分かっている。それどころかバンバと知古の間柄のようであるし、トワへ剣を振るってきたのも指南の意味合いが強い。なにせ助言だと残したセリフが「力は頼るものではない。生かせ」それは兄バンバから聞いたマスターの言葉と同じである。

まだバンバとトワ兄弟の過去に関しては謎が多い。

さてワイズルーはトドメの力として、己れの巨大版を生み出します。せっかく描いたものを武器にできるのですから、もっと強力な兵器を生み出せそうなものです。けれども本体ワイズルーと生み出された巨大版ワイズルーは、お互いが最高だと納得し合っております。このマイナソーの能力こそ、ガチレウスといった侵略に容赦ない幹部が手にしていたら、と思わざるを得ません。なかなか適材適所というか、タイミングといいましょうか、現実同様うまくいかないものです。

一人ぼっちで挫けそうなトワ。マイナソーの生ま出すため連れ去られた兄を必死に探す弟を見て勇気を取り戻します。敵の能力を利用して、囚われた仲間たちを取り返す鍵を作成、見事に成功します。

6人全員揃ったリュウソウジャーが変身する。その際における名乗りもまた今までにない見せ方をしてきます。リュウソウチェンジにおいて、毎回のように違った形を提示してくる。ここがまた当作品の魅力の一つでもあります。

カッコいい!特撮ヒーローでは、ハズして欲しくない大事な要因です。

対して敵方が笑いで落としてくることは、ままにあることではない。ドンマイ、と部下のクレオンが上司のワイズルーの肩を叩く。軽妙なノリもまた当作品の良さとしておきたい。いや単なる個人的に気に入っただけのシーンということもある。

龍井家で、父ちゃんういコウアスナメルトの3人で「タコパ」が行われる。みんなの前に並べられたたこ焼きのうちに激辛が入っているそうです。ここはメルトだよね、と思ったら本当にそうでした。捻りがあるとすれば、メルトが辛くないと頑張ったくらい・・・かな(笑)

バンバトワの間でガイソーグについて答えのない会話が交わされます。このたびは今後に含みを持たせたシリアスな雰囲気で終わりました。

【次回】光と闇の騎士竜

ちょっと辛口なことを述べさせていただければ、脚本は山岡潤平荒川稔久が良いです。今回まだ慣れが足りないのか、悪くはないですがまだ良くなる余地があるような気がします。このままではメインを張るまではいかないような気がします。今後の更なる発展を望みます。

次回は亡くなった人たちが甦ってくるという、お話しのようです。さらっと重いテーマをかましてくるのが、リュウソウジャーです。

ただ世界を重くしないのもリュウソウジャー。タンクジョウも復活してくる様子です。ワイズルーもいるなか、クレオンがかつての上司とどのように接するか、そんなところが気になって仕方がない自分であります。